2012年7月18日水曜日

17万人集まった「さようなら原発10万人集会」の大きさ


 朝日新聞は「警察発表で75千人を数えたがあとは未集計」などと書いたりした。主催者発表と警察発表を「根拠」にしないで、独自に数えたらいかがなものか。ある部分では警察はかなり信用しきれないというところもある。

 マスコミの使命としては、独自集計で発表するのも必要なことと思う。選挙の開票速報は独自集計でやってますよね。もっとも、あんなに集まったのを見たことはまずないだろうから、数えることもできないか。先輩方の出番ですよこういうときは。


 FaceBookやツイッターの交流サイトで、いろいろな情報を見た。「ストップ・脱・さようなら・なくせ、原発」の行動に、持ち寄られたものは非常にひろい分野のものが結集しているようだった。



 若者のラップ≪=メロディをあまり必要とせず、似た言葉や語尾が同じ言葉を繰り返す、韻を踏むのが特徴的(ライム)で、口語に近い抑揚をつけて発声する唱法。曲の拍感覚に合わせる方法(オン・ビート)と合わせない方法(オフ・ビート)がある≫は、原発を日本がアメリカの意図に乗って…と謳いあげたし、原発を告発する素晴らしい写真も目にした。両方ともFaceBookでは共有させてもらった。


 集会当日の武藤さんの静かな口調でも、心にしみこんで揺すぶった話にはまいった。こんなにたくさんの分野からもちよられた力は、「何かの音」などでない。何かが起きていく前兆と言うほうがふさわしい気がしてきた。