2021年12月14日火曜日

寺は古めいた雰囲気が素晴らしい 雲巌寺2


  駐車場にバスが停ると渓流が目の前を横切っていた。渓相がよくて、魚もいるのかと思えるほどだった。太鼓橋を渡り少し長めの階段を上っていくと本堂がある。お寺はそう大きくはなくて、観光地によくある派手さはなく、悠然として時を過ごしてきた雰囲気があり、静かなたたずまいだった。京都や奈良にいるのかと思うほどの格式も感じられた。特に今の時期だからこその紅葉やコケの表情が、秋の化粧をまとって、落ち着いた雰囲気を醸し出していた。













2021年12月12日日曜日

今度は一泊二日の旅で栃木県那珂川町、那須烏山市、笠間市

 退職者会の旅行はいつもバスの旅を企画してくれる。旅には写真撮りを眼目にしているので、連れて行ってもらう気楽さでご厄介になる。昨年は中止に追い込まれ、今回はいまだのコロナ下でのことで、今回は定員が少ない計画だった。出かけることを慎重に考える人たちもいるようだった。

 20人程度の定員を少しオーバーしたとことで、自家用者を利用して賄うことになり、そこに同乗させてもらって回ることになった。役員の中に旅先の情報をよくわかっている人がいて、いつも実に巧みな訪問先を選定して、組み立ててくれる。自分は有名な観光地ばかりを体験しただけなので、手前勝手ながら写真を撮る動機で参加するのにとても都合がよく、足の不調な状態では神仏の加護かと思えるほどありがたい。

 今回は栃木県の那須あたりをめぐるコースで、旅先として期待が持てるコースだった。ところが、最初の訪問地「雲巌寺」がまったくの偶然で、今年5月に中止になった写真展で、その雲巌寺を作品したものが展示の予定になっていた。展示会は没になって、ホームページでの紹介になってしまっていた。巡りあわせというか、コロナのおかげとは言いたくないが、この時期に訪れることができたのは不思議な思いだった。










2021年12月10日金曜日

寄り道も終わって帰路へ、「絵」にはならないかもの写真

  コロナ下の落ち着きを見計らって、しばらくぶり出かけた旅もあっという間に終わった。終わってみれば短いのはいつものことなので、いつもとの違いをカメラに収められるのが何よりの記録になる。シャッターは何回押しただろうか数えてはいないが、気の向くままに秋の紅葉に出会えて、写真が撮れたことで、一昨年からの留飲を下げた思いはある。写真を愛でつつ秋の紅葉が撮影できるのは、何よりなのはもちろんのこと、紅葉の終焉にむかうあたりの景色も捨てたものではないと思う。とはいえ「写真」として成り立つのかどうかはわからない。ただ間違いなく、目に映る寂しさも表情ではあるし、枯れ枝の先の一枚の葉が落ちないでいるなどというのは、絵になると思うのだが難しいだろうか。

 でも、その写真が共感得るということになるになるのは、難しいだろうかな。「枯れ葉」など見せられたら、怒る気持ちも想像できないわけではない。人間なら生まれた時からこの世を去るまで、「生きている意味」を実感させられる。人間だけが大切なわけだから、生きているものすべてを一目おく人間の余裕を持ちたいものだと思う。人間がいくつで亡くなるかが問題でなく、それ以前の枯れ葉の一枚であったとしても、生きているもののガンバリっていう感じを表象させて、ちょっといいんじゃないのかな。











2021年12月8日水曜日

霞が城の菊展へ寄り道、定番の日本蕎麦屋へ

 日本蕎麦店を探して昼食にするのが旅の定番。NET評判をみてのことなので、大概は美味しいそばにありつける。あだたらロープウェイを下りて昼には少し早いので、霞が城公園の菊展を見ることにした。ひととおり回ってみて、これまでこんなふうにじっくりと見たことはなかったと思い返した。たくさんの様々な菊が、選ばれて出展されているので、写真を撮るにはあまり歩かないで済むのがよかった。コロナ下での「出控え」もあるのか、人も少なくてお互いを邪魔にする感覚はなくて、じつにゆったりした見物だった。腹具合もちょうどいい時間になって、またスマホの効用で蕎麦屋を検索したら、また宿泊したホテル付近まで戻る道筋になった。美味しいものを口に入れることができて、不平を思うことはなかった。













2021年12月6日月曜日

最終日、あだたらスキー場のロープウェイで頂上へ

 高い場所へ行くには最適な良い天気だった。帰り道でも「粘り強く」観て回るのが流儀の娘は、もう免許も返上かという親の運転も計算にいれて、スマホを駆使して行く先を決める。この旅ではまだ高いところへ行っていないので、また違った味わいがあるだろうと、ずいぶん空き加減のロープウェイに乗った。

