2012年2月2日木曜日

公務員の政治活動制限見直しますか。


 公務員は、憲法の規定に反して政治活動、選挙活動の自由は制限されている。それで選挙のある度に、制限している旨の法令規程を文書にして、ご丁寧にも周知する。

 何故公務員が政治活動をしてはいけないのか。政治活動でなんでもつまびらかになっては具合が悪いのだろう。守秘義務もそのたぐい。個人情報を漏らすのはまずいけど。外に漏らしたら具合の悪い規則規程などは結構ある。

 防衛局長の講話の際にメールで参加を促したのが外にでちゃあまずいよ。だからどうして漏れたか調べてるって。なにを考えているのか。防衛省の組織を使った選挙運動じゃないか。

 これまで選挙の都度やってきたっていうこと。よし、それではこの際選挙活動は自由にやるようにしたらどうか。そもそも選挙活動の制限は、選挙中は「なにもできない」ほどメチャクチャに制限をしている。

 戸別訪問がいけないというのは全く意味が分からない。金や利益誘導、権力を使った行為は当然まずい。規制があってしかるべき。

 そのようなことを防ぐためというのが理由になっているが、それより「政治を語らせない」ことが主眼。そうして政治を闇にしておいて、政治の光を求める声に後ろ向きな行為をずっとしてきた。

 「公約」を死語にしてしまった自民党政治。マニュフェストを葬り去ろうとする民主党政治。こういう政治をすすめようとするから、比例定数減80減・小選挙区5減によって、少数政党の議席を奪いとろう、などということを着想するんだ。様々な要望や声がますます通らなくなってしまう。