一昨日、NHK朝ドラの「まれ」を見ていたら、輪島の朝市の場面が映されていた。朝市の露店の前で、「まれ」が動作をする場面だった。先日のブログでも書いたが、撮影の場面が我が写真撮影のテリトリーと、またバッテングした。この前のブログは、宿泊した旅館の周辺のことだったが、今回は「まれ」が自転車で通う輪島の朝市の情景だった。ドラマだからストーリーの主役に焦点を当てるのは当然としても、全く同じ対象を映したという点は面白い。
あわてて先輩に知らせたら、先輩の長年の輪島通いでできたおばちゃんとの絆で、「この人を撮らないでなんとなる」という思いだったということだった。私はあとから同行させてもらって、オズオズと人を撮るという「困難さ」と闘いながらのことだった。先輩は撮った写真を次回には届けて、顔つなぎをするということを心がけていた。だから顔見知りになって、2年前にはこのおばちゃんから写真を貰ったお礼にと、鱈の卵で合えた魚を帰りの列車で食べなと、差し入れてもらった。これが絶品の味だった。今年の2月のときも、時期外れで、出店者が少ない輪島朝市を撮りに回ったが、そのおばちゃんは、娘さんと元気に魚を捌いていた。
NHKの朝ドラ「まれ」
90歳に近いおばちゃん。元気です。
(2015.2.12撮影)
(2015.2.12撮影)
2月は仕入れ商品が少ないので…
(2012.2.12撮影)