2024年6月22日土曜日

気が滅入ることばかりでも、それを破るのは「夢」をみることかな

 都知事選の候補。56人いようがいまいが、大まか決まっているものを夏祭りのように、そとからはやし立てる。これって民主主義を軽んじていることじゃないのかな。枝葉末節なんぞといった言葉を「大事な意味合い」として使ってきた日本民族として恥ずかしくないか?

どうみても、結果をおよそ想定できる人たちは、マスコミの報道を疑問視しているのではないか。告示前は「政策をぶつけ合って」などとしおらしく言い、とはいえ公示後は「公職選挙法」のしばりで物も言えない状態を「良」とする。奈落へ落ちるなよと思う。

だって金をばらまいてるんだろ?利益誘導してるんだろ?ずっとそんなことが続いていくのが良いことだと思っているのか?沈黙は罪よ。今は特に。闇ガネで動かすのは結局ウソとだましの「民主主義の有料化」てことだ。

歯を食いしばって頑張っている人が報われない政治はもうまっぴらだ。腹を据えて報道しろよ。

先月檜原村と奥多摩(東京都だよ、念のため)に撮影に行った。自然の厳しさが目に飛び込んできて、生き延びていく姿に心をうたれた。それも人間さまの発している要因が重なっているのかと思うとたまらない。自然界が「歯を食いしばっている」姿は感動的でもある。緑を残す、重んじる。これ一択の選挙に期待したい。















2024年6月15日土曜日

「うららの船人」の写真は墨田川と🎵が下敷き

6日からはじまった視点展が13日で終了した。いつもの皆さんから過分の鑑賞を授かって、お礼を尽くすこともさておいて、「コミュニケーション」だけはすすんだ。

ぼーっとしてきた人生に、写真展のなにがどうだったのかより何が動いていたのかを思い返し、この機会をどう消化したらよいかを思う。

入賞した写真は偶然に等しかったが、用意した複数枚中の作品からを選ばれればいいなという気がなかったわけではない。でもこれだという確信のある押しにはまだ自分の力量が及ばないのが率直なところ。

ただ、墨田川の船を作品に用意した時に「タイトル」は懸命に考えたつもりだった。築地の跡地の写真を撮るのが目的で、ぐるりと隅田川を挟んで巡ったときに折よく川を走る船を見つけて、面白いなと一瞬思ったものだった。そのとき「いただき」とまでは考えていなかった。

面白くはあっても写真展の作品としてどうかは未知の世界だった。撮りに歩いたのは12月のやけに暖かい日で、汗をかきながら歩いていたから、もう「春のうららの…」の言葉は自然に下敷きになっていた。あと付け加えるのは「舟人」でよかった。

ただ、滝廉太郎の昔は上り下りの舟人だったけど、カメラに映ったフネは、もっとおおきいものだから、「船」とつけさせてもらった。このタイトルっていけるんじゃないかと思った。確信はそこだけだった。しかし、うれしいことに入賞と判断されたのは「タイトルの良さ」もあったとあとから聞いて、やりがいが後付けされた。

~うららの船人~


コミュニケーションは上野アメ横、ここも写真を撮るには面白いところ







2024年6月6日木曜日

スマホ入れかえ悪戦苦闘

 スマホの機種変更をした。ショップに出かけて行って、これはと思っていた機種を指定したが、料金をはじめとした条件を考えて、「提案」されたのは、ショップで現在扱っているものをということだった。前回もそういった売り手の意図にあったものにするというスタイルだった。あまり高い機種を購入するのは控えざるを得ない。でも「人生役立ち品」としては高価な買い物と思いつつ、様々な機能を半ば「おもちゃ」のように利用して、楽しむのもスマホが持つ効用(頭の体操)で、そのために役立てようという言い訳もある。

 その頭の体操は、ショップでのやり取りだけでは間に合わない。幅広くて面倒で不明な使い方と格闘することになるので、中身の移行は有料であっても頼んでやってもらった方がいいだろうという判断をした。それなりに慣れてはいるという自負も少々あって、大方のことは判るだろうと思っていたが、敵も始終技術の開発をしているから、新しい機能やらその使用法の複雑化によって「知らないこと」がいくらもでてくる。そのわずらわしさを感じるといやになるが、いまやそれを使う効用はまた小さくはない。

 日常の電話、LINE、カレンダーは使わないでは生きていけない。とくにカレンダーは「日時、時間、交通移動パターン」を登録しておかないと、記憶に頼るわけにはいかない事情がある。だから何回も確かめる高齢者特有のパターンをおよそ回避できる。LINEはもはや手放せない。身体を動かすことがゆっくリズムゆえ、その分素早く動くデジタルの力は無視できない(と思う)。余計なお世話の宣伝や事業の利益誘導は、これでもかというほどスマホに入ってくる。それを避けつつ自分向けのスマホを作らないといけないなと思う。

 しかし、ショップでの有料移行のあと、どれだけの時間を費やしたかを考えると、何をやっているのだろうかという無念の感慨のみが残っていくようだ。スマホショップで事足りなかったことを、3時間もかかってサポートセンターとやり取りした日、夜は集まりのあとで少し飲んだ。交差点でスマホカメラの具合を試そうかと思ってシャッターを押したら、妙な「芸術的」写真が撮れた。これは自分の頭の中かと一瞬思った。