2013年6月26日水曜日

写真家(シャシンカとシャシンヤ)4人の旅の一日目(5月25日~)

 能登方面へのこだわりを持つ4人が、最初にめざしたのは国宝瑞龍寺。といっても予備知識もなく、正直言えば好みからは少し外れる、知らないところだった。以前からこの地に通っているTさんの案内だから、お任せしてお寺「参り」。偶然、お茶会の催しがあって、ちょうどこれから始まるところでに遭遇した。ご婦人方が和服を着て並んで、会場に向かうところは、シャッターチャンスにさせてもらった。お寺のワビサビ風情と、うまい具合にコントラストが立った。





 そこから、珠洲市の散居を目指した。HPで検索して調べて下さったKさん案内で、迷わず展望台に無事到着した。ところがここには、日暮れのワンチャンスを求めて、競争相手が撮影場所を占拠している。写真撮影のスタイルは、そういうやり方もあるが、こちらは何カ所も撮影場所を予定しているから、こだわらずに望遠で何枚か撮って、さっさと退散。山を下って、展望台から見えた「散居」の場所へ向かった。

 田植えが終わったばかりで、田には透き通った水が蓄えられて、気持ちよい撮影ができた。水がある風景とはかくもきれいなものかと、来訪したことに満足した。田に写る夕陽も狙いどころだが、雲に隠れているし、遅くなっては宿泊先の民宿に悪いので、切り上げて五箇山へ向かった。