2013年12月6日金曜日

和食が文化遺産に。残したいものということには賛成だが。


 和食が文化遺産に登録されて、我が家の贅沢旅行でときたま味わう懐石料理を頭に浮かべた。小鉢にきれいに飾られた料理を、食べ過ぎだなと思いながらも平らげる。初日はそれでもなんとか胃が受け入れても、二日目になると相当頑張っても、きついことになる。最後のデザートになると、もういいといいたくなってしまう。日頃の家庭の料理は、「家」伝統の味噌汁の味に好みの漬物と肉か魚がメインでそれも、スーパーから買い込んだものだから、つれあいの料理の腕でなんとか体裁を保つ。いわば年金暮らしのつましい生活だ。文化遺産としての和食といっても、芋の煮ころがしとかアジの開きとか、ヒジキとかおからとかといった伝統的な家庭料理が評価されてのことでないじゃないと、我が家の朝食時に話題になる。

 腕も確かだろうが、調理人が材料に金をかけ、器もしっかりしたものに、優雅に並べられた和食は、場合によってはレトルトや乾燥食品にたしなむ者とはいささか距離感がある。それに食材も輸入ものが圧倒的で、日本で生産された食材でないものを口に入れるものも相当ある。遺産登録がまたぞろ観光収入目当てのにらみ方では、食文化を総括したものと思えない。日本の農業も漁業も衰退するばかりで、「食料自給率」という言葉もいまや死語になるかというときだ。

 国会は、特定秘密保護法案のごり押し成立がされようかという状況になった。日中のテレビでは「与野党議員」(民主党と自民党)が並んで、口角泡をとばしつつ、方やニコニコ笑いながらの論争をしていた。国会運営から抜け出して審議に加わらず、「審議促進に協力する」という連中もでてきている。地から湧き出すような声が、連中には聞こえている。だからここまできたと思うのだが、正面から堂々とやりあってもらいたい。「第三者機関」というものがこれまでどんな人選で決められたかを考えれば、修正の課題なんかにはなりえないだろう。そんな小手先のことですむようなことではない。

この種の裏相談は、料亭やホテルでされてきた。国会機関でないところで修正協議なるものをすることも、これまでどおりのやり方だ。国民の目の届かないとこでやってきたことが、今度は秘密事項として任意に決められるという。情報を手に入れようとすることさえ罪に陥れられる。安倍なにがしの一存ですべてを思うままにできるのでは北朝鮮とどこが違わないだろう。

強行採決の後には、ニコニコ笑いながら料亭で和食料理かい?文化遺産が泣くぞ。

2013年12月5日木曜日

プログラムは不要なものもある


 パソコンのトラブルで、ここ三日時間を費やしている。いくつか予定もあるけれども、パソコン頼りなので動いてくれないと困る。関連する何にしても右の箱から左の箱へ動かせば、箱の中身は変わらないというのであればいいのだが、素人が何年もかかって付き合っているのに少しも手加減はない。安くない投資をしている割には容赦なく不機嫌にやってくれるので、こちらの心持としてもよくはない。NETの接続はできているのでメールは働いている。初心のころからそうだが、一度つまずくと時間がかかってなかなか復旧するまで時間がかかる。

 儲かるわけでもないし、使っていれば愉快というものでもないものに、かかりきりであれば、やっぱり精神上よろしくないと解る。しかし一時も早く復旧させないと先に行かない。

 秘密保護法はどうしても成立させる意図を捨てていない。朝のテレビワイドショウでももっぱら、アナウンサーとコメンテーターが、共産党議員になったようなコメントを話していた。そうなんだ、だから言ってるじゃないの、もっと早くに批判すればよかったじゃないのと思いながら、今になって「野党」を批判していること様子を見ていた。共産党は取材の対象にはなかったが、それにしても「野党連中」の生ぬるさを追求している点は、少し痛快に思いながら「今日じゃ遅いじゃない」と言ってやりたくなった。
 安倍内閣のプログラムはうまくいかないほうがいい。今日のFacebookは「赤紙」の投稿まで飛び出した。もしかしたら、安倍晋三サンも見たことはないんじゃないかな。





 

2013年12月4日水曜日

ニューヨークのビルが民、そこへ突っ込む石破機。テロはどっち。

 石破幹事長のテロ発言は、ブログの修正にとどまらないで、国会で追及されるネタにもなってしまった。ブログでの発言だから、NETで直ぐ伝播していたし、反応も多かった。この種のことは翌朝の新聞に記事として描かれる。NETでの新聞社などのニュースは、凡そ書き込み更新の時間に寄るから、半日もあれば相当伝わっていく。大新聞以外のNETニュースもたくさんあるし、ニュースのネタ探しに鵜の目鷹の目で当たっているだろうから、最初の意図はともかく輪をかけて大きくなっていくようだ。大きくなっていくとそれ自体がニュースのネタにもなりうる。テレビのニュースでも拡大していく。

