2011年12月19日月曜日

歩け雪道


 月曜ゴミの日。昨夜は降らなかった雪が明るくなってからちらつき始めた。朝食後収集時間に遅れないように、ゴミ用の袋二つを持って表に出る。

 長靴を履いて、積もり始めた雪をすべらぬように注意しながら集積場に向かった。集積場までは10分ほどかかるから、身繕いもちゃんとしないと寒い。

 積もった雪に新しい踏み後がある。今朝早くゴミを持って行った人か、新聞の配達人かどちらかだろう。置き場は、袋に詰められたゴミがキチンと置かれている。

 管理する人がしっかりしていることを思わせる。そこから、きのうのウォーキング不足分を補おうと、岩手山麓の上の方に歩き始める。

 道路は舗装してあるから、少しばかりの雪では躓いてよろけることはない。

 ここもすでに踏み後がある。それも、女性の靴のようだった。前方には姿はみえない。車が降りてくるので左側へよけると、踏み後が。これはカモシカのようで、ところどころで脇道に寄っている。

 先日はまったく人気のない道を上っていったが、今日は足跡があって寂しくない。終点の馬返しまで行く気はないので途中折り返してきた。

 カウンターが前半カウントしてなかったようで、帰りも同じコースを通って家へ戻った。およそ6000歩でちょっと不足だった。

2011年12月18日日曜日

ご自分でどうそ


 共済の申込書に印鑑を押して、郵便局まで行く。郵便ポストの「取集」は10時だった。ちょうどすれ違ってしまったようだ。月曜日は15:30分と書いてあり、一日1回だけの「取集」だ。

 よくえいば、時間をゆったりとれる田舎暮らしにあっている。でも、郵政改革で減らされた部門かも知れない。まあどっちにしても、即日配達とはいかない。

 先日メール便のやりとりで、返戻されたものがあった。住所がちがったからそれはやむを得ないが、そのメール便がなかなか戻らなかったために、後の対応に手間取ってしまった。これも元を正せば郵政改革そして「公務員削減」が原因。

 一昨日、住民票を取りに地域センターに出かけた。近所の地域センターはご多分にもれず統廃合で、来年4月以降は15分先の地域事務所へ行くことになる。

 遠くなるねと言うと、住基カードならコンビニで取れますよという。なるほど、全国ネットになっているから、サービスは低下しないというわけだ。コンビニで住基カードを使って、切符を買うようにやるわけか。

 しかし、カードばっかり持たされて、その上自分でなんでもかんでも、「入力」して手に入れるという社会は便利な社会というのかね。公務員削減のあおりでこちらの手間ヒマが増えている。

 JRも同様、昔は公務員。新幹線の自動販売機なんかまだ、恐怖の対象だ。恐怖に慣れたころ見計らって、「緑の窓口」は無くされるだろう。

2011年12月17日土曜日

一体改革か、仕分けかに入れて欲しい


時期戦闘機F35固まる
毎日JPニュース

この記事では自衛隊の次期戦闘機を決めたと報道。これまでの戦闘機の値段は

F4  120億円から25億円
F15 1機最低100億円以上  輸入14機国内生産199
F35 150億円以上、もっと高くなる予想。価格も当初からすでに倍増。


オーストラリアが断念か
2011.8.3産経ニュース

 F35は、アメリカの国防費削減の影響で開発が遅れ、値段も高くなるという判断でオーストラリアは断念する可能性があると83日に報道されていた。

 その上、生産技術に非開示部分が多いとされる。はてさて、こんな戦闘機を選択したのは中国対策と説明したが、どんな代物か判らないのに買うと決めるのかねエ。

 「社会保障と税と一体改革」というのが何のためだかうすうす判るが、改革はこういうものも一体で考えてもらえないだろうか。

2011年12月16日金曜日

適応力は身についているかも


古川さんは失っていた重力への適応を訓練によって急速にとりもどした。

古川さんの記事 →  NHKニュース

 石の上にも三年ということわざを思い出した。重力ばかりでなく、人間は環境変化に対するかなりの適応力をもっていると思える。

 ぎりぎり適応力を迫られると「火事場の馬鹿力」みたいなことだってできてしまう。厳しい環境を乗り越えてきた人間の能力として備わっているものだろうか。

 もっといえば、環境の変化に「生き残った者」が引き継いできたともいえるのか。その耐えた力が「DNA」にひきつがれるなんて考えたら面白い。

 眠っている様々なDNAがどこかで発揮されたら。だからといって、雇用主に従順であるべきという「普遍哲学」で、忍耐を超えることを要求されるのはあってはならないこと。

 生徒の対応で悩んで自殺してしまった先生が、裁判で労災を認められたということがあった。こうしたことがなぜ起きたか、なくすためにどうするかということを真摯に追求することも、人間社会の適応力を構築することになるのでは。

