2013年10月30日水曜日

イノシシへの放射能汚染の実態はチェルノブイリでも確かめられていた。


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チェルノブイリ、イノシシ40万Bq/kgに生態濃縮
日本、444万Bq/kgの落葉⇒ミミズ⇒イノシシ

 チェルノブイリの事故から10年、野生動物に放射能が蓄積、濃縮されていると、ベラルーシの動物学研究所のグループが先週、ウィーンで開かれた国際会議で報告した。

 自然界の食物連鎖で動物性プランクトンに蓄積された放射能は1キロ当たり最高3400ベクレルだったが、魚類では同31000ベクレル。食物連鎖の上位にいるイノシシでは同40万ベクレル以上。

 自然界の食物連鎖で動物性プランクトンに蓄積された放射能は1キロ当たり最高3400ベクレルだったが、魚類では同31000ベクレル。食物連鎖の上位にいるイノシシでは同40万ベクレル以上

 福島県内の森林の落ち葉に含まれる放射性セシウムは、双葉町と浪江町で集めたもので、1キログラム当たり440万ベクレルに達するなど、福島第一原発から30キロ圏を中心に高い濃度になっていることが林野庁の調査で分かりました。

 林野庁は、福島第一原発の事故の影響を調べるため、去年9月から11月にかけて、福島県内各地の森林およそ400か所で落ち葉を集め、放射性セシウムの濃度を測定しました。その結果、原発から西におよそ10キロの双葉町石熊と、北西におよそ25キロの浪江町天王山で集めた落ち葉から、それぞれ1キログラム当たり444万ベクレルの放射性セシウムが検出。

 さらに、南相馬市と飯舘村を加えた合わせて9か所の森林で集めた落ち葉から、100万ベクレルを超える放射性セシウムが検出され、原発から30キロ圏を中心に高い濃度になっていることが分かりました。
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 林野庁の調査は福島に限っているが、イノシシへのセシウム汚染は、濃度はちがうけれども千葉からも出ている。生物濃縮は生態系の上位にいるものに多くなる。人間の場合は汚染濃度の心配をし、ある程度は口から入らないようにはできるが、イノシシはそうはいかない。ましてミミズにはできない。森のセシウム汚染は孵化さ10センチまでの土壌に蓄積されているという。これを除染するという意味は理解するけれども実際どうやれるのか。やる「遺志」は?金は?どうなるのか。イノシシや他の野生生物、ミミズもセシウムを摂取して「除染」?するという馬鹿げたことが続くことになるのか。