2019年1月22日火曜日

ビルだらけの町から何が生まれるか














 

 17日にこのブログで書いた「「建設」の嵐とでも言っていいのか、ビルだらけの近所」の投稿記事は、昨年731日に撮った写真を使ったが、その後完成した公園とその周囲は、びっくりするような変容が起きている。撮影した時から5か月以上もたっているのだから、公園の隣接マンションは相当出来上がっているものだろうと思っていた。

 確かにそれは完成間近に見えた。そればかりか、その周辺の住宅ちでは建設の予定の看板を掲げているところがあった。十分立派な構えの住宅なのに3F建ての住宅にすると…。

 それに加えて公園の正面反対側にあった「旧家」はすっかり取り払われて、更地となってマンション建設を予定しているようだった。都庁が展望できる「絶好の位置」を…というコマーシャルが使われるのだろうなという気がした。都庁を建設する前に、「副都心建設の起爆剤」というセリフが使われた。「爆」とは穏やかな言葉ではないが、その変容に飲み込まれていることを、目の当たりにした。

 40年も昔だったが、黒塗りの車から「…料亭はどこ?」と声をかけられたことがある。今やその残像を探すのも難しくなってきたが、子供が小さかったころには、芸者置き場もあった風情がもう絶滅状態。

 これからどういう町になっていくのか、どういう文化を生み出していくのか?私には、いわば「破壊」から新しいものを作るという意図ばかりが先行しているようにみえる。時代の変化だから、ただ受容するということだけしかないのだろうか。

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