2025年9月10日水曜日

経済同友会の新浪剛史氏とは‥見えない顔が見えてくる

 不法サプリメント所持の疑いで家宅捜索を受けた経済同友会代表幹事の新浪剛史氏は、記者会見をしてさっぱり解消されない言い訳を述べていた。「問題はない」と説明したうえで会長はやめたものの、経済同友会は続けるとのことだ。

9月10日のyahooニュースは「ペントハウスの大部屋で、新浪さんを中心にローソンの部下など男女約10人が集まりました。新浪さんが“盛り上げろよ”と指示して、部下の一人がフライパンで下半身だけを隠して踊っていた。‥」と書かれて、それ以下の内容は口に出すのもはばかれるような事柄が表現されていた。もしニュースがファクトに属するものであれば、なんらかのアクションが起こされるかもしれない。

それに加えて、新浪氏の行動には影響力をもって、相当なことをやっているらしいことが、信頼性の高い「友人」からのSNS投稿でわかった。日本はこんなことであやつられている。「経済界」の「印籠」でなんでもやれる日本は不幸のきわみだと思う。

投稿~

【朗報】

 サントリーの新浪剛史会長が不法サプリメントの所持疑惑で821日、東京の自宅が家宅捜索を受け、9月1日に会長を辞任することになった。

 私がサントリーの不買を始めたのは安倍晋三の桜を見る会に、サントリーが酒類を全て無償提供していたことがわかったから。 

 さらに、石丸伸二氏や斉藤元彦兵庫県知事への応援ライターの大量募集をしていたクラウドワークスの社外取締役に新浪剛史氏が就任していることも判明しサントリー製品の不買の意思はますます強くなった。

 (参院選中、クラウドワークスは参政党と国民民主党の支持へと誘導するYouTubeを盛んに流していた)

 新浪剛史氏は財界団体である経済同友会の代表幹事。日本を代表する財界人のひとりとして国民皆保険制度の廃止や45歳定年制などを主張してきた。

 新浪氏は竹中平蔵氏とともに世界の金持ち経営者クラブであるダボス会議の常連メンバーでもあり、今年のダボス会議には国民民主党の玉木雄一郎氏も両氏の推薦で出席している。

 氏は連合の芳野友子会長と親しいことでも知られる。新浪氏は関西大阪万博推進協議会で維新の吉村大阪府知事などとともに副会長を務め、芳野氏は同推進協議会の理事。




2025年9月5日金曜日

「山削り」の景色を撮る

野山が削られるという情景などは、自然の瞠目的魅力とは正反対にあるものの、企業の(正常な)事業活動ゆえよっぽどの事件性があるか、「特集」でもなければ普通に目の前に出てくることはない。自然が豊かで美しいままでいて欲しいという願いと声は、自然と親しむさまざまな「愛好者」が発信している。その割にはご多分にもれず、政治の分野では対策をしているとの話は聞こえてこない。

散々環境に負荷をかけて、その結果が今頃の「気候変動騒ぎ」だと考えると、この先どうなっていくのか暗澹たる思いがするばかり。全国で100を超える都市開発、再開発に国や自治体が関わって進められ、膨大な資金の投入がされている。その結果、誰の幸福が満たされることになるのだろうか。

東京では葛西臨海公園、神宮外苑、日比谷公園にまで食指をのばして樹木が倒されて建造事業が強行されている。地方からの石灰や砂利の供給によって、成り立っていることであり、そのうえ願いもしない産業廃棄物を地方に押し付けているわけだから、都市部との格差はその意味でもいっそう拡大している。

さすがに、最近では資金調達ができなくなって、計画の修正やら行き詰りの事例がでてきた。いつまでも野放図に自然破壊が続くはずはないし、続けさせたくないと思う。「経済成長」を叫ぶほど自然破壊が進むということが続くなら、同調するわけにはいかないし、不幸を背負う気はない。SDGsで持続可能などというが、悠長なことと思えて仕方がない。

写真は、東北を回ったときのもの。「山を削る」ここは、砂塵が舞っていて先が見えないほどだった。

東京近郊だけでこれだけの再開発


中野サンプラザ、新宿駅南口は遅延・中止で見通し未定