明治政府が海軍の呉・江田島を防御するため、「防御上重要性」から、敵艦を攻撃する砲台と、陣地を守るための堡塁を造った。日露戦争直前の明治34年竣工。280ミリ榴弾砲6門、90ミリ速射砲4門、90ミリ臼砲4門を設置。弾薬庫4個、機械設備庫や大規模な巡回監視所等の建物跡が残っている。防御上の必要性→軍備→日露戦争とは、今に通ずる昔の話。 西方正面に厳島が見えた。
虚鯊は「ウロハゼ」。関西で好んで食べられている。すしネタでもいけるとか。「あーそーべー」は山形の方言で、一緒に遊ぼうとの意味。ウロハゼは関東の海でも増えてきているもよう。温暖化の影響かもしれない。夏のハゼ釣りのとき、マハゼに混じってつれるが、「つりの競技会」となると、邪魔者にされることがある。
2023年11月20日月曜日
2023年11月16日木曜日
旧海軍工廠の歴史が見えた
明治時代に軍事態勢を築きあげるために、呉に海軍工廠が作られた。
呉軍港空襲
1945年6月22日9時、B-29・290機が飛来。海軍工廠関係の死者は約1900名。
1945年10月15日呉海軍工廠廃止。
1945年 株式会社播磨造船所が呉海軍工廠跡に呉船渠開設。
2023年11月11日土曜日
呉の旅、「日新製鋼」の赤茶けた色の工場を撮る
広島県呉市の日新製鋼(株)(旧海軍工廠製鋼部)は今年9月で操業停止鉄。戦後鉄鋼産業として呉の街の成り立ちに影響を与えた。この先10年かけて取り壊すという。呉在住の従業員が整理されて市への影響は大きい。このご時世でまたぞろ軍事産業復活めいたことにならないか気がかり。
三津峰山展望台から撮った景色は、明治時代から呉海軍工廠として軍事優先の時代を過ごし、戦後も一帯が製鉄工場、造船所、海上自衛隊で占められている。造船所は曲折を経てはいるが、石川島播磨重工業がかかわっている。戦艦大和を建造した技術からか10万トン、20万トンのタンカーを建造してきた。タンカーは「折れる」事故が続いて、大型のものを造るのは止めたと、昔聞いたことがある。
2023年11月6日月曜日
広島呉へまた撮影旅
呉の日新製鋼工場跡をもう一度みたくて呉へでかけた。日新製鋼は「旧呉海軍工廠製鋼部」と紹介されていて、明治時代から軍国の時代を通り抜けてきた。戦艦大和を建造したことで有名で、2021年9月に高炉を休止した。今後10年かけて解体していくとのことで、前回呉を訪れたときに、その工場の規模におどろいた。なんとか赤茶けた色の工場をもっと撮ってみたいと思っていた。そのほかにも島部の古い由緒のありそうな家並みや島の小高い山が砂利取りで削られているシーンをカメラに収めたいと思っていた。
KYODOニュース~
呉から「撤退」日本製鉄は30日、瀬戸内製鉄所呉地区(広島県呉市)を全面閉鎖した。72年にわたり地元経済を支えてきたが、鉄鋼需要の減少などを受け全設備を休止した。解体作業には10年程度かかる見込み。 同地区の高炉は1951年、太平洋戦争中に戦艦大和を建造した呉海軍工廠跡地に建設された。日鉄は2020年、国内需要の減少や輸出市場の競合激化を背景に経営合理化を図り、設備規模が小さく老朽化が進む同地区の閉鎖を決定。21年9月に高炉2基を休止した。今月14日には最後の製品の出荷を終えた。日鉄呉地区によると、10月以降、高炉などの解体に本格的に着手する。跡地の活用方法は決まっていない。
今回は現地が見える三津峰山展望台へ車で上がってみた。運用区ほぼ全景が見えて目的が果たせた。写真はスマホで撮った。帰りの新幹線からアップ。後日カメラ分をアップするつもり。こだわっているのは、この跡地がどのように使われるのかを気にしてのこと。「兵器産業の期待」があるのではないかと深謀遠慮。
2023年11月1日水曜日
見開きカレンダーの残りなくなった
