2025年6月1日日曜日

朝ドラ(NHKの連続テレビ小説)で蘭子役を演じた河合優実さん、交流サイトで評判

「蘭子の場合は確実に戦争反対というところに進んでいった。戦後80年という節目に、反戦を担えてよかったなと思っています。やなせさんの戦争体験、そして『戦争は大嫌い』というやなせさんの思いを届ける本作も、届ける意義があると強く感じています。その声をもう一度はっきり伝えるべきだと思っています。

今起こってしまっている戦争にも、私たちには実感がないところがありますが、もしかしたら当時の人も、よくわからないうちに大きなものに絡め取られていくような日々だったのではないかなと想像しました。みんな気がついたら、赤紙が来たら戦争に行かなきゃいけないシステムの中に居た、というだけのことかもしれません。

やなせたかしさんには、哲学があって、やはりそれは戦争体験や幼少期の体験があったから生まれたものなんだなと感じました。『逆転しない正義とは、飢えた人にパンをあげることだ』という言葉は、戦争を体験していない私の口からは、こんなに実感を持って出てこないと思うんです。本当に身をもって体感されたからこそ、アンパンマンが生まれているし、この気持ちに嘘がないなと。すごい強度だと思います」

戦争を体験している人は減ってきている。目下特に「戦争してはならない」の意志を表に出すことは大事なことに思う。憲法で「戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する二度としない・前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。 国の交戦権は、これを認めない。」と書いているというだけでは防ぎきれない。

体験なしでも学びでそれを理解をすることはできる。ただその先が一段あるようで、一般的にやってはいけないこととの認識はあるのだと思うが、反戦を口に出して言うことはレベルが違ったことだということも言う人もある。

同じNHKのブラタモリで宮古島の観光地のすばらしさを強調していたが、実際の島としてはそれだけではすまされないことを感じる。ミサイル基地としての備えがされていることが後景に隠されてしまってよいことか?それに、ウクライナでもガザでも戦禍が止まない。それをもって軍備の増強を競い合うことが日常のニュースで飛び交う。かつての「一触触発」の時代と同じところへ落ち込んでいってしまわないか。

こんな時だから、戦争するの国づくりには批判の言葉を出さなくてはと思う。「あんぱん」のストーリについてSNSで発出されていることに、うれしくもあり注目が集まるのだろうと思った。

宮古島~

尖閣諸島(中国名・釣魚島)からはたったの160キロメートルの距離だ。20192020年に自衛隊の「ミサイル部隊」が入ってきて以来、島は名実共に米中対立の最前線となった。