2022年11月2日水曜日

リュックのカメラがだんだん重くなる

  汗を拭きながら「かつて軍港として栄えた」とパンフに紹介してある「入船山記念館」に行ってみることにした。旧呉鎮守府長官官舎、旧呉海軍工廠時計、急高烏(たかがらす)砲台火薬庫などが移築されている施設で、東郷平八郎が、1890(明治23)年からの約1年7か月間、 呉在任中に住んでいた家の離れ座敷も移築復元されていた。

 最初に行った「てつのくじら館」(潜水艦)とこの記念館を見ただけでも、呉の歴史が「軍国の歴史」に浸かってきたところだということが、いやおうなく感じさせられる。自衛隊の建物にある塀に、にこやかで元気のよい入隊勧誘のポスターがずっと並べて掲示されているのを見て、ロシアの徴兵と重ねてみてしまった。













2022年10月31日月曜日

呉の「軍国の香り」観て回る

 友人が住む街は広島県呉にある。話を聞きながら、訪れてみたいという気になった。つりの会の会議でずいぶん前に行ったことがあり、そのときにしたハゼ釣りが思い出に残っていて、しばらくやっていない釣りもいいなと、旅の動機が膨らんだ。事前にたくさんの「観光案内」情報を知らせてくれて、イメージをつかめたのはよかった。観光地はさておいて、街の歴史が見えるようなところと、注文を付けさせてもらって、日程が出来上がった。

 初日は友人が仕事だったので、一人で呉の観光地を中心に回ることになった。潜水艦のモニュメント(本物らしい)がドカンとおいてあり、内部を紹介する展示施設を観た。こんなものかという以上のことはなかったが、機雷の掃海にしぼった掲示などは、生臭さを感じさせないということなのだろうか。来観者は多くはないが、若者が潜望鏡から眺める港の景色を見て何を思うのだろうと気になった。カメラ以外の荷物が入った手提げのバックはホテルに預けてでかけたから、カメラのリュックを担ぐだけでよかったものの、気温が高くなってまた夏かと思わせる気温になった。














2022年10月25日火曜日

呉の街、川岸のベンチに座る人

 今日は傍らに自転車が置いてある。昨日と同じところで「占拠」している。遠すぎて、スマホカメラでズームしても、同じ人かどうかよくわからない。隣の公園で掃除を一人でしている人が、昨日はいた。探しても見当たらない。川の真ん中にあるコンクリートの島に昨日いた鷺もいない。川と平行して、山に向かう道路の銀杏が、昨日より少し黄色が濃くなったかな。朝の斜光で光って見える。ホテルのレストランからの眺めは見飽きない。(スマホから投稿)




2022年10月21日金曜日

読者会の良さ

 モーニングショーで、スマホにとらわれて「脳疲労」になっている人が多いという話をしていた。年中使いこなす人は、集中してとらわれてしまって、寝る直前まで見てしまうことがあるという。かくゆう自分も寝しなに見てしまうことがある。そういう生活は脳にとってとてもよくないとのことだ。そういえば「寝落ち」という言葉もあるらしい。脳疲労の対策は身体を動かしたり、楽しくとりくめることをして、脳に違う刺激を与えることが必要だという。読書もいいだろう。私の読書は読者会のために、ストレスを余分に被ることにあるけれども、また一面脳の働きを変える意味で良いことになるのだろう。写真を撮るということも、違った分野の「脳」を使っているわけで、良い写真が撮れなくて苦闘するストレスが効果的なことになる。写真の展示会やら例会やらのあとに、一杯飲むのもまた「脳」のために良いことだと、そこまで行くと手前味噌か。

 一枚目の写真をどこで撮ったか忘れて、グーグルマップのタイムラインを見て、近所の店で撮ったものと分かった。アルコールが入ると無性にシャッターを押したくなってしまう。いやこれも病気っぽいかな。






2022年10月15日土曜日

雨上がりの公園で

 さる公園で撮った。子供たちのグループと親子連れが楽しそうに遊んでいました。子供たちが気が付いてポーズをとってくれた。お父さんは雨上がりで濡れているすべり台を、ものともせず子どもと一緒に滑ったものだから、お尻のあたりがビショビショになってしまった。子供たちに「学校は休みなの」と聞いて、言ってしまってから休日と思い出した。さすがに「今日は休日だ」という返事はなくて、休みだと素直に話した子供たちは可愛い。












2022年10月8日土曜日

秋がきているよ

 「医療費の2割負担」が10月から始まった。診療項目が多くなっていく身にはつらいことだ。健康、安全な生活を守れて「安全保障」と言ってもらいたい。先制攻撃能力で得するのはだれなんだ。硝煙がしてくるようなことが横行していて、かの「民主主義の国」もあったものではない。聞く耳があるのかどうはわからないが、たとえ聞いたとしても、聞かなかったことにする。こういう国が民主主義と言えるのか。

気温が急に下がって、まるでジェットコースターの乗っているかのようで、身に応える。温暖化対策は一刻の猶予もない。でも自然界はそれでも忠実に四季を刻もうとして、頑張っているのだろう。

会津レクリエーション公園で













2022年9月30日金曜日

本を読もうじゃないか

 文字を読むのが嫌いではないと思っているのに、本が読めない。まれに読むことはあるのに、いつも読むという具合にはならない。知識を深める本は義務で読むものではないかもしれない。「本を読む」会に二つも加わっている。これは読みが義務になるから「いやおうなく」読書する。これが気持ちを満たす効果は確かにある。

 いやでも知らないことを知らせてもらえる充足感も持てる。方や遅々として読まずに溜まっていく本がいくつもある。正確にはちょっとだけ読んでおいておく本。人に話すと、そういうことはあるらしいから、悩みには当たらないかと少し安心する。でも、読んでみたい本がまた目に飛び込んでくる。

 NET通販で検索して購入しているが、一時「お気に入り」に登録しておくことにした。いざというときに購入のボタンを押すために。いざというときとは、部屋に居座っている本が相当読めた後になる。とすればそれまでは「本棚」としておける。



2022年9月27日火曜日

犬も歩けばカルトにあたる

 このカルトはどこまで深く根を下ろしているのだろう。国会議員はもとより、地方議員になっているとも報道されている。そうなると放送界や企業、町会などへもと憶測が広がる。国葬反対の声が多数だと言いつつ、「賛成と反対が…」と賛成を先に持ってくる転倒を平気で使う報道も、腰が据わった批判ではない。政権忖度にプラスしてまさかカルトの影響が…。それでも「8年8カ月」の間に日本の政治にじっとりと悪政を融かせ塗りつけてきたことが、全体像として見えてくる。なにより国葬儀の強行が「8年8カ月以上」の延長線として表れている。世論調査はおしなべて反対が多数になってきて、溜まったマグマが噴出しだしたのは当たり前なのかも。

政権は、カルトと縁切りができないらしいが、ぜひとも「悪を断ち切る、縁を切る」ことに踏み込んでもらわなくてはいけない。願いごとにしてもらわなければ、日本の政治の存立が危うい。