2023年6月30日金曜日

半年たってまた溜まったゴミ

あれよあれよと見る間に半年が終わる。時間がたって、もらった年金から貯蓄できたらいいと思うが、飲まず食わずの以外の方法ではそうはいかない。それどころか3月からは所得税、保険料、固定資産税、住民税がうまいぐあいに分割されてもっていかれる。癪に障るのは、「源泉徴収」と称して年金が懐に入る前に保険、住民税、所得税が取られてしまうこと。振替によるものはなくなってしまった。振替でさえ不届きだと思うが、有無を言わさず廃止の憂き目にあった。じつに「しっかり」と見事に取り立てる。金庫に入った税がどこに浪費されるのか?ナントカ対策などと花火をあげて、「財源はあとから考えるからね」って国会では議論を避けて先送り。でも、先日の日経新聞でもその一端がわかる。こういうときは「自己責任」はないのだろうか。

 日本経済新聞「トヨタに補助金1200億円経産省、EV電池生産向け」

経済産業省はトヨタ自動車が日本で計画する電気自動車(EV)用リチウムイオン電池の投資に約1200億円を補助する。車載用電池の世界シェアは中国が5割を占め、日本は1割弱にとどまる。車載用電池はEVの競争力を左右する。EVシフトが進むなか、国内の製造力を高め、サプライチェーン(供給網)の分断リスクを下げる。

多少の消費はしているし、遊んでいないわけでもない。生命のどこかに有意義なモノは留めていると思うが、目に見えて残っていくものは財には程遠い断捨離物のみ。

ことしはじめの退職者会会報への投稿



2023年6月23日金曜日

自分が招く忙しさ 小石川後楽園で撮影

 自分をかえりみてのグータラ人間にとっては、「最初の一撃」がないと踏み出さないという一撃に頼る性格をもっているのかと思う。様々体験して、最初の一撃がなんなのかが不鮮明で、つまり最初の一撃がなににせよ自分の思いに伝わったとすればそれも自分が織りなした自分の最初の一撃になる。そうなってから展開した物事は、他人を巻き込まない限りは、己の範囲で責任を取れればよいことで、他人様にご迷惑をかけることはないだろう。

 しかし問題はそれにとどまらず、ほかの人たちにもなにがしかの影響を与えていることもある。やっぱり社会とは相関関係で成り立っているということなのだろう。

 退職者会の計画に参加させてもらったことで、幹事さんにおぶさっているだけではまずいかなと、少しお手伝いをと飲んだ席(よくなかったな(~_~;))で言い出したのを機に、会報の編集に加わったのをはじめ、「撮影会」の計画が作られて先日ブログに書いた「小石川植物園」の撮影会企画となった。

 少々の心覚えがある気軽さも手伝って、撮影も楽しみ、交流の一助にはなったと思うが、67日にもう二回目の「後楽園」撮影がかかってきた。カメラを購入して使いたいという気鋭の方が参加したものの、ちょっとものたりない参加人数になってしまった。スマホ撮影を加えた「撮影会と合評?発表?」まで展望できれば、面白さが広がっていいかなと勝手に思っている。

 「一撃」とは最初は素直愚直であっても、それでずっと続くわけでもなくて、思い込みや脚色やらのバリエーションも含んで、果ては想定もできないことへ転がっていくこともあるものなんだと思う。








 

2023年6月15日木曜日

撮影会最後に寄った砕石工場

 朝食の後は御岳山ケーブルで下界に降りる。ケーブル乗車場までの道は、登ってきた人たちが行き違い、「山」の雰囲気を味わい感じる。前日は火曜日だったが、それにしでも人の少なさが目立って、こんなものではないだろうにと思っていた。

 二日目は神社を訪問したことで撮影の行程はほぼ終了ということだったが、“オプション”で青梅・軍畑の近くにある砕石工場に寄ることにした。「砕石」は気になるワードで、以前から奥多摩界隈の山をグーグルマップで見ていた。山のいくつかの頂上部が削られて山肌がむき出しになっているところがある。

 そのあたりはハゲ山が四か所ある。そこまでは全国どこでも見かけることで、言わずもがな、都市改造~公共事業に使われているものだろうと考えられる。NETで情報を探ったら、その削った山に「残土」が運び込まれているらしい。「残土」は他に混じり物のない仕分けがされて、その土で山を埋め戻すということらしい。

 高層ビルがあちこちですごい勢いで建てられて、建設前の建物が取り壊されているのをよく見るが、廃棄物にされるものから区分された「土」なのか、あるいは建設物の地下を掘り下げた土を廃棄しているのかはわからない。

 山を削ってそのあとに「廃棄物」で埋めるとの、一見つじつま合わせみたいに感じるけれども、企業情報に「岩石採取を終えた事業区域は里山を目指し、盛り土工事で緩斜面や平地を形成して地盤を安定化。斜面 および緩斜面には植栽により自然回復を促し、雨水対策では洪水調節池、沈澱池及び排水路を整備します。」とあり、昨今の豪雨などよる影響も懸念されることだ。