見た限りでも、相当な批判の書き込みがあったし、「社会運動を抑え込むための秘密保護法」「言論、表現の自由に対する挑戦」という反論をされた。
読みが違ったのかどうかわからないが、ブログも重要な発言で公人は特に文言に責任をもつことになる。


 議事堂周辺の「声」が国会内にも聞こえて、よっぽど堪えているということでもあるだろう。テロとデモとを同一視しかできない「自由と民主」の幹事長だから、批判されて当然だ。秘密保護法反対の声では朝日新聞も赤旗かと見紛うほどの編集になった。かつてこんなことは見たことはない。それほどの「大音響」なのだ。民の目が届かない秘密をもつ戦前、治安維持法が幅を利かせる社会を想起させると思う人は多い。反対の声は50%の報道もあるが、自民・公明はあきらめていない。あと一歩だ。





2013年12月3日火曜日

空の安全は??

 今日はまた、ANAの客室乗務員の応対コンテストがあったとの報道だ。この時期は、各社がこういうことも競ってやっているのだろう。
 株式会社JALスカイというJAL系列の会社が、カウンター、案内、手荷物、ラウンジ、オペレーション業務までやっている。JALグループで派遣をしているらしい。JALグループ便の他、JALが委託する外国航空会社便の旅客サービス業務、オペレーション業務としている。
 主な受託外国航空会社としているのは
「ブリティッシュエアウェイズ、フィンエアー、カンタス航空、大韓航空、中国国際航空、中国東方航空、エア・インディア、チャイナ・エアライン、マレーシア航空、マカオ航空、パキスタン国際航空、ニューギニア航空、エア・タヒチ・ヌイ、上海航空、エミレーツ航空、トランスアジア航空など」とある。

 資本金1億でこれだけの業務範囲を「子」会社としてこなしている儲けの仕掛けだ。JAL本体で9,600人以上のところへ派遣、業務委託をしているということになるのだろう。連結従業員数は30,882人。
JALスカイの経営目標
 1世界一の基本品質の追求
 2採算性(効率性)の追求
 3空港運営を支える人財の育成・輩出
 
 輻輳混在した職場の中は、どれだけシビアな緊張があることか。接客コンテストで、にこやかに笑う顔を見ながらそう思う。
Jal不当解雇撤回裁判原告団は2010年の大晦日に整理解雇された。組合運動をしているからということが理由だろう。会社に逆らうものからは仕事を奪うという前近代的、時代的な企業体質で本当に運行の安全が確保できる事業がやれるのか、そこも疑問だ。御巣鷹山の事件を風化させてはいけないだろう。


 「→ボーイング787型機の運行状況について」はJALホームページに記載して説明を加えている。







2013年12月2日月曜日

安全とは思えないボーイング787

 日航のグランドサービス(カウンター業務)の競技会があった。昨日のテレビで特集していたが、お客の質問や苦情にどうやって対応するのかというもので、全国から40数名が集まって競い合いをするものだった。先輩の指導を受けて練習するが、地方の参加者も含め練習時間などは取れない。日航のお偉いさん方も参加して、「グランドサービスの差別化しかない」とはっぱをかけるのが印象的だった。感激と涙の優勝、準優勝者が決まるという筋書きだ。

 ニコニコと苦情に「寄り添って」案内してくれる態度には悪い気持ちはしないが、時によっては「作り笑い」に見えるところもあった。会社のためになのだから、本音と違うことだってあるだろうにと思いながら、(危ない)ボーイング787のことを思い出した。
Jal不当解雇撤回裁判原告団のFacebookで提供している情報では、相変わらずボーイング787はトラブルが続いている。(いずれも11月中)
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@全日空のB787-8型機がシステム不具合で2日連続トラブル
 現地時間28日午前、シンガポール発成田行きの全日空112便・B787-8型機で出発前に機体制御システムに不具合が発生したため、約3時間遅れて出発しました。なお、機体は「JA815A」機で、27日に機材変更になった機体と同じです。

@日航が積乱雲付近でのエンジン出力低下で一部路線をB787-8型機から機材変更
 日本航空は昨日、外国の航空会社が使用している B747-8型機で、積乱雲中やその周辺を飛行するときに、ゼネラル・エレクトリック製のエンジンで出力が落ちるトラブルがあったことから、積乱雲が発生しやすい成田空港=シンガポール線、成田=デリー線などの一部路線で、他の機種を使うことを明らかにしました。また、12月から投入を予定していた成田=シドニー線への投入も取りやめました。積乱雲の中で氷の粒を吸い込むと、エンジン内部で塊になりやすく、エンジン内部を損傷する可能性もある、とのことです。この現象はジェットエンジンでは普通にあるもののようですが、推力低下まで繋がることは珍しいようです。機種は違うものの、同社の GEnxシリーズエンジンを使っているB787-8型機でも推力低下は起こりうる、とのことです。

