2025年12月7日日曜日

日曜日の振り返り

 日曜日はこころ穏やかでいい。これは長年の積み重ねなのだろう。日曜とあらば釣りに出かけるのを常としていたから。草や木や土の匂いがするところでは、「溶け込んで」頭がすっきりする気持ちがしていた。なにせ余計なことを考えずに魚を確保することに集中しなくてはならないのでそのせいもある。現職の釣り師たちは元気な姿で続けていることだろう。今はその名残のおかげで、日曜のゆったり感を味わうだけになったが、少々現職が羨ましくもある。温泉旅は墓参りで毎年よく出かけている。両親ともそっち方面だから、一年に2回は「ついで」にあちこちのなるべく安めの宿を予約していくが、このご時世で、コロナの影響もあって閉じてしまうところもあり、もう十分続けてきた残余の時間を儲けなど考えずにいる宿もある。肘折温泉は毎年のようにいくが、墓に近いので頻度が高い。少し前までは定宿があったが人気があり値段も上がった。秘境の温泉と銘打っているから人気があるのだろう。予約は空きのある所になる。その温泉への途中、福島あたりで温泉宿を探す。志しの写真撮影を頭の隅よりは中心部に置いて、工程を考える。その計画を考えるのも楽しみの一つ。

11月の墓参りの「ついで」だった福島の太陽光発電所は、前に行った時よりも規模が広がっているのをグーグルマップで確認していたので、旅の工程に入れた。以前のブログ投稿に、イノシシの食餌探しの写真を載せたが、発電所は広大な面積になって見えた。








2025年12月2日火曜日

共生が大義だけの飾りでは

 生き物の頂点にいる人間たちは、自然界の一員として、共生している他のものに対してあまりに冷遇しているように思う。人間たち自らが作った「自然界」の「定義」では

・天地万物が存在する範囲

・人間界以外の、人間を取り巻く世界(グーグル日本語辞書)

・人間を含む天地万物の存在する範囲

·人間界以外の、天体や動植物など人間をとりまく自然の世界

·人間と生物を除く、物理的な世界。人間社会と取りまく自然の世界」(コトバンク)

とされて、人間を含むものか人間以外の‥とするのかの「混乱」か二重解釈になっているみたいでもある。人間たちも自然界のうちであるという考え方が、必ずしも優位ということになっていないのは、共生がよく言われる現代により大切なことではないかと思う。人間の生活エリアや生活エリアだったところに出現する熊についても、自然界の中で「人間優位」で対応するだけではことたりないのではないかと思う。

自然の有り様を考え大事にしようとの行動がないわけでもないが、ニュースを見る限り「被害」と見立てて敵か加害者のように強調されていくことで、人間の生活場に出てくる環境を作ってきた人間側の責任はあいまいに映って、熊にはちょっと気の毒かと思う。

 …熊の行動と周辺情況を見た限りで点描すると

アラスカの町は庭が広いのか、やっぱり庭の木の実を食べる

最近の日本では柿の木で昼寝する(太ってる!)

知床で熊がサケ漁をする海岸に現れるが、漁師に叱られてスゴスゴと去る

小熊の成長期には母熊が「警備」を強化する

「出会いがしら」がないように気を付ける

建物に飛び込んで動揺して走り回る(警戒心、気が小さい?)

高齢者にとびかかるが、(抵抗されて?)逃げていく

熊は人と距離をとろうとする

狩猟免許者は高齢化 しかも「趣味、愛好者」として猟銃を持つ

銃猟者はボランティア(処遇改善、公的な位置づけ必要)

熊対応、秋田県は16人他の東北各県は1人

熊の足跡を見つけたら警戒するか、そこから去る(逃げる)

小熊は母親離れで独り立ち「させられる」?

基本の食餌は植物だが最近は鹿も食う 時によっては人間も?

熊が山を下りるときは本当に困窮しているとき

繁殖したのは彼らの責任かな(繁殖過大に対策が必要)

熊に対して最後は闘う必要性

背中を丸めて頭と首を手で覆う

マタギはほぼいなくなった 解体処分の体制を作る必要

熊の肝臓の効能としては、主に胆汁の分泌促進や肝機能の改善

「人と熊の軋轢を軽減していくことが重要」(秋田副知事)

ライフルよりは猟銃で(猟師)

冬眠をやめたのは食餌ができる環境をみつけたから 

熊の生活エリアを確保することが必要だろうと思うが、人間の生活エリアも細っていることを考えると簡単ではない。せめて山を荒れ放題にしておくのはよくない。温暖化の影響がおおきく影響していることは無視できない。これは「人間側」の責任。

