今日はまた、ANAの客室乗務員の応対コンテストがあったとの報道だ。この時期は、各社がこういうことも競ってやっているのだろう。
株式会社JALスカイというJAL系列の会社が、カウンター、案内、手荷物、ラウンジ、オペレーション業務までやっている。JALグループで派遣をしているらしい。JALグループ便の他、JALが委託する外国航空会社便の旅客サービス業務、オペレーション業務としている。
主な受託外国航空会社としているのは
「ブリティッシュエアウェイズ、フィンエアー、カンタス航空、大韓航空、中国国際航空、中国東方航空、エア・インディア、チャイナ・エアライン、マレーシア航空、マカオ航空、パキスタン国際航空、ニューギニア航空、エア・タヒチ・ヌイ、上海航空、エミレーツ航空、トランスアジア航空など」とある。
資本金1億でこれだけの業務範囲を「子」会社としてこなしている儲けの仕掛けだ。JAL本体で9,600人以上のところへ派遣、業務委託をしているということになるのだろう。連結従業員数は30,882人。
㈱JALスカイの経営目標
1世界一の基本品質の追求
2採算性(効率性)の追求
3空港運営を支える人財の育成・輩出
輻輳混在した職場の中は、どれだけシビアな緊張があることか。接客コンテストで、にこやかに笑う顔を見ながらそう思う。
Jal不当解雇撤回裁判原告団は2010年の大晦日に整理解雇された。組合運動をしているからということが理由だろう。会社に逆らうものからは仕事を奪うという前近代的、時代的な企業体質で本当に運行の安全が確保できる事業がやれるのか、そこも疑問だ。御巣鷹山の事件を風化させてはいけないだろう。