2011年12月15日木曜日

助け合い精神だけで解決はできない


 猪瀬直樹副知事は東京都の瓦礫受け入れの判断は「助け合い」の精神の音頭を取る意味があると言っているとか。

 岩手山麓の滝沢村滝沢地区のゴミ処理場で受け入れることについて、「三陸復興のためにはガレキを受け入れなければならない」という意見が多数あったとのこと。

 助け合いの言葉には魔力があって弱い。厚生年金より受取額を多くもらっている共済年金はとんでもない!と朝の番組で声高に言っていた。これも「助け合い論」だけれども、見過ごせない。
 
 年金原資が少ないので一本化にして「均す」つまり多いところは減らすというのが解決策とするなら、こんな責任回避はない。

 年金を十分なものにするために制度設計する、企業にしかるべき負担をキチンとさせる、国は財源措置をちゃんとやるということがなかったから、今のような制度にしてしまった。

 なのに、年金を高くもらっているところはけしからんとするのは、本質を見ない議論になってしまう。

 国民年金は信用できないというもっぱらの評判ではないか。掛けてももらえないとわかっているものを掛けろというのは説得力にかける。

 同じ番組で、欧州連合と日本とのGDPの比較をしていたが、日本はおおよそ欧州連合と同等の経済力と説明していた。そんなに力のある国が、年金ひとつ満足な制度にできないわけだ。

 イギリスでは50歳で退職して年金で暮らせると聞いたことがある。だいたい、民主党公約をなくなったものとして議論をすること自体が、皆の願いからの出発でないということだろう。論議の積み重ねさえないなんとも発展性のないことだ。

2011年12月14日水曜日

賃金が少ない方がいいとはだれも思わないはずなのに


 ツイッターに
 
 「どうして東京電力の社員がボーナスをもらえるんだ? よく貰ってられるな。せめて今年ぐらい、そのカネで賠償しろよ。」とつぶやきが投稿されていた。

 東電という企業のしかるべき幹部たちに、責任をとってもらうことはあるにしても、企業目的のために上部の指揮命令下ではたらく人たちにボーナス貰わないのが当然とは当たらない論議だと思う。

 伝えられるように、放射線の測定器さえつけない、つけても基準を守っていられない、休息するところもない、被災者への対応にも相当なエネルギーを使っているだろう。

 問題はこうしたことへ導いた東電なり国の政策なり、原発建設で潤った企業の責任が問われるべきじゃないか。

 同じことは「公務員人件費削減」にも言える。震災、原発事故の対応のお粗末さを超えて「この機会に」儲け口を追求しようと蠢く利権集団の意図をうけることにばかり熱心な政府、高級幹部役人と、被災した住民の元の生活を取り戻すために、寄り添って働く公務員は一緒に論じられない。

 民間の労働条件は「親父元気で留守がいい」時代よりもずっと悪化している。非正規雇用者は34.3%にのぼる驚異的なパーセンテージになってしまった。

 だから、正規雇用者の賃金は長期低落に働く。その低さゆえ、「公務員の賃金は高い」という攻撃にまったく無批判に応じてしまう。「大王製紙」「オリンパス」のような企業の態度を見ると無性に腹立たしい。真面目に働く社員の労働条件はどんなものだろう。

2011年12月13日火曜日

焼却灰、大阪は?東京は?


