2023年11月1日水曜日

見開きカレンダーの残りなくなった

 二カ月分が見開きになっているカレンダーの残りがなくなった。近所で取り壊している住宅の騒音も、うるさく聞こえていたものが小さくなってきた。いつまで続くのかと、暑い中窓も開けられずにまいっていた。取り壊しの現場は、なんとも頑丈な鉄筋コンクリートで固められていたようで、少々の地震でも残る口の方に見えた。アパートだったのに止めてしまって、もったいないようだ。事情があってのことだろうと、余計なお世話で想像している。

 そんなことに気を取られているうち、容赦なく時間はきちんと過ぎていく。暑さからの解放を秋に期待していたら、寒くなったりまた気温が上がったりと、ちょうどよい季節はなくなってしまったかのよう。温暖化の影響は拡大の一方、これだけ自然界を痛めておいて「経済、経済、…」と心配する先を改める気配はないようで、無責任というより将棋で言えば「詰み」のようだ。

 温暖化対策を一刻も早くすすめなければ地球が終わりになってしまう。「戦争」をしている場合ではない。温暖化も戦争の引き金になっている。格差、差別が拡大して「戦争」の選択肢がはびこっている。大国の「止めろ」でなく一方に肩入れするやり方では終わることはない。世界中でハマスとイスラエルの戦争を止めろという声があがっている。「二度と戦争の惨禍がないように」とした日本の立ち位置は「やめろ」というに資格十分だと思うけど。

近所の秋はまだちらほら











2023年10月26日木曜日

谷中界隈に散策に行く

 退職者グループの「谷中」散策ということで、もちろんカメラ担いででかけた。「一日一忘」で接種券のないままコロナの接種を受けて、ひと騒動してから日暮里駅の待ち合わせにはせ参じた。はずかしながら、この日の接種日は一度変更して延長したものだったから、また変更というわけにはいかなかった。そんなわけで10分超の遅刻をして皆さんに迷惑をおかけしてしまった。

 じつは、写真を撮りに行くときは、その場所をどう歩こうかということが一つ仕事になるので、もっぱら誰かの後について歩きながら撮るというグータラなやりかたをすることが結構ある。事前に周辺の状況も調べもせずに、先頭集団について歩くので、撮りながら行くとどうしたって遅れがちになる。団体ツアーのときも当然そうなる。それでも手抜きになっているのだから、先に行ってしまう皆さんを、駆け足で追いかけることに文句を言うわけにはいかない。目に飛び込むこれはというシーンを、しっかりカメラに取り込んで、後で何枚かでもほくそ笑める写真が撮れればいい。

 この日は谷中界隈ということで、住宅がギュッと詰まったような町並みで、道が折れ曲がったりして見失うこともあった。「古い家と坂道」を一応テーマに意識しながら撮ってみた。









 

2023年10月20日金曜日

「一日一善」ならぬ「一日一忘」

 またコロナ感染が拡大しているというので、6回目はパスした予防接種を7回目はやることにした。接種券を前日にはちゃんと書き込んで持っていった。ところが、注射寸前になって、その接種券は6回目のものだとわかった。6回目は受けなかったのは間違いないし…とすると7回目の分として受けたったものは、6回目のそれと間違って捨ててしまったのだろうか?

 家にあるかもということで、接種をしてもらい翌日に持っていくということにした。捨てた可能性もあるから止めておこうかと医師に言うと、ワクチンは少ないからやった方がいい、なければ再発行でということだった。

 家に戻って探してみたけれどもやはり接種券がない。やむなくコールセンターに電話をかけて再発行の依頼をしたが、コールセンターゆえのことか、少し要領を得ない受け応えだった。電話はすぐつながったものの、再発行すると決まるまでのやりとりで時間がかかった。その上2週間後に配達になることで驚いた。受け取りに行っても同じように時間がかかるのかと、尋ねても相応な返事をしなかった。受付と発行の部門が違うのだろう。
 