二カ月分が見開きになっているカレンダーの残りがなくなった。近所で取り壊している住宅の騒音も、うるさく聞こえていたものが小さくなってきた。いつまで続くのかと、暑い中窓も開けられずにまいっていた。取り壊しの現場は、なんとも頑丈な鉄筋コンクリートで固められていたようで、少々の地震でも残る口の方に見えた。アパートだったのに止めてしまって、もったいないようだ。事情があってのことだろうと、余計なお世話で想像している。
そんなことに気を取られているうち、容赦なく時間はきちんと過ぎていく。暑さからの解放を秋に期待していたら、寒くなったりまた気温が上がったりと、ちょうどよい季節はなくなってしまったかのよう。温暖化の影響は拡大の一方、これだけ自然界を痛めておいて「経済、経済、…」と心配する先を改める気配はないようで、無責任というより将棋で言えば「詰み」のようだ。
温暖化対策を一刻も早くすすめなければ地球が終わりになってしまう。「戦争」をしている場合ではない。温暖化も戦争の引き金になっている。格差、差別が拡大して「戦争」の選択肢がはびこっている。大国の「止めろ」でなく一方に肩入れするやり方では終わることはない。世界中でハマスとイスラエルの戦争を止めろという声があがっている。「二度と戦争の惨禍がないように」とした日本の立ち位置は「やめろ」というに資格十分だと思うけど。
近所の秋はまだちらほら
2023年10月26日木曜日
谷中界隈に散策に行く
退職者グループの「谷中」散策ということで、もちろんカメラ担いででかけた。「一日一忘」で接種券のないままコロナの接種を受けて、ひと騒動してから日暮里駅の待ち合わせにはせ参じた。はずかしながら、この日の接種日は一度変更して延長したものだったから、また変更というわけにはいかなかった。そんなわけで10分超の遅刻をして皆さんに迷惑をおかけしてしまった。
じつは、写真を撮りに行くときは、その場所をどう歩こうかということが一つ仕事になるので、もっぱら誰かの後について歩きながら撮るというグータラなやりかたをすることが結構ある。事前に周辺の状況も調べもせずに、先頭集団について歩くので、撮りながら行くとどうしたって遅れがちになる。団体ツアーのときも当然そうなる。それでも手抜きになっているのだから、先に行ってしまう皆さんを、駆け足で追いかけることに文句を言うわけにはいかない。目に飛び込むこれはというシーンを、しっかりカメラに取り込んで、後で何枚かでもほくそ笑める写真が撮れればいい。
この日は谷中界隈ということで、住宅がギュッと詰まったような町並みで、道が折れ曲がったりして見失うこともあった。「古い家と坂道」を一応テーマに意識しながら撮ってみた。
2023年10月20日金曜日
「一日一善」ならぬ「一日一忘」
またコロナ感染が拡大しているというので、6回目はパスした予防接種を7回目はやることにした。接種券を前日にはちゃんと書き込んで持っていった。ところが、注射寸前になって、その接種券は6回目のものだとわかった。6回目は受けなかったのは間違いないし…とすると7回目の分として受けたったものは、6回目のそれと間違って捨ててしまったのだろうか?
家にあるかもということで、接種をしてもらい翌日に持っていくということにした。捨てた可能性もあるから止めておこうかと医師に言うと、ワクチンは少ないからやった方がいい、なければ再発行でということだった。
家に戻って探してみたけれどもやはり接種券がない。やむなくコールセンターに電話をかけて再発行の依頼をしたが、コールセンターゆえのことか、少し要領を得ない受け応えだった。電話はすぐつながったものの、再発行すると決まるまでのやりとりで時間がかかった。その上2週間後に配達になることで驚いた。受け取りに行っても同じように時間がかかるのかと、尋ねても相応な返事をしなかった。受付と発行の部門が違うのだろう。2023年10月16日月曜日
隠れ宿か??