 ゴンドラだから寒くはないし、だんだん高くなっていくと開ける下界の景色は気持ちがいい。頂上付近では歩き回るコースもあるが、膝痛ではかなわないので一番近い見晴らし台へ行ってみる。遠くの景色はさほどのことはないが、近くの草木には太陽の光がさして、空気が透き通っているからか、鮮やかなコントラストがカメラに収まった。














2021年12月4日土曜日

ビールを注ぐ自動装置=サーバーについての後書き

  前回のブログで、ビールの「自動装置」で泡まで注ぐことを書いた。コーヒーやジュースなどをサーバーで、カップを注入口に置いて注ぎ入れるのはよくみるし、今や家庭内で使うことを宣伝している。夕食時、ホテルのセルフサービスにあった、ビールサーバーは、コップを置いてボタンを押すとコップを傾けながら注ぎ込み、一杯になる寸前で止めて起こし、泡を入れるというものだった。初めてのことだったので面白く半ば感激した。(もう飲み屋さんにはあるのだろうな)それを飲み終えて、お代わりをしてもう一度やろうとしたとき、マスクと手袋をするのを忘れて注意され、憂き目にあった。と、前回ここまで書き込めばよかったものを、そこまで至らなかった。繰り返せば前頭葉に刺激がでて記憶されるだろうと、もう一度記憶を呼び覚まして書き込むことにした。





2021年12月2日木曜日

墓参と紅葉狩りの最後は岳温泉

 長井ダムで紅葉の濃密な景色を堪能した後、岳温泉に向かった。ホテルについて夕食までの時間があるので、庭を回ってみることにした。このあたりは紅葉の盛期がとっくに過ぎてしまったようで、物寂し気な様子が秋の深まりを醸し出していた。最近、「残り少ない時間」にやけに共感の気持ちが重なって、これだって秋の紅葉のうちだと、シャッターを押すことが多い。

 旅の計画は、懐ぐあいを斟酌して、一流どころはなるべく一泊にとどめるようにするのが我が旅の仕様。ピンよりはキリに近いほうを混ぜての宿泊にする。それで失敗したと思うこともままあるけれども、それはそれで記憶にのこって、思い返しては「あのときは」と話題に遡上する。温泉ホテルは団体客が主の大きなもので、温泉もさしたることはなかったので、どちらかと言えば「あのときは」と記憶に残る方になった。

 食事が一部バイキングで飲み放題という変わった内容だった。ビニールの手袋とマスクをして、飲み物をとりに行くというスタイルで、コロナ下でのやり方として定着したのだろう。ビールを自動装置で「泡」までコップにそそぐとは…。これもコロナのおかげなのだろうか。











 

2021年11月29日月曜日

ワクチン接種後の「死亡者」も1300人を超えて評価不能?

東京新聞(11.12

「27歳の男性は6月28日に1回目を接種。7月6日に心停止し、8月3日に死亡した。接種前から心臓に疾患があった可能性もあるといい“接種が原因と強く疑うことは困難”と専門家が評価した。24歳の男性は8月14日の2回目接種後、17日に死亡した。接種後には発熱や腹痛を訴えていた。」

この記事でも「強く疑うことは」とのことで、判断に至っていない。822日までに1093人死亡とされるうち評価不能が99%以上と公表され、「接種が原因の死亡」は、カウントされていない。しかしこれはゼロということではない。少なくともアメリカのように、モニタリングする体制をもっと充実させることは必要だ。

 東京新聞(10.25

「精神疾患の既往はなく通常に勤務していた若者。ワクチン接種後に突然精神障害を発症している。因果関係は否定も肯定もできず同様の有害事象の収集に努めるべきだと考える」とのコメントも載せられている。こうした状況が接種の不安に輪をかけることになってしかたがない。3回目の接種を進めることばかりが先行して、「ワクチン注射が安心につながる」ということだけをもって先行させて良いものだろうか。

 副反応の影響についても、8月19日以降、救済が認められたのは全国で66人のみで、救済申請する場合のハードルが高いく「救済制度」を申請する人は少ないとのこと。

また新しい変異体が発生して、心もとない検査体制やら医療体制はどうなっていくのか、キチンと対応できるのだろうか。そんな動きはあまり見られない。

 精神疾患まで?東京新聞(10.25

申請のハードル高い救済制度 河北新報(9.23

ハードル高すぎ? ワクチン副反応の救済申請、神戸でわずか22件 神戸新聞(10.20