 業務は当然コンピューターを使ってやっているものだろうが、担当者の手元で確認しているふうではない。こんなことぐらい即決でできる設計になっていないのだろうか。アナログ時代に仕事を経験していたものにとってはとても信じられないことだ。公的サービスが外注頼りになって、番外になった仕事はカバーができないのかなどと、自分の失敗を棚に上げて、嘆く代わりに腹を立てている。そんなことをしても、「物忘れ」は日常茶飯事で飛び回っているのだからしかたがない。

と、ブログを書き終わってパソコンの前に積んである、書類、パンフ、チラシなどをかたずけていたら、なんとその下から「7回目接種券」が出てきた~~~~~~~絶句。
 明日医院に行って渡すのにどんな顔をしていったらいいだろうか。(≧◇≦)




2023年10月16日月曜日

隠れ宿か??

 有名人の色紙が目に留まった。よく知っている名前があった。あの「おもてなし」の方だった。興味本位でNET検索してみたら、五輪の「おもてなし」の方は、シバザキコウ(俳優・歌手・実業家)さんとは友人同士でよくお付き合いをしているらしい。おもてなしの方は言わずもがなのシンジロウさんの連れ合い。コウさんは「環境特別広報大使」を務めて、元コウタロウ環境大臣とは知り合いの間柄。コウさんはSDGsでNETの発言をよくしているとか。そのお友達同士が同宿したことがわかって、なんだろね?とああかこうかと湯につかりながら、想像をめぐらすことになった。アヤセハルカさんは22年も前に訪れたが、その隣にあったクドウユキさんは先の同宿の二日後に宿泊している。とすると撮影かな?などと思ったりして、「隠れ宿」も有力かと勝手に頭を巡らした。

 宿の案内によると伊豆の修善寺が近い場所にあるこの温泉一軒宿は

・トイレ・洗面・冷蔵庫は共同となります。

・お布団敷はセルフサービスにてお願い致します。

チェックアウトは10時ですが、ご希望の方は休憩室等のご利用でお好きな時間まで

・チェックインは驚きの12時 観光は後日に回して早めのチェックインを~(これに気をひかれた

・ナトリウム硫化塩泉<Ph9.6>お肌にまったりと絡みつく美人の湯でゆったり・ほっこり

・伊豆では希少なナトリウム硫酸塩泉を毎日100トン以上掛け流し。

・野菜は旬を大切にし自家製の採れたて安心無農薬野菜をご提供します。

・厳選された旬の新鮮なお野菜を中心~(料理はたっぷりあって満腹になった

・客室にはお手洗いはありません(男女兼用1・女性専用2・男性専用1

・宿泊は10000円から18000円~(~有名人にしては安すぎるかな?

 総じてちょっと変わった宿だった。ちなみに11000円で泊まった。お客さんは大人数の賑やかさでは釣り合わないようだ。掃除はよくゆきとどいていて、気持ちがよかったし、トイレも綺麗だった。

→ 神代の湯







2023年10月11日水曜日

旅にもいろいろあるけど自由に遊べるのがいい

 我が旅と言えば、ともかくも宿泊を安くあげるのが一番大事なこと。しばらく前まではグーグルマップで、目的地界隈の「旅館・ホテル」を検索して、建物の構えやら食べ物やら、風呂=温泉の写真を見まわして値踏みをしていた。昔は情報が少なくて旅館にサイトがなかったりして様子がよくわからなかった。サイトで直接旅館に契約したところが、思ったところよりずいぶん離れていたなどということもあった。

 最近はさすがにほとんどがサイトを持っているので、周辺情報を確認するのが楽になった。旅の検索サイトも自由度がまあまあよくなって、二つ三つの旅行あっせんサイトを当たると、だいたいのことは判る。「一番安いところ」というところまでは効果があるのかという気もして、やっていない。駅チカのホテルであればそれはあるのかもしれないが、主に温泉旅館志向であれば、こだわらなくてもいい気がする。

 なにせ若くないのだから、悲惨な宿泊になってはいけない。この間のところでは、温泉が一つ工事中だとサイトに断り書きがあった。行ってみると通る廊下に下水の匂いがして、やや興ざめだった。ちょっと想像力が足りなかったかと反省した。それも何回か旅行サイトでさまざま経験して慣れてきた。そういうことではスマホもパソコンも便利なものだと思う。