NHKのクローズアップ現代を見た。見て愕然とした。

以下はメモ
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超高温の焼却炉では放射性物質が凝縮される  
関東の自治体からから、発生した焼却灰を地方に処分依頼している
流山市から秋田に依頼している焼却灰から2万ベクレルの放射線が検出、戻された
茨城県守谷市(人口6万)の人工河川で 26000ベクレル
除染のめやす0.23マイクロシーベルト 避難は38マイクロシーベルト
埋める場合は8000ベクレル以下はOK
柏市南部クリーンセンター 焼却灰70800ベクレル 詰めたドラム缶の外でも4ベクレル
超高温焼却1200度でゴミの量は百分の一に ドラム缶811本 もう満杯
11
月末で5150本のドラム缶が未処理
環境省はそれぞれの自治体保管との見解
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 国と東京電力はこの問題に責任を持っていない。少なくともどうするかについての対応がない。事実上、どうぞおやりくださいということだけ。

 危険極まりない、事故がまた起きたら対応しきれない原子力発電は止めることが当然。そうしたら、焼却灰の処理の展望もでてくるのではないか。

 大阪は受け入れる知事がリード。東京は受け入れ焼却開始して、埋立を始めている。ほんとうに大丈夫だろうかか。

2011年12月12日月曜日

水を見れば魚を、魚を見れば釣りを想う。


 歩かない日が三日も続いては、身体にも良くないが精神的にも良くない。足下が凍っていて少し危ないが、ゴミ出しがてら歩く。

 ゴミ出しだけは1500歩程度だろうと、回り道しながら歩いた。人家がない林の奥の方へ行ってみる。片側は刈り取られたままの田んぼが、何枚か広がっている。足下からばりばりと音がする。水たまりの氷がわれている。乾いたいい音だ。

 足下を気にしながら進むと、奥には給水記念碑があった。昭和49年と書いてある。飲料水というより田んぼの水を引き込むための物だろうか。導水して浅い遊水池を作っている。

 遊水池は底に黒いシートを敷いてある。これは水温を上げるためではないだろうか。水温を上げてから田んぼに流すと想像した。車一台がやっと取れるほどの道の途中に池があり、目をこらすと灰色の濃いが数匹ゆったりと泳いでいる。

 人気を感じたのか一匹が急反転した。道路を挟んだ向かい側に別荘風の建物があるが、チェーンで封鎖されて人気がない。この鯉を、住人がいないときに釣ったらまずいかなと、つい思う。



2011年12月11日日曜日

放射性物質の測定を徹底的に

 日本の牛乳の暫定基準値は200ベクレル、明治の粉ミルクの最大で30.8ベクレルを「毎日飲んでも問題ない」としてるが、世界基準であるWHOの基準値は10ベクレル。

 日本も3.11までは10ベクレルドイツ放射線防護協会による「安全な数値」は子ども4ベクレル、大人8ベクレルーというツイッター情報もある。(この信頼性へのツイッターもある)

 安全基準はいろいろ違いがあるが、少ない方が安全には違いない。住宅の排水溝にも、農地、牧草地、森、公園、野菜、魚、野生動物などあらゆるところで測定されているので、できるだけ多くの場所、物の測定で人体への影響を調べなければならない。

 人体は放射性物質になじんでいないわけなので、どんなに少なくてもストレスの原因になることは間違いない。内部被曝はDNAに作用する重大な影響があるとされる。

 昨日女川から東京に運ばれた、瓦礫30トンが「焼却実験」されるという。コンテナの放射線量は宮城県側で基準以下と確認されているとの報道だが、それにしても十分な検証内容を公表すべきなのではないか。放射性物質が含まれていないわけでなく、基準以下含まれているということなのだから。

 東京瓦礫受け入れ   ニュース

ハゼからセシウム137ー4ベクレル/K
 東京労釣連で、1126日にハゼ釣りをしたものを検査した。毎年やっている江戸前のハゼつり研究会で釣ったハゼを検体にした。釣った場所は隅田川、小名木川、浅潮運河など江東区周辺。新宿で計測される空間線量と同様かそれ以下ということです。

測定値の計算 →  ベクレルとシーベルトの変換

2011年12月10日土曜日

汚染水の海洋投棄許しません


 汚染水の海洋投棄は書かなかったが、東京電力が、福島第一中長期計画を保安院に出した。放射能汚染水の海洋放出は盛り込まなかった。止めた訳ではなくて全国漁業協同組合連合会から抗議を受けたから。「意志決定していない」と、可能性を否定していない。海洋投棄は諸外国に及ぶ。


