2019年9月12日木曜日

環境大臣の大仕事


 最大瞬間風速は千葉市が57.5メートル(午前428)、羽田空港が43.2メートル(午前327)、横浜市が41.8メートル(午前312)。東京都心も31.4メートル(午前337)を観測と、すさまじい風が吹いた15号台風。横浜では一時簡易70ミリの豪雨を観測した。

 アメリカでは風速98メートルのハリケーンがバハマ北部に上陸した。(バハマはフロリダ州の隣、キューバの北)風速82メートルと同国北部での統計開始以降最も強い風を伴ったドリアン。海抜の低い島からなるバハマは「壊滅状態」に陥っているとの報道があった。地球温暖化の影響はいよいよ深刻な状況に陥ってきた。

 15号台風の報道では「千葉」が取り上げられなかったらしい。昨日のNHKではテロップでしきりに千葉の状況を流していた。思うに、デジタルがいかに社会に幅をきかせていても、肝心なところがオミットされるようではアナログ以下と評されることになってしまう。東京を通過した後、「吹き返し」に注意しろとの予報が出されていたが、そんな天候ではなかった。天気の予測は向上したと言っても、これではしょうがない。

 とてつもない脅威が広がっている環境問題に、しっかりした対応が必要だろう。「育児休暇」をさておいて環境大臣の職についた方には、大きな仕事が肩にかかるはずだ。期待できるだろうか。前環境大臣が福島原発の汚染水を海に流すとまた東電の主張を代弁して、漁業者の怒りをかっている。お願いしますよ環境大臣さん。