虚鯊は「ウロハゼ」。関西で好んで食べられている。すしネタでもいけるとか。「あーそーべー」は山形の方言で、一緒に遊ぼうとの意味。ウロハゼは関東の海でも増えてきているもよう。温暖化の影響かもしれない。夏のハゼ釣りのとき、マハゼに混じってつれるが、「つりの競技会」となると、邪魔者にされることがある。
2013年8月20日火曜日
2013年8月19日月曜日
「犬も歩けば」がシャシンヤの秘訣
おもわぬ旅で、カメラとパソコンは持ったものの、常備薬の血圧降下剤は忘れてしまった。越語湯沢駅で、例によって「お土産類」を先に買ってしまおうと駅ナカふうの店に寄ることにした。翌日年寄りがまた出てくるのが大変だということで、混んでいる駅から離れて周辺の駐車場を探し当てた。義父も車椅子を使って、孫と一緒に店内を見て回った。
写真を撮るのに、こころの準備が十分でなかったが、シャッターチャンスを探して歩いた。
祭りの写真を撮るのは今季はあきらめていたが、思わぬ旅参加でチャンスに恵まれた。翌日にかけての町の祭りがあって、旅館の前まで来ると仲居さんが言う。夕げの途中に飛び出して、神輿を追いかけたら、ちょうど休憩中でしばらく待たされることになった。
2013年8月18日日曜日
魚野川の風情
家族旅行は、予定があっていかないことにしていたが、運転役の子供が体調不良なので、急きょ補助役で出かけることにした。越後湯沢は、トンネルを過ぎたらマンションの「雪国」が見える。信濃川の源流部に近い魚野川が流れる。都心からのレジャーの人々が遊びに来るに合わせて、様々な「楽しめる」ものができている。しかい自然派には、ちょっといじりすぎている感じがしないでもない。
朝散策をしながら魚野川まで行って見た。フィッシングパークと銘打ったアユ釣り場がある。こんな場所でアユ釣り場があるなど想像もしなかった。オトリ屋さんが、手持無沙汰の様子でお客を待っていた。若いころこのほんの少し下流部で、禁漁前の楽しみでヤマメを釣ったことがあったが、川の上流部だし様相としては渓流魚なんだろうよと思ったが、楽しみであればアリということになってようで、風情がもう一つ呑み込めない感じだった。
川のわきにそって、大きな倉庫がいくつも並んでいた。近寄ってみるとスキーウェアーの貸し出し品が入っているらしい。都心から車で通りかかって、借りていくものだろうか。すぐ近くの別荘風の家の前には「足ひれ」が干してある。石がごろついている川に潜れるようなところがあるのだろうか、まさか日本海に出て海で?と余計なお世話の想像が巡る。関越道の車と新幹線はにぎやかに走っていた。
2013年8月17日土曜日
マグロはうまいけど
北海道でクロマグロの水揚げがあって、にぎわっているとのニュースが9日にあった。7日までの10日間で合わせて95匹と、去年の同じ時期の7匹を大幅に上回ったと。大きさは15キロから25キロほどの小型のものがほとんどとのこと。水温が上がっているのが原因だとされている。「突飛」という意味でニュースには違いないが、これがまたなにかの表れなのかと、余計なお世話が身をもたげる。
シロウトの余計なお世話かもしれないとい思ってはいるものの、このところの「ゲリラ豪雨」のよる災害などを聞くにつけ、そりゃなにかあるんじゃないかと思うのは自分だけではないだろう。
独立行政法人水産総合研究センターの話では、「北海道東部の周辺の海水温は例年に比べて3度ほど高い15度程度にまで上がり、クロマグロが好んで生息する15度以上になっているということで、海水温の上昇でクロマグロが北上しているうえ、マグロの餌となるイワシやサバも豊富にあることが影響しているのではないか」と分析しているとのことだ。
神奈川県水産技術センターメルマガ(2013.8.16No1428)で、マグロの話題があった。
相模湾に来遊している数十kgのマグロが、今年もシーズン早々に100kgを超えるクロマグロ(いわゆる本マグロ)が遊魚船で釣れたようだとのことだ。ほかにも60kgを超えるキハダ(キハダマグロ)が釣れたりしている、ここ何年かで一番魚が多くて、群れの状態も良いようで今年も相模湾は激アツだ。