農水省 水産物の放射性物質調査の結果から
湖以外は福島沖、単位はベクレル/Kg
暫定規制値セシウム500ベクレルを超えたものを抽出

ウスメバル   10月 5日  広野沖   520
コモンカスベ  10月 5日  広野沖   720
シロメバル   10月12日  小名浜沖 730
アイナメ     1019日   広野沖   560
コモンカスベ 1019日   広野沖  1280
マコガレイ   1019日   広野沖   530
ヤマメ      1019日   秋元湖   670
シロメバル   1026日   広野沖  2400
ワカサギ    11月 1日   赤城大沼  589
ウグイ      111日   赤城大沼  685
アイナメ     11月2日   平藤間沖  760
アイナメ     11月2日   久之浜沖 1050 
イシガレイ    11月2日   平藤間沖 1180
クロソイ     11月2日    久之浜沖 1420
コモンカスベ  11月2日    平藤間沖  780
ヒラメ      11月2日    久之浜沖  810
シロメバル  11月9日    広野沖   2300
マコガレイ   11月9日    広野沖    530
ヒラメ      11月16日  久之浜沖 4500
イシガレイ   11月16日  広野沖    870
コモンカスベ  11月16日  久之浜沖  910
ワカサギ    1129日  赤城大沼  556
イワナ      1129日  赤城大沼  692
ウグイ      1129日  赤城大沼  659
アイナメ     1130日  久之浜沖 1780
イシガレイ   1129日  久之浜沖  590
コモンカスベ  1129日 久之浜沖 1150
エゾイソアイナメ
                  127日    久之浜沖  900
コモンカスベ  127日   久之浜沖   560

瓦礫の処理を受け入れるというので


岩手山麓のゴミ処理施設で、三陸の瓦礫を受け入れるということで、地域の説明会をやった。地域のブログを偶然今日見つけたらそんな記述があった。1ヶ月前のことだったけれども、コメントを書いて投稿した。

投稿
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放射性物質の測定は、正確に判断する場合は回数、測定箇所、焼却による凝縮、風の影響など十分な方法をとるべきだと思います。(当然やるとは思いますが)。セシウム許容量が1ミリシーベルトで絶対安全なのかという問題。測定器によっては違う数値がでる(アメリカ製は高く出るとか)という問題。農水省の調査では、滝沢村東部で肥料中から79から359ベクレルのセシウムが検出されている(78月)など、検討をしなくてならないことがあるように思います。
全国各地で「測定活動」が広がっていますが、どこでも放射性物質が測定されているようです。そんなにないだろうという気もしますが、気持ちだけの判断だけでは不足です。ことは将来にかかわりますから、住民の誰もが納得できる総合的な検討が必要だろうと思います。   
「なるべく隠す」みたいなことには決別が必要です。基準も国によって違ったりしていますが、詰まるところは「ない」ということが安全なわけですから、その確信を求める必要があります。周辺の森や林、畑の検査も必要なことです。積算されての影響を心配しなくてならないでしょう。
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大阪の瓦礫受け入れ、東京は受け入れ済みだが、放射性物質を含む瓦礫の受け入れについてツイッターでは心配、批判するツブヤキが多数出されている。

全国でこういう問題がでて、問題をこじらせ拡大していくことの責任は、やっぱり電力会社が負うべきこと。

2011年12月9日金曜日

自衛隊、砲撃訓練の日程


自衛隊予定通知が滝沢村にでていた。岩手山を写真に撮った1126日は、「無反動砲・爆破」。124日は「迫撃砲」とあった。地下から響くような砲声は1215日だったが、日程表がなかった。過去ものは記録として残していないらしい。 


ホームページ→ 迫撃砲の写真


 戦争放棄の憲法を邪魔者扱いする論調が増えているのは心配。平和憲法を守ることが外国との交渉でも大事だと思うが、例えばこの迫撃砲はどこで使うことを想定しているのだろうか?

 日本の防衛(国際的な要請)と称して、海外で「活躍」すること?それじゃ悪しき歴史の繰り返し。北朝鮮、中国、アジアのどこかの国が日本に「上陸」?はないよねー。

2011年12月8日木曜日

公務員削減のホントの姿


 公務員の人件費や定員の削減が財政対策の金科玉条のように出される。小さな政府ということで、省庁を統合しておいて、結局ナントカ担当大臣とか、副大臣とかという閣僚を「増員」している。

 そもそも今の世の中で公務、国民生活に必要な業務、サービスの提供が減るわけがない。「規制緩和」で公務を民間にやらせて起こった「姉歯事件」を思い出す。

 財団法人「ナントカ」は公務部門の切り捨てた後の組織。東京大学は独立行政法人。公務員の人件費削減の現れはこういうところにでてくる。

 これで公務サービス、業務の質の向上があったと言える人は少ないだろう。住民サービスのカットのために、それなら公務員を減らせという単純な計算式で、住民福祉が薄くなっていくことにイエスはない。

