2016年2月10日水曜日

能登の旅、「いい写真」を求めて

 また能登に写真を撮る旅に出た。雪に覆われた能登の風景を撮れたらという願いを込めての道行きだ。とはいえ、何回も来た面々4人がその風景を切り取るのは、やっぱり同じことだったり新たな工夫があったりしも、撮ってやろうという気持ちをかきたてるのは、能登をこれまで見ているようで見てはいなかったところへの挑戦の気持ちだったのだろう。 

 レンタカーで能登半島を走り回って、「おおここは!」とシャッターを切るところは、まだまだある。知っているかのような増長をいかに惨めな思いかということを、教えてもらえる場面だ。10キロか20キロは走ってここで撮ろうやと、それぞれの思いを、お互いに尊重すことは当然のルールにして、巡り歩く。夕方につく旅館の夕食時には、一緒の仲間にはそれとなく「いい場面」の自慢話をさかなに、少し多い多いアルコールを楽しむのが通例の旅は実に楽しい。

 いつもの旅には、ノートパソコンをもっていくが、ほろ酔い機嫌かたっぷり加減かは別にして、wifiを使える宿泊施設はまだ多くはない。今日はようやくこれがつかえるホテルに泊まった。この利用ができないと「利用料」を斟酌しながらやることになるので、ブログを推敲して書き入れるのが遠慮がちになる。もちろん「撮影疲れ」と「たっぷりアルコール」で目を閉じるのが早くなることが主要なことには違いない。氷見のホテルで。動画は輪島のホテルの「御陣乗太鼓」。