我ら自由人はあれこれの無用なストレスはかからないが、議員様方となるとそうはいかないだろう。スケジュールはかなり甘くて、研修とは言い過ぎだ。



2023年10月6日金曜日

ピント外すジャーニーズ報道

  二回目の記者会見は、時間制限があって記者の質問を閉じ込めた。ああいった場が「業者」によって仕切られるとは、びっくりだった。最初の記者会見は出直しのために十分聞くふうだったし、名称をかえるなど受け止めて動いたようにも見えた。

 時間制限をした点でもはや「逃げ」なのかという印象もぬぐえない。ジャニーズ側の「落ち着いてください」発言で拍手が起きるのも異様な感じだった。記者の中にジャニーズ派が存在しているかのようだった。

「丁寧な説明」は民主主義のイロハのイだと思うけど、政治の分野で行けば、説明とは同じ言葉をならべたてることに置き換えられてしまっている。質問にきちんと正面から応えられてこそ、次なる目標やら高みに到達できるのだろう。

 記者会見で「一問一答」などというバカげた風習をつくりあげている政治の責任や、記者の資質が問われるのではないか。ここにきてなお、同情を煽るかのようなインタビューや、「ジャニーズの看板を取り外すシーン」を映像化してどうするか。問われているのはそうしたマスコミの甘さだったのではないかとなぜ思えないのだろう。

 さっさと看板を外すのが、出直しの姿だとして見せても対応の中身があいまいでは、「逃げ」と言われても仕方がない。企業の不祥事があって、記者会見をしたときに役員が頭を下げる儀式は最近よく見るけれども、ノウハウをとりしきる業者がいて事業活動として成り立っている。

 マニュアルだのノウハウだのということで不祥事が糊塗されていくのは、かぎりなくバカバカしく思う。ここまでされると、その業者は誰が見つけたのか、誰が探したのか。誰が教えたのかを追求したくなる。それとも常識で知られていることなのか。

2023年9月30日土曜日

自分を笑うなら他人は傷つかない

 最近は心から笑うということが少なくなった。批判される対象なら嘲って笑ってもいいが、気持ちよく笑うというものでない。テレビをつけてニュースを見ても、明るい話はまずないし、「こんなことが起きている」と言った事大主義的なことばかり。チャンネルを回してあさるドラマも、軽快に笑える内容のものはまずない。

 書留を受け取りそこなって、不在連絡票をみて指示に従って入力して、翌日に指定した。出かけていない日なのに。これは相当重症かなと、深刻な思いがちょっとした苦笑いだった。

 今週は内科の予約日に、診療所からの電話で連絡を受けて、忘れていたことに気が付いた。とぼけた返答になってしまい、(笑い)ながら再度の予約をしてもらった。これで二度目だな。原因は、前回の診療時にスマホに予定表を書きこむべきところを、後でやろうとしてそのまま忘れたことだった。忘れてはならないとカレンダにも補足して書き込んだりして、何のためのスマホかいと起きる不幸を笑うしかない。

 みどりの窓口で購入した切符を事情でキャンセルすることになり、手続きの方法を確かめようと、懸命にNETで検索した。これが今は電話で受け付けることを避けているらしい。あることは違いないが、「内緒」になっているとしか思えない。「休日クラブ」には電話の受付ができるので、そこへ電話をした。朝から何回かけたことか、結局一日がかりになった。疑問は解消されたものの、腹立たしさを超えて笑うしかない。

お天道様が背中で笑ってる



2023年9月24日日曜日

写真展を見てから小石川後楽園に行ってみる

 シビックセンターで写真展があったので、いつもより会う先輩たちとでかけた。先輩たちは、連れ立って輪島に撮影に行った時以来、つるんで撮影⇒宴会に気持ちを一つにしている。青梅に住んでいる人はなかなか来るのは大変だろうと思うけど、「写真撮り人」は意外と身軽くて、写真展の日程に都合を合わせて出かけてくる。

