パソコンを初めて触ったのは20年も前になる。仕事の道具で使うのでないから、誰にせかされるわけでもなく、好きな時に好きなだけやることで、ほぼ遊び道具として動かしてきた。日記と買い物レシート書き写し、新聞の切り抜きスキャンが日常の仕事となり、ブログ書きが2011年から始まった。写真を扱うことになってパソコン使用の領域が広がった。撮影した写真を取り込んで現像、プリントをこなすようになって、パソコンも酷使され続けている。
ホームページ作成を曲りなりに教えてもらい、その更新も加わってきたら、忙しくなってきた。指図を自分でやってきたのだから、文句は言えないし、なにより⋯自分のノウミソに刺激をさせるのも主要な目的なのだから、健康のためが大義になってきた(と思いたい)。
そうとは言え続けることを日常の課題として、ここまでやってきたものが、ここまできたのはいいとしても、動きの鈍くなったノウミソには酷なことになっているのかも。パソコンの不具合は、助けを写真ゼミの先生にお願いして、解決の方法を援助してもらった。そこから解決の糸口を教えてもらって、どうなるかと気にしながらやってみた。判断できないところがいくつも出てはきたけど、試行錯誤をしつつだいたい解決方向が見えてきた。
20年もいじっていながら、いまだにわからないことがたくさんあって、よくよく「深くて面倒」な道具なんだと今更ながら思う。それは専門家が束になって開発にかかっているのだから、あたりまえではあるけど。スマホも同様だけど、どんどん仕様がかわっていくから、そこに合わせて使っていくのは、簡単とは言えない。若者のとりつき方がぜんぜん違って苦にしていないように見えて、「年寄」には少々扱いにくさがあることも確か。我がノウミソの動きからして同じようにはできない。
2024年がどんな年だったかは、日記と首っ引きで見ないと思い出さないから、もうテレビを見ながらつまらないことは振り返らずに、「福よ来い」としようか。
写真は池に沈んだ落ち葉 頭のなかもこんなかな