2013年3月6日水曜日

NETで分かってくることもある


 PC遠隔操作事件は、警察や検察の自白調書づくりが強引に進められている様子がとユーストリームとYahooニュースでアップされている。ツイッターによる書き込みも相当あり、ユーストリーム(映像)は151万人が視聴している。佐藤弁護士の記者会見が詳細に報じているので見てみたが、警察と検察がいかに被疑者を犯人に仕立て上げるかの筋書きが見えてくる。
片山氏は5日、東京地検に身柄を送られたが、そこで検事が弁解録取書の作成にかこつけて脅迫的な取り調べをし、事実と異なる記載をしようとした
 検察は片山さんを虚偽の自白に追い込もうとしている。弁護士と片山氏は、録音・録画のない取り調べには応じられないという対応をしているが、弁解録取書については応じている。弁解録取書とは、逮捕された被疑者に対し、容疑についての言い分を初めに聞いて作成される文書ということだが、検察はこの機会をつかって、事実上の取り調べをあいたうえ、調書にサインまで求めた。

正月に江ノ島に行った時の服装や当時持っていたリュックの行方を聞かれ、「服は古着やさんに売った。リュックはイタリア旅行に行った時に壊れたので取り替えた」と説明すると、証拠隠滅を図ったかのような記載が弁録の中に盛り込まれそうになった…。弁護士の佐藤氏は「もう絶対許しません」と怒りの会見をした。(3月5日)




ユーストリーム