大型マグロが相模湾に来遊し始めたのが2008年頃。それまでもマグロ類の回遊はあっても、せいぜい4~5kg程度のもので、大きくても10kg程だった。最近来遊している30kgとか50kgといった大型に比しては300kgを超えるものもいるので小物の部類。それでも相模湾では十分大物で、まれなことだった。
大型マグロが相模湾に来遊し始めたのが2008年頃。それまでもマグロ類の回遊はあっても、せいぜい4~5kg程度のもので、大きくても10kg程だった。最近来遊している30kgとか50kgといった大型に比しては300kgを超えるものもいるので小物の部類。それでも相模湾では十分大物で、まれなことだった。
なぜ、この数十kgクラスの大型マグロが突然相模湾に来遊するようになったのかはよくわからない。水温の影響なのか、餌を追いかけてのことなのか、はたまたほかに原因があるのか興味があるところだが、漁業の主対象となっていないため調査されていないのが実情だということ。
北海道ばかりでなく、水温の上昇で関東にもそんなことが起こっている。喜べることとは思ってはいないと、北海道の漁協者が語っていた。
2013年8月16日金曜日
暑いときに熱い話
40度を超えるばかりの気温とゲリラ豪雨で、ことしはもう一つ異常な事態が進行している。計算の結果を求めるみたいにプラスマイナス×÷では導き出せない難しい気候らしい。「温暖化の影響」と目されてもそれは言わぬが花と言うわけではないだろうに、どうも合点がいかないことだ。
人間がなすことは目を見張るようなことがたくさんある。それとはかかわらず、わけのわからないことがまた一方にある。ボーイング787がまた事故を起こした。この間ブログのネタにした後さらに2回目の事故だ。航空機の火災がおきたときに、消火器が作動するところ、火災場所でなくて、他のところに噴射するという。回線の繋ぎを誤ったということらしい。それで他のボーイング787を調べたら、同じ誤りのものが2機あったという。
これは自然のなすワザではなくて明らかに人為的ミスだ。機体が軽くて燃費が安いことや、操縦士の訓練時間が少なくて済むと言う「効率」のよい航空機だと、日本が率先して購入しているが、まさか日本が運航するお客が実験台にされているわけじゃあないだろうな。航空機の整備点検は、日本でやる体制も技術もないから、製造元のなすままで、国土交通省は関与できていない。今は大事故が起きないように祈ることしかないとはお粗末すぎる。
ちょっと話がそれてしまったが、この暑さの中で祭りが元気に催されている。田舎へ帰ってお盆を過ごす人の輪が賑やかだ。あちこちと言うほど歩いているわけではないが、この時期にはあちこちで祭りにぶつかる。汗を散らせて暑さに抗しながら血を湧かせるのは、見ているこちらも熱くなる。
秋田の湯沢、西馬音内の盆踊りを見たときは、その熱に興奮させられた。踊りの列を初めから追いながら、撮り歩いた帰り道、町はずれの家の前で、70歳過ぎくらいの婦人が前掛けをつけたまま、踊りのしぐさをしていた。昔は踊りの隊列にいたのだろう、踊りが終わって踊り手も客も三々五々帰るときに、拍子をとりながら踊っていた。撮影させてもらうための断りをどうしたのか覚えていないが、3枚撮らせてもらった。ちゃんとカメラの方を向いてくれたものもあった。がしかし、全部ブレが…。あとで絶句した。あんな悔しい思いをしたことはなかった。
2013年8月15日木曜日
脚色とウソ
デジカメを持ったのはかなり前からだったが、記録として残しているのは2000年から。1998年にパソコンを使い始めたから、そこに画像をしまっておけると見立ててのことだった。当時の画像を今見返して、整理しながら遊んでいる。整理は「いい写真」を選択することだが、これが自己の選択基準によるものだから、どういうことはない。