2023年6月9日金曜日

撮影会本命の御岳山神社に早朝散歩

 朝食前に神社までは少し歩くとのことで、坂道を登りながら辺りを見回すと山間から垣間見える景色に霧がかかって見える。「見下ろす」とは気分のいいものだ。景色の場合はいいけど、人の場合は「見下す」(みくだす)となるので、ゆめゆめ注意。人がごく少なくて静かな道をゆっくり上がりながら撮っていった。

 前回来たのは多分40年数年前にもなるだろうか。そのときも神社に来ているのだろうけど、さっぱり記憶にない。撮影となると、「絵」になるところをじっくり探していくので、どうしても一番後からついていくことになる。あわてて追いかけるようになるのが常だから、足元に注意をしなくてはならない。静かな空間をじっくり楽しんだ後の朝食は格別美味しかった。











 

2023年6月2日金曜日

残像への思い

 奥多摩駅を上がっていくと、廃墟のような工場跡があった。事情はわからないが、この地での操業を続けることができなかったのだろうか。こういう被写体もなぜか思いが残っているものとして、撮ろうという気持ちになる。

 そう思うのは自分だけではなく、写真を撮るメンバーが持っているようだ。別にきれいでもなく、どちらかといえば普通おめにかかる写真とは違ったものなのに、撮る気を起こすのは写真家の宿命みたいなものなのだろうか。

 美しい花は皆に賛美されて、それは人々の気持ちを安らげる効果もあるのだろう。もう一方の「賛美に値しない写真」は、花であれば美しく咲き誇って人を楽しませた後、枯れてしまった姿にシャッターを押す。花の人生に妙に思いを残すということもあるのではないか。

 賑やかに機械の音を立てながら操業していた工場が、取り壊しもされずにがらんどうの空間を残して…どうなったのだろうか。働いていた人たちはどんな生活をしているのか。カメラを向けた4人は共通した思いを重ねているのだろうと思う。












2023年5月29日月曜日

ゴミの手前の写真??でも楽しみあり

 御岳山の写真合宿で撮った写真を眺める。いいなと思って撮るのはいつものことだけど、無理やりとったりしているものも少なくない。「写真とは」などと知ったかぶりするほどのこともなく、あれこれと一緒に出掛けたメンバーと交流するのが楽しみになる。

 しかし現像、プリントしてその場に持っていくのに、手をかけることはけっこうある。これもまた楽しみのうちになる。一緒に行った人の写真はどんなだろう。持ち寄った日に見て、自分よりいいもの、いいところを撮っていたとわかると、少々悔しい。

 こうした「目標」があるのが「後期の楽しみ」であり、元気のタネだと娘にも言われる。いつまでと予定もできないけれども、健康が長続きするのは出たとこ勝負しかない。膝の痛みが落ちついてきたら、腰と肩が痛みだした。これもお付き合いで生きていくしかないだろう。写真は奥多摩湖、旧小河内小・中学校。








2023年5月22日月曜日

この一週間のうち5日出て歩く

 先週は予定が詰まってしまって、忙しかった。読者会というか、指定された本を読んで、感想など意見交換する催し。本を読むのが得てでないものだから、こうでもしないと読むことができない。自分にとっては必須科目。

 翌日には御岳山に一泊撮影に出かけた。随分と前に行ったことがあるが、4人でゆるゆると歩きながら往路では奥多摩湖の「学校」やら奥多摩駅チカの「廃業した建物」を撮った。翌朝は御岳山神社に向かい、少しふうふう言いながら階段を上って、森閑とした神社周辺を撮った。

 一日置いて、写真展を見る約束で河辺まで出向いた。写真愛好メンバーの話はつきない。

 昨日は「写真のたのしみ方」の研究会で3人が集まって、パソコンの動かしや撮った写真の扱いについて、自作の資料を基にして学習した。自作の資料は、知識や技量の及ばないところを補充しながら作ったものだったが、自分としても勉強になった。一度や二度の研究会ではちょっと賄いきれそうもない。いずれも「アルコール」をたしなんだことは言わずもがなのこと。

 12日に撮ったアジサイは、今はすっかり開いてしまった。


 

2023年5月13日土曜日

「撮り花」が集まった

 写真を撮る催しをしようと、退職者会の企画のひとつで集まった。カメラを購入したので撮りに行きたいとの要望を受けて、たしなみのあるメンバーが寄り集まって小石川植物園の「花」を撮りに行こうということになった。

 42810時に茗荷谷に集合。会員7人が参加、朝は風が吹いていて、ちょっと寒いかげん。歩くうちに気温がだんだん上がってくるが、汗をかくほどでない。ところが植物園というわりには花に巡り合えない。時期が遅いのかな?対象物はあまり見つからないので、しかたがなくじっくと見て撮影対象を探すことになった。

 はずかしながら、牧野富太郎が小石川植物園にゆかりがあるものとは、この時には知らなかった。サクラの木があったからはもっと早い時期ならよかっただろう。ともかく花が咲いてなくて、なにを撮ったら写真になるのかが難しくてこまった。これも修行だと思って頑張って撮ることにした。皆さんはどんな写真を撮ったかわからないけれども、終了後の飲み屋さんで次回6月の撮影日程を決めたので、その日にご披露という予定になる。