 日本航空によりますと、8月に同社のシンガポール発のB787-8型機で、5秒ほどの推力低下があった、とのことです。
 なお、全日空のB787型機はロールスロイス社製のエンジンを使っており、全日空の問い合わせに対してロールスロイス社は「氷晶対策済み」との回答を得ている、とのことで、特別な対策はとらないそうです。

……
FAA、航空企業に特定の気象状態を回避することを義務付け(787型及び747-8型)
Washington Post(ワシントンポスト) 1126

連邦航空局(FAA)からの命令により、ボーイング787型機及び747-8型機を運航する航空企業は、一部の非常に大型の嵐(積乱雲)を避けて運航することが義務付けられる。

27日に発行される予定の耐空改善命令(airworthiness directive)は、ゼネラルエレクトリック製エンジンの内部への着氷を防ぐために発行される。

当該命令により回避すべき気象状態には、60マイル以上の範囲にわたる雲を伴う嵐が含まれる。

FAAによれば、エンジンへの着氷が推力を失う原因となった事例がこれまでに9件判明しており、これらのうちの2件は、747-8型機のエンジン損傷を引き起こしたという。

日本航空は、このような嵐を回避するため既にいくつかの飛行ルートを変更した。米国では、ユナイテッド・コンチネンタル社が運航する7機の787型機のほか、一部の貨物輸送用の747-8型機がこの命令の対象となる。

ユナイテッド航空の広報担当は、まだ今のところ、この着氷の問題による飛行ルートの変更は行っていないと話している。
……

@日本航空のB787-8型機がブレーキ不具合で遅れる
 21日午後820分頃、成田発デリー行きの日本航空740便・B787-8型機が離陸しよう
としたところ、ブレーキの不具合を示す警告が出ました。このため、同機は離陸を中
止してゲートに戻りました。点検したところ、1本のタイヤに4個あるブレーキ駆動装
置の2個が不作動になっていました。整備のため、この便の出発が2時間39分遅れまし
た。

@全日空のB787-8型機が防氷装置不具合で6時間遅れる
 18日午前9時半頃、成田発上海行きの全日空919便・B787-8型機の出発前点検で、主翼防氷装置に不具合が見つかり、機材を交換して、約6時間遅れで出発しました。

@全日空のB787型機で充電器トラブル
 16日午後7時半頃、羽田空港で整備中だった全日空のB787-8型機で、メインバッテリーと充電器の電圧低下を示す警告が表示されました。バッテリー本体に異常は見られず、充電器を交換したところ警告は消えました。このため、充電器の不具合とみられています。全日空では充電器のメーカーに調査を依頼しました。
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2013年12月1日日曜日

時間が経つのが早いのは自分のせいか

 時間が経つのは早い。秒刻みが早くなることはないから早い訳はないのだが、どうしてこうも早く感じてしまうのか。そんなことをじっくり考えていたら、時間がもっと早く行ってしまうから止めるとして、また撮ってしまった写真の整理にとり掛からなくてはならなくて、これも時間を喰って早めることにつながる。だから早めに取りかかろうと、撮ってきた写真をハードディスクに取り込んで、それも帰宅した日に済ませてしまった。パソコンに接続すればあとはカメラ側から、パソコン側へ写真ファイルを転送して動いてくれるわけだから、さして苦労はない。

 そこからが問題で、1551枚の写真を整理するのに、どこの場所だったかを特定しなくてはならない。だいたい記憶力はあてにならないしパンフレットと写真ファイルの撮影日時・時間をにらみながらやることにする。ちょっと手がけたがそれだけではどこの寺やら庭やらが特定しにくいので、ホームページを使って検索した。だいたいこれまで寺社には興味も縁もなかったし、京都の魅力などと言われても行って見る動機にはならなかったのだから、しょうのないことだ。こんなふうに一日4カ所以上を廻ったわけだから、ぼちぼちとたどって記録をしていくしかなさそうだ。

 寂光院は入り口前の店で梅干し、からし漬け、フキノトウ、タケノコの漬物を買ったところだった。そこは覚えていたが、記憶はこんな程度だから、写真の整理で今年の残り時間も早く過ぎていきそうだ。
 昨日は《国家機密法に反対する写真人の会》の渋谷周辺回遊という計画があって、行くつもりだったが、義母の病院と「たくあん漬け作業」に従事のため行かれなかった。




2013年11月30日土曜日

嵐山が締めの紅葉撮影

 身体も頭も四日目にはだんだん重くなって、朝食のときにようやく祇園と決まった。前日の宴は、料金も味も酒もよかったし、店の場所も近かったが8時から次の客が入るのでということだったので、部屋に戻ってまた一杯飲むことになった。それなのに行く先の話を決めていなかった。不要な荷物をホテルから駅に送ってもらって、タクシーで祇園へ。