 写真展の作品をひととおり見て、さらりと感想を述べあって一区切り。今回は宴会の前に撮影をしようという目的設定をしたので、近くの小石川後楽園へ行ってみることにした。6月に行ったときには「菖蒲」が盛りの時だった。今回はどんなものかと気にしながらのことだったが、案の定「華」になるものは見当たらなくて、蒸し暑い中大汗をかきながらの奮闘。雨模様なこともあり早めに切り上げて、飲み屋がありそうな飯田橋の駅まで歩いた。駅そばに何軒かある飲み屋に入って写真のよもやま話もつまみにして楽しい時間を過ごした。













2023年9月21日木曜日

「何やってんの?」とは自分も該当者

 旅に出かけるので、大人の休日クラブ「代理購入証明書」を送ってもらうことにした。7日に送ったというメールがあって、待っていたのに届かない。6日経って13日にやっと届いた郵便は「料金不足」なので、不足分を払うか戻すか選択してという文書が貼り付けられていた。文書のなかには「不足はしているが、郵便物等を迅速・簡便にお受け取りいただけるよう、ひとまず届けることといたしました」とある。なぜ6日も経ってからなのだろう。そのお知らせの日付は911日になっていた。

 郵便局の「合理化」も有名で、通常ルートから外れているものは後回しせざるを得ないという話も聞いたことがある。もしかしたら手渡ししようとしたのか?それならまた配達をしないで、持って帰ることもあるかとも考えられるけど…

 ともあれ、購入日前にはほかの人の分もそろったのでみどりの窓口へでかけた。開店9時に窓口は空いていた。やり取りをしていたら一か月前の同一日の乗車券については、10時からの受付だという。家に戻るほどの時間でもなく、近所の喫茶店でしばらくぶりのコーヒーフロートを楽しんで、また窓口に行き無事に乗車券を購入ができた。最近は「特に」だけど物事がさっさと進まないことが多い。「怒らず恐れず」頑張らなくちゃ。



2023年9月13日水曜日

ジャニーズ問題、メディアは甘い反省かな

 「ジャニーズの性加害問題で、マスメディアが正面からとりあげてこなかった」という特別チーム調査報告書の指摘を、メディア側がどう受け止めてコメントするか関心があった。政治の大事な問題でも、取り上げ方に不足がはなはだしいNHKが、このことでもどうコメントするのか。他のテレビ局もコメントを出したので、並べてみた。

 NHKの「Newsweb」ではジャニーズ問題でNHKコメント “報告書の指摘 重く受け止めています”として、言ってしまえばどこかでもよく聞くような、月並みな表現が使われて、276文字ほどの簡単なものが載せられていた。そのなかで、「NHKは職員の行動指針として『人権、人格を尊重する放送を行うこと』を定めている。性暴力について忽然とした態度で臨んできた。」と、やってきていると開き直りのような記述になっている。しかもその主語が「職員」となっていて、「NHK」とはなっていない。ジャニーズ事務所に対しては被害者救済と再発防止を要望、状況を確認しながら適切に対応すると、またどこかで繰り返されている「適切な」とぼかせている。

 関東大震災の朝鮮人虐殺、伊藤詩織さんの性暴力、入管施設の問題などについてNHKは人権、人格を大事にして報道してきたといえるのだろうか。

ーNHKNewsweb(デジタルニュース)

 コメントでは、「調査報告書で、ジャニー喜多川氏による性加害について『マスメディアが正面から取りあげてこなかった』などと指摘していることを重く受け止めています」とした上で、「NHKは、職員の行動指針として『人権、人格を尊重する放送を行うこと』を定めており、性暴力について、『決して許されるものではない』という毅然とした態度でこれまで臨んできたところであり、今後もその姿勢にいささかの変更もありません。ジャニーズ事務所に対しては、被害者救済と再発防止に取り組むよう要望するとともに、その実施状況を確認しながら、人権尊重の観点から、適切に対応していきたいと考えています」としています。