 東日本大震災の復興にどれだけの公務や行政サービスが必要か。利益を追求する事業者のビジネスで、復興が促進されるはずはない。

 公務員の組織定数は、上から決まる。どれだけ住民のサービスが求められているかという斟酌でない。必要な定数はどこかのサービスを削ってそれでまかなうという、科学も道理もない手法で実現される。

 来年度の定数のためにまとめられる→農林水産省、平成24年度組織定員要求について

2011年12月7日水曜日

やればなんとかなることもある


 自衛隊の砲弾の音がまた始まった。この日曜日(124日)だったが午前中だった。毎日あるわけではないが、日曜日は「大概やらないんだけど」と言う。

 音は家の柱をズシンと響かせる。気持ちが良いわけはない。ICレコーダーで録音した。

 これをブログに貼れないかと、ネットで探ってみたら有料ソフトならあるらしい。

 先日自衛隊の演習ヘリコプターをデジカメで映像にしたが、そのときは砲弾の音は取れなかった。砲弾の音に規則性がないのでデジカメをつけっぱなしにする訳にもいかない。

 ICレコーダーを使ってナントカ映像と合体できないかと考え、ネットで方法を探ってみた。ヒントはあったが、我がパソコンに入っているソフトではうまくいかないようだ。

 いじっているうちに、デジカメで撮った映像についている音声が削除できることがわかった。ここにICレコーダーに録音した音声をつけられればいい。

 ところが、映像にしたときに入っている音声に被さることになってしまう。デッドロック。
 
 が、道はあった。ビデオの編集ソフト機能のなかで、撮影したビデオに画像(写真)を貼り付けられることができることがわかった。それでできた。

 写真を複数枚並べて、これに音声を加えればよい。できた。これでYou Tubeに受け入れてもらえれば、オーケーだ。やってみたらなんとかなった。

(ようだけれども、見ることができるだろうか。自己パソコンのなかでは見られるけど、外からは駄目なこともあるし。だから、写真を撮った日と、録音日は違っている、You Tubeの主旨に反するかも。)

2011/12/4岩手山麓の砲声、写真は11/26

2011年12月6日火曜日

ものの哀れとはこういうことか


 ブナの葉を除いて、みんな落ちた木の葉のなかで、残っている桜の葉がたった1枚で頑張って残っている。

 気になって、ここ朝食時の話しのタネになっている。朝方は雪が舞って止む。強風が吹いて、山麓の天気の移ろいは下界の天気予報と様相を異にしている。

 気温は3度差がある。雪囲いが飛ばされた。「やっぱり飛ばされた」と、仙人は土台の甘さを言う。まあ、2度くらいは飛ばされても、直せば良いんじゃないのと、言い返す。



2011年12月5日月曜日

冬の春待ち作業OK


 雪囲いが始まった。ドウダンツツジの雪囲いをしなくてはと、初体験を味わうことになった。ツツジは同じ時期に植えられたのに、みんな違った成長の仕方をしている。

 横に張り出して一生懸命に伸びているもの、素直に伸びたもの、雪で枝が折れてしまったものと様々だ。

 横に伸びてしまったものは縄をかけにくくて、つぼまらないと言ったら「もっと思い切ってやっても大丈夫」と気合いを入れられた。やってみるとなるほど大丈夫なようだ。

 ついこのあいだまで大きい葉をいっぱい残していた、白木蓮の葉がいっぺんに散り、お気に入りのブナの木の枯れ葉だけが残って、いよいよ冬に入っていく。

 でも、桜の木もどの木も、次の芽はちゃんと準備して明るい日射しを待っている。

11月14日の白木蓮の芽

ギュッと縛られた

2011年12月4日日曜日

試してからの始まりが必要

 国民生活センター「スマホ解約→ http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20111201_2.pdf

 スマートフォンの解約が非常に多いらしい。機能の不具合が相当あるうえ、料金も急にあがるとか。

 新しいものを購入するときには十分調査して、研究して比較をして、という「昔の」スタイルはもう遺物になってしまったんだろうか。

 売ったものが欠陥商品だったら、本来なら企業としても成り立たないだろう。中小の会社だったら存続に関わる。

 自動車は「最高の技術」を駆使して造りあげる。しかし自動車メーカーの「リコール」はものすごい。どこのメーカーも集十万台のリコールはしょっちゅうだ、絶対安全であるべき自動車産業は技術革新を追求し、生産性を追及ながら最後の締めはユーザーに「自動車の完成度実験を委託」するという構図になっている。