 だいたい、芸妓さんが歩いているときだとか、朝方か夕方前に街が動き始めたときがいいと、勝手なことを喋りながら、車を降りるとなるほど川沿いの料亭はシンとしていて、カメラをもった人ばかりが、チョロチョロしている。我が組もそのチョロチョロ組にウロウロしながら参加する。紅葉はもう終わっていて、葉が一部しか残っていない。アングルを考えながら苦戦していると、そうこうするうちに白川の通りに新婚さんがやってきた。写真を撮る人が一緒で、背景を変えながら記念写真をとっているかのような様子だった。居合わせた観光客が取り囲んで、堂々と前から撮りまくっていた。

 料亭街へ回ると観光客も一段と増えて、車の行き来もかなりあって賑やかだった。目の前の横町から急に、芸妓さんが出てきて、カメラを構えるゆとりもなくすれ違って行った。しょうがない、失礼して後ろ姿を撮らせていただいた。大規模なお茶会があって、交通整理にあたっている人が、声をかけてきた。外人が多いが、料亭街には金が落ちないと話していた。日本料理が楽しめないし、高い料金ではなかなか入らないらしい。


 嵐山に着いたら、人の多さにまたびっくり。目的の寺は街人が多いのでパスして、竹林に向かう。竹林を歩く人もぞろぞろと、写真を撮るには左右前後を気にしながでないと邪魔になる。テレビで放映される静かな気配など、これっぽっちもない。


















2013年11月29日金曜日

散りゆく紅葉

 紅葉の時期は、なかなか計れない。現役生活をとうに卒業したものであっても、紅葉が黄色から赤にかかるちょうどいい時期に合わせるのは難しい。写真を撮ったものが成果として生きるというナマな世界でなくて、趣味の世界から抜き出したいと願うことをモットーとする「写真屋」の場合はなおさらだ。
だいたい、それなりの用向きもあるし、一緒に行く人の都合だってあるわけだから。

 レンタカーを利用して、源光庵、光悦寺、三千院、寂光院と回る。カーナビの目的地選択で、「寺社」から探したが「源光庵」が出てこない。古いカーナビだからかなどと話していたが、後で、「寺社」からの検索ではだめだたことが分かった。いずこもまた、人並みのなかで泳ぎまわりながらの撮影だった。紅葉はどこも、ほぼ終末に近づいているようだった。

夕食の楽しみはホテル近くの「料亭と一杯飲み屋」の中間クラスの店。ホテルが紹介してくれた。値段はちょっと高めだったが、料理は皆旨かった。紹介されたところが、予約でいっぱいだったので、その店が姉妹店に案内してくれた。五軒置いた並びにあった 。店の名が「五けんしも」なんだそうで、こういうところがいいね京都は。
  













2013年11月28日木曜日

賑やか京都

 紅葉を撮りまくるための3人ずれが歩き回る寺は、時節柄どこも混んでいる。賑わいの主力はやっぱり女性だ。女性群が連なって歩き、それに若いペアと熟年ペアが入り混じる。東京の新宿駅だとか、池袋駅だとかのすれ違いが寺の境内で再現されているかのようだ。その廊下に座り込んで庭園の紅葉をその場からスマホで撮っている。カメラを構える人は少数派で、電車の中と同様にスマホ派が凌駕している。立派なカメラを持つ写真屋は、負けじといいポイントを歩き回る。

 スマホはかなり鮮明に写真を撮れるようになったそうだが、どこのポイントでも競合してしまう。ポイントと対象の撮りようによってはいい写真が取れるだろう。写真屋の人口は急激に増加していることになる。昼の食事はニシンそばだ。6.7番目に予約の帳面に書き込んで、近くをうろうろ写真を撮りながら時間つぶしをした。店の人は手慣れたもので、順番が来ると大声で店に呼び込んでいた。昨日は湯葉うどんだったから蕎麦にしたが、ゴマ豆腐と葛餅がついて1000円也。ここもご婦人方ばかりが目立っていた。


















2013年11月27日水曜日

京都で紅葉を撮って、煩悩が取れるか

 年を重ねて、酸いも甘いも噛み分けたのかどうか。自分だけが苦労したと思っていることを、いやいやたたみこんでちょっと軽く箱にしまっておくことができればいいといつも思うけど、たやすいことではない。そう整理がつけられれば成功だろう。ところが己のような凡人には難しい。細胞の動きがだんだん緩やかになってくる。いままで簡単にできていたことがそうはいかなくなる。と、やけにものごとに苛立つことになってしまう。さして得意でなかったことも、よけい難題に見えてくる。

 あたりまえに面倒なことが重みで余計に避けたい気持ちが高じてくる。人並みじゃあないか、取り繕ってやることもあるだろというときもあるが、しかし気持ちはとっとと逃げ出す。流れは自分中心と言うわけにはいかない。返って棹をさして進めるごときの所業にとらわれるときもある。もっとも自分でまいた種だってあるわけだし、関わっているものもあるのだから、その責任に知らぬ顔をしたいものだと思うこともある。それもなかなかうまくゆかない。