ー日本テレビ

 指摘を重く受け止め、性加害などの人権侵害は、あってはならないという姿勢で報道してまいります。人権を尊重した企業活動に努めてまいります

ーテレビ朝日

 テレビ朝日グループでは従前より、人権尊重を明確に掲げて事業活動を行っておりますが、調査報告書に盛り込まれたマスメディアに対する指摘を重く受け止め、今後ともかかる取り組みを真摯(しんし)に続けてまいります

ーTBSテレビ

 『マスメディアの沈黙』と指摘された事も踏まえ、いかなる性暴力も許されるものではないという姿勢で、今後も報道や放送に臨んでまいります

ーテレビ東京

 テレビ東京はこうした指摘を重く受け止め、人権デューデリジェンスの考え方に基づき、自社はもちろん、取引先についても、人権重視の姿勢を徹底するよう今後も行動

ーフジテレビ

 報告書に記されたマスメディアの過去の報道に関するご指摘を真摯に受け止めております。性加害が決して許されないことは当然です。当社としても、あらゆる人権侵害を防ぐべく対処していく所存です

 揚げ足取りのつもりはないけれども「今後とも」というワードも気になる。日本語的意味で考えれば、「これまでと同じ」だし、もっと言えば「やってきた」ということ。反省にはなっていない。そのうえ経営、事業、企業活動で取り組んでいたというのは、方便にも聞こえる。「メディアが正面から取り上げなかった」ことを問題視しているのであって、事業活動を指摘しているのではないだろう。


2023年9月10日日曜日

そごう・西武労組がストライキを実施、マスコミの報道は

そごう・西武労組のストライキ実施のニュースが流されて、NHKをはじめ「非難的」ニュアンスでとりあげた。

―池袋駅前の市民「客が置いてきぼり」

大手デパート、そごう・西武の売却をめぐって、労働組合が経営側に対し、ストライキの実施を通知したことについて、旗艦店の西武池袋本店がある池袋駅前で客などに話を聞きました。

・本店を普段から利用している男子大学生は「ふだんからよく来ているので、もし休業となったらさみしいです。穏便に終わってくれたらと期待しています」と話していました。

・女子大学生は「池袋はおもちゃなどが充実しているので、もし休業したら困ります」と話していました。

60代の会社員の女性は「経営側と組合側のそれぞれに考えていることはあると思いますが、客が置いてきぼりだなという気持ちです」と話していました。

 

 親組合の連合は「真摯な労使交渉を通じた早期の事態収拾を」と他人事のように、支援するという態度をださずに言うだけ。スト当日には「頑張れ、応援する」という人たちが店舗前に集まりました。ストは当然の権利という主張もだされてはいましたが、特にニュース報道では、「中間」を意識した内容が多かったようです。

70年代の春闘をしていたとき、交通ストは「親の死に目にあえない」というコメントを流していたのを思い出します。現在は物事が様変わりしていますが、強風の際は、交通機関は早々に「計画運転」で止める宣言をします。物理的にどこまでという実証実験もありませんから、安全のために必要なこととの理解はできても、「とても大事な用件」との対立は解消されるわけではありません。

~私鉄などの場合は、瞬間風速2530m/s以上で運転見合わせとする会社が多く見られます。例えば西武鉄道や京急電鉄は25m/s以上で速度制限、30m/s以上で運転見合わせです。主に横浜市内で地下鉄を運行する横浜市交通局は、25m/s以上で地上区間の運転を見合わせます。台風銀座とも呼ばれる沖縄県でモノレールを運行するゆいレールでは、15m/sで速度制限、25m/sで運転見合わせです。~ 



2023年9月5日火曜日

見慣れた中野駅北側の飲み屋街を改めて見直す

月一で通う診療所に行くのに通る道なので、見慣れていて写真を撮ろうかという気分はあんまりなかった。かつては宴会の帰りに何枚か撮る程度で済ませていたのに、いつもお付き合いをしてもらっている写真家さんたちと、何かの折に撮ろうということになった。ちょうど再開発の喧騒が始まってきたところで、飲食店よりは小さな飲み屋さんの街並みがどうなっていくのだろうかと気になっていたこともあり、直接は再開発地域には入っていないようだけれども、長く昭和の時代から引き継がれた場所がどんな大波を被るのかどういう心配が先立っていた。一度3人で撮って回ったが、再度行こうとお気に入りになったらしくて、それならと気合も少々入れて周ることにした。