2025年11月24日月曜日

しかしパソコンは手ごわい

パソコンの入れ替えで新しく分かったことがいくつもあった。便利さを享受して、だいたいのところ賄いできるなと思っていたことには反省させられた。それなりにこなすなどいう次元の器具ではないと改めて見直した。

確かに利便さは体験してきたし、いくつかのことができたと思うが、なにせ「遊び」の次元のことで、「いつまでにやって、目標を達せよ」というストレスもないのだから、かなり緩い場面で過ごしていたのが実情だ。

このパソコン入れ替え作業で自分としては慎重にやってきたつもりだった。そのために新しい知識を得ることがかなりあった。しかし、最終の場面でもつまずいた。次のための、つまりパソコンはいつか必ず壊れるものだから、そのときに回復できるようにバックアップの作業が必要になる。

これを済ませれば着地できると踏んでいたところ、ファイルのコピーの際に入れ物であるフォルダーの使い方が違っていて、二重にコピーし始めた。これは想定外だったが、人間のアナログ社会であれば「入れ物はそっちじゃなく、こっち」とすれば済むところでも、「イチかゼロか、×が〇か」の嫌な性格からは、こっちが気が付かない限りそのままになって後を引くことになる。

そのうえAIとやらが、強引に割り込んでくるのだから、困ったことがまた増えるのかな。「馬鹿とハサミは‥」でいくにしても、ハサミの持ち方と使いようを知らないと役に立たない。前日夜に修正の設定作業をして、そのあとパソコンには朝方まで超過勤務をさせることになった。早朝に確認したところ、今度はうまくいったらしい。




2025年11月16日日曜日

パソコンに遊んでもらっている間

 9日に新しいパソコンが届いて、忙しい?間を縫って取り付けとファイルの引っ越し作業をした。旧のパソコンは使いこなす気概で使っていたところ、やりすぎで具合が悪くなってアドバイスをもらって、「ローカルからの利用」をしたが結局一時しのぎでしかなかった。

パソコンはOSも主要な諸ソフトも「更新」がかかって、セキュリティーと不具合の調整をする。その作業が「管理者権限」がないと進められないことが次々出てきた。管理者は自分だし、「使用者」も自分だから人間ならわかる手段がありそうなところ、「管理者権限」のパスワードを亡失したために不能になった。

「使用者登録」を使っての仮住まいはアウトになってしまった。マイクロソフトに連絡をすると回復できそうだったが、AIを使うやり取りではやれる体力もなさそうで、新しいものに入れ替えることにした。

パソコンは何回か入れ替えを体験しているのでおおよそはわかっても、スラスラと移行作業をやれることはなくて、老人のヒマツブシにつきあって遊んでもらっているといった感じだ。とりわけ写真の編集をするソフトに関しては、わからないことがあって時間がかかった。

最近は面倒なことをするのが嫌になっているところだが、こればかりは落とすわけにはいかないので、集中して臨んだ。まだ不具合があるので、これはヘルプで助けてもらおうかと思っている。

「忙しい間」に墓参りにでかけ、福島で太陽光発電所の写真を撮った。一帯は柵で囲まれているので動物も中には入れない。イノシシが複数でエサを探してさまよっていた。山から追い出されているのは熊以外のもたくさんいるのだろう。






2025年11月1日土曜日

困ったこと百選

 前回投稿した「軍」が迷走熊を退治するとの内容は事実でなく、警察がライフルを使用して⋯実施するのが正確だった。自衛隊は後方支援するというのが正確なので、投稿記述を修正した。お詫びします。お恥ずかしいこと…

このところ判断することが不正確によくあるので、「認知症的」なことかと疑心暗鬼になっている…

運転免許証の更新は、もうやめようかと思っていた折、娘が更新したらと言うのでもう一回やるかと思い返した。認知症検査に行ってテストしたところ、どうも危うい結果だった。実地の運転講習会を受けたのち、医療機関での検査となりそうで少々落ち込んでいる。運転は日常生活には必要とせず、主には撮影旅行などに少しだけ運転を担当するという程度のことなので大丈夫かとも思ったが⋯
 
物忘れが確実に少しずつ更新してきている。とはいえ、妙に力を入れたりすると失敗を起こす。齢を重ねればそうなっていくのだろうとは思うが、受け入れたくない気分…
 
なので断捨離作業をはかどらせようとするが、これが実に悩ましい。捨てられないものがあって思い切りが、体調のよっぽど良い時でないとできない⋯それに疲れるともうダメ⋯
 
パソコンを「致命的?」にいじってしまって、半身不随のようにしてしまった。こっちの身だって具合はよくはないが、パソコンは動かしていくにつれて状態が悪くなっていくみたい⋯で、初期化をこころみたものの、不具合の中心部分を修正できず⋯やむなく5年で新規購入⋯
 