京都に強いて行きたいと言ったわけでもないが、写真合評会グループの三分の一としては、愛想のない返事をすることは普通できない。多少の写真道具を取りそろえるとやっぱり使いたくなるという気持も一緒に手伝う。
 何回も来ている先輩の折々の気遣いで、勝手を知らない京都の寺と街中を旨く泳ぎまわる。新幹線を下りた時から、ツアー軍団に圧倒されていた。東福寺と泉涌寺で紅葉を撮り歩いたが、人の波の中で前後左右を気にしながらの道行だった。折角の寺巡りに、紅葉だけ見るのではなくて、煩悩のおさまりどころを追求するのも手だが、そんなゆとりは持てない。とりあえずは人よりいい写真を撮り当てなくてはならない。

 ホテルに戻って、ニュースで特定秘密保護法案の衆議院可決を知る。日本写真家協会が「成立に強く反対」の声明を昨日出したということだったが、どんなときでも事実を切り取ることができる写真を制限し、歴史の記録を認めないことで、戦争の道へのめり込むことに同意できないのは当然のことだ。先斗町の路地には、外国人の客がたくさん歩いていた。平和でなくては成立しない日常を汚すことは許されないことだ。


2013年11月26日火曜日

寸又峡の紅葉は悪くなかった

 富山では時ならぬ雪崩も起きて、気候の変動の影響を軽く見ることができない。「遊ぶ経済効果」に期待される時代だから、安全に四季折々の楽しみを味わうようにしたいものだ。どんどん減らされていく年金を叩いていくのだから、紅葉の時期もピッタリでなくてはならない。

 そんな思いを持って訪れた寸又峡は、すでに秋の終わりのような気温だった。昨今の暖かさになれた体に寒さを浴びせられたようだった。温泉はまたぬるめだからゆっくりつかって暖まったものの、暖房抜きにはいられない。アルコールの力を借りての常套手段で寝入った。朝早く撮りに行こうかと目論見だけはしていたが、寝過ごしてしまって果たせなかった。

 朝食後9時を回って1時間半ほどのコースを歩いていくと、谷はまだ陽が入っていなかったから、早くなくてよかったと言い訳がたった。紅葉は盛りを少し過ぎたのか赤い紅葉が一部黒ずんでいた。黄色の紅葉もその他の木も葉が落ちているせいか透けていて、ボリュームに物足りなさを感じるものだった。折り返しての帰り道では陽が差し込んできて、やっぱり陽射しが入る軽視がなにより良いとシャッターを多めに切った。











2013年11月25日月曜日

特定秘密保護法案の目くらまし

 特定秘密保護法案の怖さが明確になって、反対の声が広がるに及んで、修正協議も揺らめいたりして、当初の採決強行が伸びてきた。22日にはキャロライン・ケネディが、愛嬌をふりまきながら来日した。このあたりが強行採決をねらっている時期とあっているというのは、確証はないけれども何か画策がありそうだと、そう思う人は多いだろう。キャロライン・ケネディに対してのNHKニュースのコメントは「日米の緊密な関係・父親の親日の思いを果たす・友好に務める・ツイッターでの発信開始・横田基地訪問米兵激励・防衛大臣と会談・普天間基地問題解決・手腕に期待」などなど。日米安保体制の強化、基地体制の維持のための大使となったことは誰でもわかる。ニコニコ愛嬌を振りまいて、父の親日の思いを果たすためにだけ来るわけでは決してない。ウケ狙いだといえばご本人には失礼になるが、そこいらへんの切り口を明確にしておかないと、基地問題やオスプレイの演習強行の緩衝にされかねない。

土曜日、見るともなくBS日テレで「ボビー」という映画をやっていた。見るともなくつけっぱなしにしていたら、ケネディの暗殺事件をもじったテーマになったものだった。時節柄番組に組み込んだものだろうが、そこまでやるかという思いがしないでもない。


 そのうえ「5000万円を借りて返した」ニュースが飛び出した。でどころは検察のリークとされる。こちらはしどろもどろの記者説明で、マスコミが追求しやすい事件になった。これもまた、特定秘密法案を後景にやることを手伝う。世論の耳目を引き付けるに十分なことだから、暗黒社会を招く特定秘密保護法を、反対の声に抗して成立させようとするとき、やりそうなことだ。
 安倍首相の好みの人間をNHK人事に充てることは、国会にかけられることだから表に出るが、民放への関与はなかなか出てこない。首相官邸での宴会にマスコミ関係者を「招待」するのもそんな熱意のあらわれだろう。どの問題も捨てては置けないこと、大事なことだから目くらましに乗らないようにしなくてはと思う。