 中野の駅周辺は、特に北側は大層な変容が迫られて、大型のクレーンが宙を動き回っている。まだ使用に耐えるサンプラザも、さっと蹴飛ばして、タワーマンションが建つらしい。

大手の不動産会社や御多分に漏れず東日本旅客鉄道などの大企業が駅エリアを分け合って開発を進めている。

三井不動産は神宮外苑再開発も手掛けている。そればかりでは中野駅の西側開発をする。どこへでも「活躍」の場を持っているらしい。

会社のホームページを見てみると

~三井でふふふ」というキャッチコピーには、「三井不動産が手掛ける街や施設に来られた皆さまが、思わずふふふと笑顔になるような、豊かさと潤いにあふれる街づくりをしていきたい」という想いが込められています。~

OH!KURAYAのホームページには

~複合再開発「中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業」が本格始動する。 同事業には、野村不動産ほか東急不動産(株)、ヒューリック(株)、住友商事(株)、東日本旅客鉄道(株)が参画。土地区画整理事業と第一種市街地再開発事業の一体施行で、施工面積は約2.3ha。最大7,000人収容のホール、オフィス、住宅、商業、ホテルで構成する。中野駅南北通路橋上駅舎整備や新区役所整備などの関連事業により、広場や歩行者空間を整備し回遊性を高める。また、事業者によるエリアマネジメント協議会により、地域活性化につながる活動を展開する。2029年オープンを目指す。~とあった。












 

2023年8月28日月曜日

処理汚染水の放出は、多い少ないでない

 「トリチウムの排出量は中国が6.5倍も多い」との外国向け説明資料がある。

~中国が国内で運用する複数の原子力発電所が、今夏にも始まる東京電力福島第一原子力発電所の「処理水」の海洋放出の年間予定量と比べ、最大で約6・5倍の放射性物質トリチウムを放出していることが、わかった。(6.23読売)~

 中国では、「現在建設中のユニットは24基で、商業用原発ユニットは54基、総発電設備容量は5682kWで世界3位、中国大陸部で運転中および建設中の原発ユニットは77基」(SciencePortalChina)とのことで、運転中の正確なユニット数はわからないが、日本の場合は51基中4基の稼働だから、排出するトリチウムの量は福島事故分を除けば圧倒的に少ないのは当前。

 溜まっているタンクの分を放出すれば終了するというわけではなくて、原子炉デブリの冷却水に漏れだす放射性物質はいつ止まるとも知れないのだから、比較するのもどんなものなのか。それに日本は再稼働するという政府の方針だから、そうなればトリチウムの排出量はどんどん増えていくということではないか。

 不安をなくすために手寧な説明をしていくと言いながら、国会の論議を十分することもなく、漁業者にも合わないでいて「風評被害」がなくなっていくわけはない。東電は「ALPS処理水放出に伴い風評被害が発生した場合の賠償」を「適切にする」といいながら、「統計データなどを活用して、対象地域における風評被害の有無を確認し」とその基準を勝手に設定している。政府は21年度22年度の補正予算で計800億円の基金を予算化したが、基金の運用だけで済む問題なのだろうか。
 環境を破壊する「放射性汚染物質」がすでに多量に放出されているうえに、福島原発の処理汚染水薄めてまた放出するのだから、多い少ないと比べている場合ではない。

2023年8月24日木曜日

スマホとパソコンの「いまさら講座」をやってみた

 講座資料を作って説明会をやってみた。日頃スマホもパソコンも使っていても、実に膨大なソフトの利用はなかなかやれないのは無理からぬこと。それをやるのは「職人」であって、身近なところでの利用はなにかの動機付けでもなければできない。体験を通しても面倒で難しいことになっている。

 「いまさら講座」は資料にあれこれ書き込み過ぎたことで、要望とマッチしたことにはならなかったようだった。今回は写真を撮って送るということが一番の主眼だったにもかかわらず、送る方法がLINEであってもLINEを導入する段階から、どうやるのかという辺りで説明が長く必要だった。

