2018年5月26日土曜日

釣りは釣れなきゃつまらない。でも釣具屋がなくなって。

 外来魚を釣って駆除する催しがあり、我孫子まで出かけた。釣りは久しぶりで、道具を物置から引っ張りだして、仕掛けや針、長靴、帽子、偏光眼鏡など揃えた。そこまではよかったが、ブルーギルの釣り餌にする「サシ」を購入しようと、いつも行っている高円寺駅近くの上州屋に行ったら、なんと閉店の断り書きが…。1月で閉めたとのことだ。とうとう住まいの近くでは釣具屋は皆無になった。

 近所でも知っているだけで2件あった釣具屋はとうになくなっている。釣り人口が減っているのが原因だろうが、第一の原因は魚が釣れなくなっていることだ。若者が忙しいことがよく指摘されている。それどころでない労働環境があるだろう。

 それに在来魚の生態系かく乱する外来魚繁殖の影響も大きい。最近、ブラックバスやブルーギル駆除の活動が盛んにおこなわれている。「池干し」などが効果的だが、やるのは大掛かりになる。最近では井の頭公園の池干しが、行われよく報道されている。電気ショックで浮かせて獲るのは皇居の濠で実施されている。これを「釣り」対象として駆除しようという趣旨だ。

 もともと釣りは対象魚を特定してするという文化に到達しているから、そのつり技術はよく発達している。その技法を生かさない手はない。ビンドウだとか網などでの方法も有効ではあるが、釣りであれば狭い箇所でもすることが可能だ。我孫子の四つ池とはNECの敷地内にあるのだが、生態系の保護活動に理解をしてくれて駆除活動をしている。

午前中3人が釣ったブルーギル





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