2013年11月24日日曜日

藤原紀香の話題のつづき

 ほんとうは、と注釈をつけなくてはならないけれども、つけた方がわかり易いし、たぶん許されることかなと甘い思いでブログに書き込むことにした。
 藤原紀香の赤旗日曜版報道で、一部のマスコミの中傷をうけ、個人から「批判」が投稿されている。ご本人の発言が掛け値なしに真っ当なものと思われるが、要約したり表現を書きなおすとニュアンスの違いも出てくるので、そのままのものをコピーすることにした。 藤原紀香のFacebookの投稿なので、ほんらいは登録者でないとみられないものなのだが、登録する気になれば、その登録した途端に見られるものなので、あえてお許しを勝手に得ることにした。悪意を持ったものでないことも当然ながら許容含ませたい思いもある。
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「ありのまま、素直な気持ち。」

最後まで読んでくれたら幸せです。

赤旗日曜版の芸能ページの取材をうけたことで、あるメディアに、話題になっている法案の事とこじつけられ、各方面に誤解を受ける書かれ方をしていてとても悲しいです。

これまで、素晴らしい芸能の先輩方や著名人の方々が赤旗新聞日曜版芸能ページに出られていますし、私も今回、そのお仲間に入れたようで光栄に思っていただけで、皆さんと同じように特定の政党に偏っていません。

取材では10年、これまで続けてきたチャリティーやボランティアの話を誠意をもって語りました。とてもいい記事になっていると事務所共々 喜んでおりました。なのに、なぜこのように 書かれるのかとても遺憾に思いますし、きちんとその赤旗日曜版の記事を読んでいただければ、私の真意が伝わることと思います。

そして、以前のblogを読み返して頂けたら分かると思いますが、私は法案に関して反対とか賛成とか書いていません。

私がはっきりと書いたのは、「法案を決めるため国民の意見を聞くパブリックコメントというものが、たった二週間しかないということ、これは知らない方が周りでも多かったので、まずはそのことを知りましょう、そして、法案に関しても理解した上で、賛否両論それぞれ声をあげましょう」と書きました。

あと、
「私はこの法案に反対と言っているのではなく、大事な我が国 日本のことをスパイなどされないようになんらかの対策は必要だと思う。ただ、その秘密となるものが どこまでの適用範囲なのかは、決めるべきでは。」と書いています。

それをいつのまにか、一文だけ切り取られ、無断使用の写真もくっつけられて 片方だけの意見の広告のように、作ってもいないポスターまでが作られてしまい、それが一人歩きしています(>_<)

もちろんあれは、私サイドが作ったものではないことを、いつも応援してくれるこのblogを読んでいる方々はわかってると思っていたので、これまで書きませんでしたが事務所社長とも相談して、違うことは違うと言おうと。

応援してくれる人は 批判する人の何倍もいてくれるから 勇気が出るよ(*^^*)

FacebookにもNORIKA-NETにも、たくさんのメッセージありがとうございます!その気持ちだけで元気になれます。感謝です(^-^)
そしてまた進むために改めて大尊敬するマザーテレサの言葉を思い出そう。

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人は不合理、非論理、利己的です。気にすることなく、人を愛しなさい。

あなたが親切であれば、人々はよからぬ思いを秘めてあなたを非難するかもしれません。気にすることなく、親切であり続けなさい。

あなたが正直で誠実であれば、あなたを騙そうとする人が現れるでしょう。気にすることなく正直で誠実であり続けなさい。

あなたが幸せを見つけたら、人々が嫉妬するかもしれません。気にすることなく、幸せでいなさい。

あなたが善い行いをしても、おそらく次の日には忘れられるでしょう。気にすることなく、善を行い続けなさい。

あなたの中の最良のものを世に与え続けなさい。全く足りないかもしれません。気にすることなく、最良のものを与え続けなさい。

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いまの私には崇高すぎる言葉だけど、信じることを前向きにやり続ける、それは出来る気がするから頑張るね(^-^)

皆さん、応援よろしくお願いします!


写真はアフガニスタンで撮影した最後の一枚。「帰らないで」と、子供たちが夕陽の丘を駆け上がってきてくれた後の写真です。
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2013年11月23日土曜日

咲かないほうがいい花とは

 お茶の花は咲かない方がいいとは知らなかった。カメラを持って撮りあさるメンバーは、これという被写体を探して懸命になる。いい写真をとろうとすると、それなりの立ち回りが必要になる。茶どころだから、それも撮っておかなくてはと、昼食場から出てすぐ隣に広がる茶畑に行く。人気はないが、広い茶畑が広がっていた。どうやって撮ろうかと考えながら近づいて見ると、ちょこんと花が咲いていた。いくつも咲いていないが、点在してあちこちに見える。
この花が咲くときは、天候の状況が悪い時などで、お茶の木が弱っているときだということ。期待されない花とはなんということだ。これも温暖化の影響なのだろうか。