 実は自分でもその導入操作は熟知しているわけではないので、NET検索で方法を調べて資料を慎重に作った。それでも実際にやるとなると、一度や二度の説明をしてもらっても分からないという実情は否めない。自分でスマホを動かすときも、アナログ的発想がなかなか通用しない。

 スマホもパソコンも「なんだか不明」が先行して、どうやるとどうなるかは全く手探りのようになる。かりに他人に教えてもらって、進めたとしてもすなおに記憶にとどめられないことが多い。

 障壁ばかりを気にしても仕方がないので、「前進あるのみ」の掛け声を思い描いてやってみるのみ。写真を通じた交流をできないかという構想を活かすのは、簡単ではない。やるにつれて進んでいけるのかとの気も湧く。「我が元気対策」としてやり始めたことゆえ、軌道を修正しながら考えていくしかないだろう。



いまさら講座


2023年8月19日土曜日

本来デジタル社会は好みではないけど

 身の回りで付き合っている同年代、同年代といってもだんだん歳の差が感じられなくなっているから、大雑把に言ってしまうのだけども、デジタルには余り近づかない人が多いように感じる。ガラケーを強引に「削除」してしまう圧力で、やむなくということも話に聞く。無理のないところでやっていくという程度にしておけばよいとしても、役に立たなかったコロナのアプリだの、マイナンバーカードのポータルサイトがどうのこうのとか、なにか置いてきぼりにでもされそうな勢いで、脅迫めいてスマホを持つところまでにいくみたいだ。

 でも、日常の買い物にまでポイントだの電子マネーだのと気を使わされて、なんとも騒がしく落ち着かないご時世になった。固定電話ではたしか月に4000円ほど払っていれば、世のなかの通信が功を奏していたのに、現在は家族全体でいくら払っていることだろうか。スマホの購入代金だってパソコン並みの負担なのだから、考えれば考えるほど、バカバカしくて腹が立ってくる。おまけに固定電話は、勧誘販売か振り込め詐欺の道具に成り下がってしまった。

 スマホの使用で、便利になっているところもないわけではないが、世の中の発展に伴う生活の利便性や、幸福につながっているのだろうかは疑問なことだ。

 しかし方や外に出ることになると、写真グループや団体で用をこなすにときには、やっぱりスマホとパソコンを使わないと、ニュースや連絡文書を作ることもメール連絡をすること多くあり、できないと言っていられない状況いなってきてもいる。ぼーーとしていればいいのだろうけど、お役目をやることになると、デジタルに後向きのままでは、物事がすすんでいかないことがだんだん見えてきた。




2023年8月13日日曜日

「なでしこ」のネーミング気になる

 「なでしこジャパン」がスウェーデンに負けてしまった。スポーツには素人ながら、あの背の高さの違いには不利だろうなと思っていた。試合自体は「惜しくも」ということらしいから、相手の背が高くても勝つ可能性があるといえることみたいだ。

 大谷選手だって身体の大きさが、有利に働いているように思う。大きいことはいいことは条件の一つではある。スウェーデンは18歳まで医療費無料、教育費用も無料で少子化対策もちゃんと進められて、390日までの育児休業と賃金8割給付が実施されている。

 日本とは真逆に近い政治があっての「身体の大きさ」があるのかと、因果関係をなんとなく考えてしまう。日本人だってかつての時代からは身体が大きくなったし寿命も延びてはいるが、諸外国と比較してインフラへの力の入れ方が異なっている。その差で違いが出るのかとも思う。

 「気合」でたまには勝てても、勝利を重ねることにならなければ、強いとは言えない。スポーツが事業化されていくのも気になる。スポンサーがつかなければ大会が成り立たないのでは、なんのためのスポーツ競技なのだろうか。「国家をあげて」かのように盛って、選手の努力に依存して中身が何であっても、大仰に注目を集めるというのはいかがなものか。

 かつての戦時中をほうふつとさせる「なでしこ」だとか中世の「さむらい」というネーミングで、魂をゆすぶるかという戦略が、時代錯誤の思いつきで底辺(上のほうか)にあるとしたら、それも、まず抜け出すべきことという気がする。 

2023年8月8日火曜日

スマホとパソコンの「いまさら講座」うまくいくかな?

