2013年9月2日月曜日

昨日のつづき

 昨日のブログの文章は、誤字やつづり方の間違いが酷かった。体調が悪いというわけでもないが、朝一番にSNSを見てしまったのがいけなかった。投稿を見ているうちに書き込みしたくなったり、ほかの人の写真の投稿を眺めてしまったりしてしまった。寄り道してブログ書きに入るのが遅れてしまった。それで、最近は動くのを嫌がってきている脳の働きが悪くなってしまった。日曜日は息子がゆっくり寝ているので、朝食の時間がごくゆっくりだったのも、エネルギー不足で集中を欠いた原因になったのかもしれない。
それにしても、書き込んだものの見直しができないようではいけない。これではまずいと反省。

 昨日書いた「ボーイング787」の問題で、いくつか付け加えたいことが出てきた。
かのボーイング787は、開発段階から装備について大口発注主の要望を取り入れて製造するという方式で、日本のメーカーの先端技術を持ち寄って造られている。その比率は日本が35%も占めているということだ。GSユアサコーポレーションがバッテリー、三菱重工が主翼、前部胴体と主脚格納庫は川崎重工、中央胴体を富士重工が請け負っている。

 一番機の納入は予定より3年半ほど遅れたそうで、原因は飛行機の作り方がこれまでと全く違っていること、機体の大部分を金属から炭素繊維に変えたこと、制御装置が油圧式から電動式に切り替えたこと、素材を各国から調達したことにより、組み合わせを試すのに時間がかかったということだ。いわばそれほど難しい製造環境を抱えていたということ。問題点のクリアが十分できていたのかという疑念を生む余地もある。消火器の配線ミスなど初歩的な事故は考えられないことだ。


 「正直言って現時点では本当の原因をピンポイントで特定できていません。このために、不具合の発生原因を網羅した対策をうっています」とANA会長が心もとない見解を説明している。787は足回りがいいので、滑走路が短い日本の飛行場に向いているし、国際線でも需要が高くない路線使えば採算が合う。JALの場合も45機購入して国際線に投入している。ANA65機を145千億円で購入した。

 国内、国際線両方に利用できるこの航空機に、事業の命運がかけられている。長期に止めることになることは「屋台骨をゆるがす」とANA大橋氏が言う。長期の運航停止は避けられなければいけない。LCCの格安航空機との競争も圧力になっているのだろう。「安全性」については、考えていないというわけではないだろうが、これで大丈夫という気は全くしない。