2013年11月22日金曜日

川根茶も大井川の恵み

 退職者会の旅で寸又峡に行ってきた。紅葉の時期ゆえに参加者が多くて、バス一台で補助席まで埋まった。大井川に沿って登っていくが、川の流れが貧相でご多分にもれず小さな砂利を敷き詰めたような河原。広い河原にトラックが入り込んで採取しているらしい場面も目に入る。砂利採取は禁じられているはずなのに、なんらかの手がつかえるようになっているのか。上流に向かうにつれて河原に砂利を積んでいるところや、河畔に工場らしきものもある。それを見る限りは川とは言えない。雨が降ればただ水が流れる水路で、川や河原には生き物は数えるほどしかいないだろう。

 川は人の生活を潤してきたし、水は命を維持するのに絶対不可欠なものとしてきたはずなのに、冷たい仕打ちだ。乾いた小砂利が果てしなく転がっているだけの川は、沙漠のようで嘆かわしい限りだ。お茶の名産地は、湿気も大事な役割りをもっているという話も聞いた。川の恵みは大きいものだ。東京都の都市計画審議会が、ビルの容積率を上乗せするということを決めた。三井不動産が日比谷に計画する地上37階建てのビル建設を可能にするという。 

 「オリンピック特需」で、またぞろ鉄とコンクリートを積み上げることに向かっていく。横浜市庁舎の建設をオリンピックの前に竣工させると市長が言っている。山と川の受難が続く。

東名高速から見えた河内川の南1キロで見えた「山削り地点」。地図で見ると二カ所ある。



 大井川本線福用駅前の大井川、砂利採りらしき工場が見える










2013年11月21日木曜日

藤原紀香の軽いノリがいい

 特定秘密保護法案は大きな問題なのに、パブリックコメントが短期間でいいのかとブログで書きこんだ藤原紀香は、いまFacebookの投稿でもちきりだ。なにが秘密なのかが秘密で、わけのわからないまま逮捕もされ、罰則も適用されるという暗黒の社会をおかしいと思うのは、ごく普通の感覚だ。


 藤原紀香のFacebookを見ていたら、オリンピックの招致が決まったこときにもコメントしていた。この投稿には16,835人が「いいね!」をクリックしている。スパッと批判している気持ちのいいコメントだ。Facebookの「いいね登録者169,147人。







2013年11月20日水曜日

交通機関の悪口を書いたせいではないだろうが、夜にも遭遇

 昨夕は釣りの会の理事会に行っての帰りに、新宿で降りて乗り換えようかと、地下鉄の入り口まで歩いていくと、改札で人だかりがしている。ああ止まっているのだなとすぐにわかったが、しばらく見ていても運行停止している理由がわからない。ともかく停まっているから、定期券の利用者は振替輸送の券をやると、配っているのはわかった。

 改札の中に入っていく人もいるが、どうなるかわからないからJR利用で行こうかと元来た方へ歩いた。人の間を歩きながら、せっかくだからここから歩いていくかと、迂回して地上に出た。新宿駅は9時前で人の流れは多い。ビックカメラの入り口で「9時まで空いている」と看板を持った青年が立っている。これから暮れに向けては売り上げ増のハッパとノルマが大変だなと、同情だけしてそのそばを抜けて青梅街道へ。

 迷うことはないまっすぐの道を中野坂上まで出れば、あとはいつものウォーキングコース。小一時間かかって家に着く。息子が風呂に入っていたので、電車は大丈夫だったのかと聞くと、止まる直前に帰ってこられたらしい。運のよかった息子に不幸な親父ではあったが、12,000歩を超える「実績」を手に入れた。これでガンマーgptが減れば「幸」に転ずる、と思うことにした。

2013年11月19日火曜日

犬も歩けば…程度ならいいが、危ない交通機関

 昨夕、池袋まででかけた。14日に出かけたときもそうだったが、人身事故で電車が遅れていた。横浜の方で事故が起きても、中距離電車というのか乗り入れで走っている列車が影響を受ける。かつては地下鉄の電車が遅れることはまったにはなかった。あってもよっぽどのことで、日常茶飯事になったのは最近だ。

 「人身事故」が増える要因をさておくとしても、運行の周辺機器が故障するということも多い。最近はさすがに止めたが、「車両点検のため」に遅れているとアナウンスしていた。車両点検など事前にやれといいたくなる。国鉄分割後の事故の「定義」が変えられて、国土交通省への届け出が緩くなっているのも要因の一つだろう。乗車が一回で目的地に行けるのは非常に便利だが、つまずいて関連の路線に影響していくのは大きなリスクだ。

 元をただせば都市への集中ということがある。ホームにあふれる人が落ちないように、ホームドアを設置して危険度を下げるのはいいとして、その分列車が途中で停止したときに、運転士一人でなにができるのだろうか。マニュアルでできることがあるにしても、それこそ地震の時にはどうするのか。モノレールは運転士もいないわけだから…。

