「暗闇の政治」とは言えなくなってきた。NETはときの情報をデジタルニュースで、裏情報を細かくとりあげている。なかにはとるに足らない内容のものあり、過当気味かとも思えるものもある。発信自体も競争にさらされているから、実に「豊富」で読んでいくのに手間がかかる。
大どころと違った観点で取り上げるものは面白いものもあるし、すっぱぬきの事実もある。SNSになると個人的「発言」だから、生の感じ方が伝わってくる。
大新聞では取材も記事も書き込めないことでも、その及ばないところでの取材記事は、テレビ報道や新聞でも後追いで、取り上げることになっていく。だからこそ政治がらみの事実を隠すことに一層腐心するということにもなる。
首相辞任の速報を民放で流したのを見て、すぐにNHKにチャンネルを変えた。NHKはすでに報道ディスクを構えて、公明な政治部長がたっぷりとある資料に目を通しながら、その足跡なるものを細かに説明していた。NHKにはリークがあったのだろうか。