高いところから見る景色はどうして気持ちが良いのだろう。自分の場合はあんまり山登りをしないからかな。高いところは恐怖症ほどではないが、あまり好まない。渓流釣りのときも川へ降りるのに傾斜のきつい斜面は降りたくないし、かと言って上りは好まない。すぐ息切れがするから、保身のために「避けろ」という脳の命令になるべく従っている。要はぐーたらなのだ。
伊豆の大室山は、リフトに乗っかっていれば山頂に連れて行ってくれるのでとてもよい山だった。日差しはつよいが風があった。何回か家族旅行で近くまで来たことがあったけど、頂上に上ったのは初めてだった。これまで車の運転手としての役目柄、疲労はせぬようにという心がけ😅だった。だからそれで割を食った部分もある。
リフトに乗るために並ぶ列は結構長かったが、若い外国人がかなり多かった。標高580メートルを載せてもらった頂上でも、ハチマキの道を歩きながら立ち止まってはスマホ撮影を楽しんでいた。
折しも外国人の排斥のごとくに声を上げる参議院選挙立候補者もいて、選挙の結果を見れば支持を集めるという妙な結果がでてしまった。選挙結果は「右寄り」に傾いたという見方を言う人もいて、たしかに「排外主義」が受け入れられたということになって、どうなのだろうと思ってしまう。
かの笹川良一(右翼活動家、元A級戦犯被疑者)でさえ(!?)「世界はひとつ、人類皆兄弟」と言ったのを知らないのだろうな。
「外国人観光客2000万を突破」を手柄のように言われると、多ければいいというものでないだろうと言いたくはなる。日本人が少ないのは、なんであれ「癒せない、遊べない」ということだろうし、だから賃上げでも時間短縮でも国がちゃんとすすめて、楽しめる体制を作るべきだろう。日本人観光客の人数との比較を発表してみろ~