 JR北海道の手抜き偽装はぬかるみに入っている様相だ。国交省が張り付いて監査するに至った。地元では利用しないようにしているというのは解る。ここまで落としたのが、国鉄の分割民営化であることは違いないが、その株主である国交省が調べていての有様なのだから、まったくみっともない構図だ。交通機関の安全は誰が守るのかという肝心なところが成り立たない世の中を造ってしまった。

昨日はまた、B787の事故が起きている。
@日航のB787型機がエンジン始動できずに5時間半遅れる
 16日、シンガポール発成田行きの日本航空712便・B787-8型機が出発に向けてエンジンを始動したところ、左エンジンが始動できないトラブルが発生しました。このため、同機は出発ゲートに引き返し、エンジン制御コンピューターのリセットなどの措置を行い、5時間33分遅れで出発しました。
Jal不当解雇撤回裁判原告団のFacebookから)

そして今朝も、
~近江鉄道本線で踏切事故 運転見合わせ
~電車にはねられ高1死亡 JR山科駅、2万9千人に影響

~相模鉄道=希望ケ丘駅で車両点検を行った影響で、列車に遅れが出ていましたが、09:00現在、ほぼ平常通り運転しています





2013年11月18日月曜日

酒をたしなむ。たしなむ程度が問題か。

 今朝は朝早く目が覚めてしまった。ちょっと集中してやっていることが気になって、頭をめぐらしてしまうと身体の温度が上がってきて、起きた方がいい状態になる。鼻が詰まったのが原因で目が覚めたのだろうと思うが、無呼吸症候群の気もあるようだから、どちらにしても息が詰まった状態でのことだろう。近頃よく鼻が詰まるし、気温が下がってくるから、体を温めようとすると余計に鼻が詰まる。
 
 だいたいは途中で起きることはなく、快適な朝とはいかないが、目は覚めるから、健康な部類に入っているのだろうと思う。健診の時は問診票に特には何もないと書き込むが、細かく言えばあれこれの心配事は人並みにある。その心配をあれこれ書いてもおおよそ返ってくる言葉はわかるので、余計なこととして書き込まない。健診の内容も項目によっては、だんだん有料化され、メタボであるかないかぐらいが振り分けの元になっているから、どこまで信用していいのかと、自己診断型の判定に入ってしまう。

 血液検査ではγGPTや中性脂肪や、話題になるような結果が出てくるので、注意の自覚を促される。今回も数値がこれまでになく高めだったが、アルコール摂取が多いことは解っているし、食欲よりは早食いが影響していることは自覚している。だからさっさと医師に対しては「頑張ります」と決意表明をすることでしのぐ。今回は別途検査をしろと言われるかと思ったら、それはなかった。よかったと一瞬思ったが、この先一時の自覚期間が過ぎると、また「まあいいか」という生活に落ち込む。

 ポイントはそこにあると、何年も過ごしてきたのだからダメなものだ。健診結果が出たときから、鞭を入れなおしてまたウォーキングをキチンとやるようにした。ここ一週間でも一日10,000歩は歩いている。大したことではないが、確かにずるずると目標をないがしろにしていたから、それも数値高騰の原因になっていただろう。運動項目も一つ増やした。

 しかしながら…このさき退職者会の旅行あり、現役時代の仲間の忘年会あり、撮影旅行ありと、「数値高騰」の予定が並んでいる。断る勇気はさらさらない。そりゃあ呼ばれるうちが華っていうものだろうし、よしんば断ったとして寂しさのあまり家でたっぷり飲むのではおんなじことだ。せいぜい、休肝日はとるように頑張ろう。日記には「飲酒一日目」「飲酒二日目」、「断酒一日目」などと毎日書き込むようにした。今のところ「断酒二日、三日」が記録されている。ヨシヨシ…。




2013年11月17日日曜日

沖縄ツアー付け足し

 沖縄を訪れた若者のブログに書かれていた感想があった

※沖縄は戦場とかした何て知らない人もいるこの世の中、青い海と青い空だけではない、この場所も皆に知ってもらわなければならないと感じた1日でした。※

 若者だけではない、沖縄の苦難の歴史に触れて知ることが平和を考えるうえでおおきな意味があると思った旅だった。特定秘密法案が強行されれば、「その時代」を招くことになる。そうなってしまっては、沖縄が被ってきたマイナーな歴史を追認することになってしまう。「理由が提示されなくても逮捕」されるようなことになれば、ブログで書きこむことさえ控えなければならないことになる。人権も民主主義もすべてが抑え込まれる社会だ。


 最後に新原ビーチでグラスボートに乗って、海底の魚を鑑賞したが、海底のサンゴは白化が目立った。先ごろNHKの番組で温暖化が原因とみるサンゴの白化現象を取り上げたものがあった。おりしも、温暖化対策での温室ガス削減目標を下げることを閣僚会議で決定した。経済成長ばかりを突出させて生活にかかわる施策はすべて切り刻むカジきりをする安倍内閣は、まだ支持率が高い。

琉球そばとオリオンビール