2025年3月7日金曜日

総会発言の内容をレコーダーからの文字還元でやってみる

退職者会の総会があって、会報に発言された方の内容をまとめなくてはならない。この時期いつも、もうひとつ体調がしっかりしなくてなかなか集中できずに、三日間かかってようやく書きあがった。発言内容は、皆さん熟年高齢者だから「知らないカタカナ英語」がないのが助かる。話されたことをまとめてメモすることが不得意なので、一応書き込んだメモはほとんど役立たなくて、レコーダーに頼ることでやってみた。

今は録音をしたものを自動的に「文字化」してくれるソフトが使えるので、もっぱらそれを頼りに作業に入っていた。ところが、人によってしゃべり方が違うことが当然あって、レコーダー側がとらえきれないしゃべり方があるようで、何回繰り返し再生してもわからない文言がある。レコーダーとの位置関係によるのかもしれない。

一方、文言を見事に読み取れる人もいて、そちらは文字還元をそのままで楽をさせてもらった。レコーダーは、言葉を全部ひろって換言するので無理やり還元したり、「あの」とか「あれ」とかの言葉がそのままでてくる。それを砕いてまとめる方法でいいのかと思うものの、読んでいくとなにか臨場感があって面白い。6人で4ページにもわたる発言なので、読み手の「臨場感」を使わせてもらうことにした。

本来は、主旨をまとめることが要求されるのだろうけど、「あの」「その」「つまり」「だから」などが入ったものに味わいがある。そんな気がした。言い訳になるけど、自分でメモすると「自分好み」に傾いていくことになって、客観的に知らせることにならない欠陥がでてくる。(そういえばニュース報道なんかそうだな)人によってとらえ方が違ったとしても、その場の内容を逐一表現するのも時によっては大事かな?などと思った。