2013年3月30日土曜日

食品のセシウム検査対象を縮小、とんでもない。


 厚労省が4月から食品のセシウム検査大幅に縮小するということ。とんでもないことです。

  http://financegreenwatch.org/jp/?p=28345


福島県の死亡率が上昇しているとの情報があります。
   ①交通事故死亡率 人口10万人当4.4人(4)
   ②2010年(福島原発事故前)の死亡率 人口10万人当た    り1121人
   ③2012年(今年)の死亡率人口10万人当たり1193人
   ④2012年と2011年の死亡率の差  人口10万人当たり    72人
正しい情報を探すブログ 心疾患の死亡率は、福島が全国でトップになっています。チェルノブイリは4~5年後に健康状態の悪化した人急増しているが、心疾患の増も顕著だったとのことで、疑念がぬぐえません。

 「世田谷こどもを守る会」が厚生省日報(ダイジェスト)を知らせています。これによると、放射能汚染の実態が広範囲に定着しているのがわかります。ここ数日間でもかなり高い汚染の状況が表れています。

□3月22日は、千葉県産原木シイタケから再び基準値超過が報告されました。最大値は120Bq/kgです。岩手県でも原木シイタケ11検体が検査され、うち7件から検出がありました。最大値は41Bq/kgと高めですが、その1検体の他はすべて20Bq/kg以下となっています。
厚労省日報ダイジェスト3月22日(第605報)

□3月21日は、宮城県沖のマダラ3検体のうち1検体から65Bq/kgが検出されました。また、千葉県松戸市と流山市では柑橘類3種6検体が検査され、すべてから23~69Bq/kgと高い数値が報告されています。
厚労省日報ダイジェスト3月21日(第604報)

□3月19日は、北関東沖のマダラから最大56Bq/kg。岩手県一関市の野生フキノトウから83Bq/kgと非常に高い値が検出されています。
厚労省日報ダイジェスト3月19日(第603報)

□3月18日は、千葉県産野生イノシシ肉から2件の基準値超過が報告。他の1件も73Bq/kgと、千葉県に限らず関東圏の野生イノシシは数値が非常に高く出る傾向
※基準値超過(2件)
  No. 1,735:千葉県産イノシシ肉(Cs:130 Bq/kg)
  No. 1,736:千葉県産イノシシ肉(Cs:260 Bq/kg)
 厚労省日報ダイジェスト3月18日(第602報)

□※基準値超過(2件)
  No. 172:茨城県産イワナ(Cs:110 Bq/kg)
  No. 309:千葉県産ギンブナ(Cs:180 Bq/kg)
厚労省日報ダイジェスト3月15日(第601報)

□※基準値超過(6件)
  No. 161~163:栃木県産イワナ(Cs:130~150 Bq/kg)
  No. 165:栃木県産ヒメマス(Cs:130 Bq/kg)
  No. 166:栃木県産ブラウントラウト(Cs:210 Bq/kg)
厚労省日報ダイジェスト3月14日(第600報)

 元は厚生労働省の「食品中の放射性物質の検査結果について」による。
食品中の放射性物質の検査結果について

 このようなときに、放射能汚染測定の範囲を縮小することになるのか、信じられないことです。どういう状況にあるのかを明らかにし続けることが、今最大の重要なことであるはずです。