虚鯊は「ウロハゼ」。関西で好んで食べられている。すしネタでもいけるとか。「あーそーべー」は山形の方言で、一緒に遊ぼうとの意味。ウロハゼは関東の海でも増えてきているもよう。温暖化の影響かもしれない。夏のハゼ釣りのとき、マハゼに混じってつれるが、「つりの競技会」となると、邪魔者にされることがある。
明治政府が海軍の呉・江田島を防御するため、「防御上重要性」から、敵艦を攻撃する砲台と、陣地を守るための堡塁を造った。日露戦争直前の明治34年竣工。280ミリ榴弾砲6門、90ミリ速射砲4門、90ミリ臼砲4門を設置。弾薬庫4個、機械設備庫や大規模な巡回監視所等の建物跡が残っている。防御上の必要性→軍備→日露戦争とは、今に通ずる昔の話。 西方正面に厳島が見えた。