銀行の「⋯ダイレクト」を使ってパソコン代金を振り込もうとしたところ、扱い限度額オーバーで、変更の手続きをした。手続きは「⋯ダイレクト」からしたのだが、二日たっても連絡がこない。電話照会したところ、いつになるか不明との回答。そんなら現金で引き出して振込したのに⋯
 
結果届くのが遅くなった。現パソコンの肝心な「Cドライブ」が一杯だよと赤のサインが表れている。これをどうにかする手段はない。前日あるサイトの更新作業をした。ストレス大⋯
 
最近、異性と腕を組んだり、いやににこやかな顔をしたりする人をテレビでみる。人間はあんなにみせかけを変えられるものだと、七変化みたいなスタイルをみて、背筋がぞっとしてくる⋯

ランプ大統領が核兵器の実験を開始しろと指示したと報道。メディアは相変わらず自分事として位置づけず、だれそれがこういう発言をしたと、他人事のように扱っている。どこの国の報道機関だろうか⋯





2025年10月31日金曜日

迷走熊の退治、邪魔者は消せだけでは。

 エサを求めてあちこちに出没する熊退治に、警察がライフル銃でというようなことが考えられている。そもそも中山間地から人を追い出してしまったのは、人間側の事情による。中山間部放棄させた減反政策が大きなひとつの要因になっている。

現在の農家数は

総農家数 175万戸 78万戸       44.7%

総土地面積 3,780万ha 2,412万ha 63.8%

と農水省のサイトで説明されている。いまでもこの割合が「山際」にあるのだから、減反政策によってどれだけの農家がなくなってしまったことか。「耕作放棄地」は偏在しているに違いない。平地であれば大規模法人化が可能だけれども、中山間部はそうはいかない。小規模農家が懸命に生業をしているので、拡大は望めない。

耕作放棄地は東京都の面積の5倍になっているそうだが、そこはたぶん熊、鹿など動物の行動エリアになっているのではないだろうか。人間の場合もコメの高騰で食糧難がある。基本は減反転作によるもので、だからコメの増産へという話が、政府が変わったらコロッと手のひらを返して、「需給によって」とどこかで使われた「行政の継続性」など知らないような扱いにすると言っている。

何年も前からその兆候があったにもかかわらず、被害を顧みずに今になってしまった対策を「遅い」という批判がされている。12人も亡くなってしまったのは、手を打たなかった政治の責任を免れない。山の「実り」に影響する温暖化への対策も、地球規模でも目標を設定することさえできていない。

テレビ映像で見る熊の行動は、必死そのものだ。山にエサがないのは疑いないが、増えた熊を結果として「放任」してきた。自然との共生は大事なテーマであり、もっと議論する必要を感じる。自然界には負荷をかけ続けてきた反省も踏まえることも重要で、邪魔者は殺せということだけでは、共生は成り立たない。








2025年10月20日月曜日

今日のモーニングショーは、「身を切る改革」で議論

維新が連立するという話題でニュースは喧しく報道している。今日のモーニングショーではこのテーマで議論が進められて、猿田佐世さんが議員定数削減について「切られるのはあなたと私」と急所をつく発言されて、じつにきっちりとした「反論」だと感じた。そもそも企業団体献金、裏金問題をすっとばして、議員定数を減らせ(それも比例代表を)という主張はすり替えでもあるし、こういうことを「維新がこういう風に言っている」ということだけを垂れ流すのでは、ことの本質から遠ざかることになると思う。

その点でもよかったし、玉川さんから議員数の問題で、日本の議員数は人口当たりの国会議員数は5.7人で、主要先進国の中では米国に次いで少ないとの表が示されていた。比例代表を50人削減するとの政策を飲めと自民党に迫って、身を切る改革をしろということは、民主主義に反して少数意見(政治への要望)は切っていくということなので、今広がっている格差社会、差別社会が一層昂進することになる。マイノリティ、選択的夫婦別姓、身障者、生活保護受給者等々の施策が一層薄くなり過酷なことになっていくことになってしまう。

メディアの政治問題への取り上げ方が、これまでの政治に対する批判に目が届くようになってきたのは、これまでからみて皮肉だけれども結構なことだと思う。

維新の不祥事をまとめているサイトがあった。国会議員、地方議員にたくさんの不祥事を背負っている。「身を切る改革」とは己を指している?としか思えない。

不祥事のデパート「維新」やらかしリスト

維新の会の不祥事 

猿田佐世さん発言 サンスポ