 「いまさら講座」での資料作りで、頑張って(?)いるせいか、朝早く目が覚めてしまう。もっと寝たい気分なのに、覚醒する脳にともう少し寝たい気持ちが敗れると、脳の回転が始まる。そうなるともうだめで、起き上がるしかない。でもこの瞬間に様々なことを思いつきに出会うことがよくある。ブログのネタだと嬉しいが、今は「いまさら講座」に書き込む事柄が浮かんでくる。しぼんでいく脳ながら、まだ発想が湧いてくることを喜びつつ起き上がることにする。

 壮大な思い(いつも大袈裟)は、退職者会の交流のためのサイトをつくること。もう半分は出来上がった。始めは写真撮影の「サークル活動」をやっていくことだった。しかしサークルの撮影と「合評」だけでは、展開がゆっくり過ぎるのではないか?とはいえ何回も集まって顔を合わせるのは体力的にどうなのか?定例的にできるのか?ということが思い浮かんだ。

 3回ばかりの「撮影会」をやったが、参加者も多くはない状況なこともあり、スマホとカメラの写真を使った撮影会活動をめざすことを目論んでいたことが、挫折してしまう恐れも感じた。そこで「スマホとパソコン」の利用に役立つような講座をやって、スマホでの撮影を含む、写真ファイルの動かし(撮影、現像、整理、送信)を講座でやってみようということを思いついた。

 ともかく我ら世代はデジタルから遠ざけられているのは違いないし、それらを利用するにあたっての煩わしさは並大抵でない。だからといって「不使用宣言」がもう効かない状況にもある。目下、どこに利用されるかもわからない個人情報収集のエサにもなるかもしれないし、うるさい宣伝類のエジキにもなるとは思うが、何十パーセントかの利便性を手に入れるには、やるしかないのかと思っている。

 写真のサイトを作って、撮ってきた写真をアップするということもやれば、交流の幅が広がると、急遽したてあげた(明後日公開)。で、今朝思いついたのはLINEの撮影写真の保存で、送ってもらった写真ファイルを保存する方法を講座資料に載せることだった。自分でも最近わかったことだった。資料作りとなると、いままで無意識にやっていたことも、それなりの裏付けも必要なことで手間はかかるものの、勉強にもなる。そしたら、この講座資料もサイトに載せたらいいかなと思いついて、写真サイトにブログとして付設するようにした。

2023年7月31日月曜日

時間が早くたつのは、動きがノロくなったから

 思うのは知らないことってのは随分とあるものなのだということ。頭脳の良し悪しは脇に置いても、飛び込んでくる新しいコトとモノは、理解をしていくには周辺の知識をもっていないと、ちゃんと理解に近づけない。予備知識が豊かであれば、お茶の子さいさいでも、凡人にとってはそうはいかない。表面ヅラだけを捉えて解ってしまったように振舞ってしまう。

 口から外に向けて発出するときには、ゆめゆめ気を付けなければいけない。他人事としておきたいと思うが、言わなきゃならないときもある。「言わなきゃならないとき」は生きている証拠の発揚、元気の元だとも言えるのだろうか。

 口と手を出さなければいけないときとコトがなくなったら、身体的活動は低下していくのが目に見えている。かったるくても遅くても、頑張らなければ「ならない」のが今課せられた事になる気もする。

 昨日は「いまさら講座」資料を作った。パソコンとスマホの使い方をいくつか書き込んだ。退職者会で使うためのもので、「高齢者の不得意荷物」を軽くできないかと発想した。本音ではどうなのだろう、どこまでやれるのだろうと気にはなっている。まだ途中だけれど、暑さに抗して、多少グズグズとしながら取り組んでいる。

 しかし、伝えるとなると、使用しているスマホとパソコンの使い方をもう一度振り返るので、このところ、使い方の理解がすすんだ。「ぼーっとしているんじゃないよ」の言葉を励ましの言葉にして。