 10年前の三菱自動車パジェロのブレーキ系統の欠陥もおおきな問題になった。欠陥自動車の調査は事業者の自助努力に任せて、第三者機関がなく国の機関は動かないようにしている。

 事故が起こった際の調査は基本的にはやらず、当事者同士の訴訟に任せるのが方法になっている。国が企業を甘やかせるのは日本特有の体制だ。原発事故の問題も、国はなるべく関与しない。

 政治の世界も、隠しおおせないことだけは、自助努力が働いているようではあるが、国政選挙を終えてからの欠陥ぶりは目を覆いたくなる。

 労働者なら「試用期間」までもうけているが、閣僚も試用期間の制度を使ったらどうだろう。試用期間のうちに、たくさんの各人に対する評価が集まるだろう。

 試用期間を経て後、本採用として、本来報酬を払うことにするということなら、いくらかましになるだろうか。

当然ながら中国の欠陥車管理は国が関与している。(2001年4月6日)

 

2011年12月3日土曜日

これまでの出来事を見ると疑いも湧く


 第一原発の吉田元所長、本人の意向もあって「病状」は発表しないということになっている。


 記者会見のときに「放射線医学総合研究所の明石真言理事の判断で放射性物質の影響は考えにくい」ということだとの説明。



 新聞記事→吉田所長記事



 判断した明石理事は、政府のこの問題に関する重要なポストにいる人らしい。



 「現在、私どもが知っている限りにおいては、治療をするようなレベルの汚染がないという認識で、治療をする対象はないと思っております」という判断が、どこの場のコメントでも一貫しているのが気になる。



 


2011年12月2日金曜日

共有財産を汚してはいけない


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吉田所長大丈夫か RT:"吉田所長大量吐血 29日昼頃、吉田昌郎所長(56)は病室で大量の吐血した事を東大付属病院が発表。現在、集中治療室での治療に当っている。これを受け、東大附属病院院長門脇孝(65)は、病名は本人の希望で非公表とし、原発作業での被曝の因果関係はないと話した"
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 ツイッターでつぶやかれている。被曝の影響がないということでも、劣悪な環境の元での業務が原因になっていることには違いない。

 福島原発の直下の海から、87万ベクレルのセシウム137が検出された。全国各地で放射性物質の測定がされ、広範囲にわったってセシウムが検出されている。



 2009年度に14道府県周辺の海底土に最高3.9ベクレルがあったということなので、福島原発事故まえにも放射性物質があったということ。


 原子力発電所の設置が日本の周辺海域全体に「バランスよく」配置されているのは、放射性物質の拡散を前提にしたものだということに信憑性を感じる。


 浅瀬は幼稚魚の生息域、人間の小さな子たちにも蓄積されることが心配だけれども、海に拡散していくのも心配なことだ。魚貝類の食物連鎖によって凝縮されていくことになる。


 海から受け取っている受益は精神的文化的な要素も含めて大きなものがある。人類共有の財産である海を、不用物の捨て場にするのはやめるべきだ。

2011年12月1日木曜日

不用な枝を剪定


 ホーマックに枝きりバサミを買いに行った。すっかり葉を落として枝ばかりになった木の剪定をしようというつもりだ。


 せっかく大きく伸び育った枝を落とすのは可愛そうな気がする。白樺の木の育ちが早くて、光ファイバーの回線が当たって危ないとか、南側の日射しをよけるために植えた桜が大きくなって、葉が茂ると家の中が暗くなるとか、人間どものご都合で切られてしまう。


 その結果、すっきりして、住人の為になったということで納得させられているわけだ。


 今日の野田首相の記者会見を聞いて、やっぱりなという感じがした。首相になる前から経団連の米倉会長と親しく合い、横浜の日産自動車に行って「補助金」の約束をし、それから東北の被災地へ挨拶に「手ぶら」出かけた。


 防衛局長をさっさとすげ替えたのは、アメリカの意向を受け止め、あくまでも沖縄の要求に逆らうためにやった。このアメリカ大事、財界第一の枝を剪定してやれば、まともな木が生長すると思うけど。