有名人の色紙が目に留まった。よく知っている名前があった。あの「おもてなし」の方だった。興味本位でNET検索してみたら、五輪の「おもてなし」の方は、シバザキコウ(俳優・歌手・実業家)さんとは友人同士でよくお付き合いをしているらしい。おもてなしの方は言わずもがなのシンジロウさんの連れ合い。コウさんは「環境特別広報大使」を務めて、元コウタロウ環境大臣とは知り合いの間柄。コウさんはSDGsでNETの発言をよくしているとか。そのお友達同士が同宿したことがわかって、なんだろね?とああかこうかと湯につかりながら、想像をめぐらすことになった。アヤセハルカさんは22年も前に訪れたが、その隣にあったクドウユキさんは先の同宿の二日後に宿泊している。とすると撮影かな?などと思ったりして、「隠れ宿」も有力かと勝手に頭を巡らした。
・トイレ・洗面・冷蔵庫は共同となります。
・お布団敷はセルフサービスにてお願い致します。
チェックアウトは10時ですが、ご希望の方は休憩室等のご利用でお好きな時間まで
・チェックインは驚きの12時 観光は後日に回して早めのチェックインを~(これに気をひかれた)
・ナトリウム硫化塩泉<Ph9.6>お肌にまったりと絡みつく美人の湯でゆったり・ほっこり
・伊豆では希少なナトリウム硫酸塩泉を毎日100トン以上掛け流し。
・野菜は旬を大切にし自家製の採れたて安心無農薬野菜をご提供します。
・厳選された旬の新鮮なお野菜を中心~(料理はたっぷりあって満腹になった)
・客室にはお手洗いはありません(男女兼用1・女性専用2・男性専用1)
・宿泊は10000円から18000円~(~有名人にしては安すぎるかな?)
総じてちょっと変わった宿だった。ちなみに11000円で泊まった。お客さんは大人数の賑やかさでは釣り合わないようだ。掃除はよくゆきとどいていて、気持ちがよかったし、トイレも綺麗だった。
→ 神代の湯
2023年10月11日水曜日
旅にもいろいろあるけど自由に遊べるのがいい
我が旅と言えば、ともかくも宿泊を安くあげるのが一番大事なこと。しばらく前まではグーグルマップで、目的地界隈の「旅館・ホテル」を検索して、建物の構えやら食べ物やら、風呂=温泉の写真を見まわして値踏みをしていた。昔は情報が少なくて旅館にサイトがなかったりして様子がよくわからなかった。サイトで直接旅館に契約したところが、思ったところよりずいぶん離れていたなどということもあった。
最近はさすがにほとんどがサイトを持っているので、周辺情報を確認するのが楽になった。旅の検索サイトも自由度がまあまあよくなって、二つ三つの旅行あっせんサイトを当たると、だいたいのことは判る。「一番安いところ」というところまでは効果があるのかという気もして、やっていない。駅チカのホテルであればそれはあるのかもしれないが、主に温泉旅館志向であれば、こだわらなくてもいい気がする。
なにせ若くないのだから、悲惨な宿泊になってはいけない。この間のところでは、温泉が一つ工事中だとサイトに断り書きがあった。行ってみると通る廊下に下水の匂いがして、やや興ざめだった。ちょっと想像力が足りなかったかと反省した。それも何回か旅行サイトでさまざま経験して慣れてきた。そういうことではスマホもパソコンも便利なものだと思う。
我ら自由人はあれこれの無用なストレスはかからないが、議員様方となるとそうはいかないだろう。スケジュールはかなり甘くて、研修とは言い過ぎだ。