Facebookの写真発表グループに参加させてもらって、写真をアップしているがこれがまた、他人の基準によるものだから厳しいと言えば厳しい。ここで滝に打たれれば、写真撮影や編集の腕を上げることになるかもしれないと、相努めている。
選挙の時に政党の主張を「脚色」することがかなりあるが、本音からは遠ざかって色づけする編集はやっぱりいただけない。事実からなるべく遠ざからないことは大事なことだと、文化人になりたい端くれとして思う。
Facebookの写真発表グループに参加させてもらって、写真をアップしているがこれがまた、他人の基準によるものだから厳しいと言えば厳しい。ここで滝に打たれれば、写真撮影や編集の腕を上げることになるかもしれないと、相努めている。
当時の写真を編集操作してみた。
信号機の看板が読めない
編集後の写真は看板が読めるし、写真のメリハリがついた
撮ったときの「腕前」から、編集ソフトを経て出来上がる画像は、本来のものとは違うのかどうか、が問われることになる。まあ、薄化粧ならいいがあまり塗りたくる口紅みたいなものじゃあよくないと、平たく言えばそんなものかもしれない。専門家の講師は「程度」を強調する。たしかに、撮ったときに写り込んでいたものが(たとえば人が)消されてしまっては、事実と違ってしまう。どこまで脚色(という言葉でいいのかな)できるのかは、一様でないだろう。
手を加えた写真は、その方面の写真展でも通用している。文化も深いものだ。撮ったときの写真は「トリミングはご法度」という規律で勉強したから、その点はいわば控えめで、合理的だと思うし自分には合っている。というか、色や美的な感性は疎いほうだから、創造するよりは容易いということかもしれない。
2013年8月14日水曜日
「静かにしやがれ―」とは言えない話
お盆に入って、東京から抜け出ていく車の列が渋滞と報道している。いつものいまどきの風物だけど、近くの住宅建築の「音」が止まって静かな時間が戻っていて、ほっとしている。30年前は建売住宅だったところが、古くなって次々と売却されて、建て替えとなったことで、自宅も含めて周りの5軒が新しくなった。自宅は15年前で早かったが、周りのオーナーも変わって、ずっと建て替え工事が続いた。
一定期間いわゆる騒音があっても、一時のことと構えてはいた。それが、順に繰り返されて4軒連続となると、「騒音性」が高くなってくる。加えて道路を隔てた住宅の建て替え工事が、一時に3軒始まって、いま槌の響きの最中となっている。おりしも裏に接する中学校の体育館プールの保守工事が始まると、断りの連絡を区役所の担当者が言いに来た。思わず「工事が続いて、もう参っている。」と言ってしまった。止めさせるわけにはいかないから、そういう気持ちなんだということを伝えただけのことだった。
昨夜はパソコンのバックアップを夜始めてしまったら、終わらなくて、夜半過ぎまで立ち上げっぱなしだった。今日はそのパソコンの稼働音が耳に残っているみたいだ。
オスプレイが頼みもしないのに追加配備を強行しているが、その音もものすごいものらしい。音だけではなくて、実際落ちる危険も高いし、なんといっても戦争の道具だから、心穏やかにいられることはできないだろう。ノルウェイの首相がタクシー運転手をして、国民の「本音」を探ったというが、日本の首相も沖縄の普天間基地そばに「ホームスティ」でもして体験したらいかがだろうか。
2013年8月13日火曜日
富士登山者救護が無給ボランティアでいいのかな
富士吉田市は市職員29人を登山道の安全指導員に任命して、7月12日~8月24日まで登山道の7~8合目に配置した。3割増という登山者に対応するための措置だ。救護所に法は医者や看護師たちがボランティアで常駐し24時間体制で診療するとのこと。昨年の場合はシーズン中420人が診察を受けた。
この時期は従来、「富士吉田八合目富士吉田市救護所運営協議会」(富士吉田市、山梨大学、富士吉田市立病院、富士吉田旅館組合)が山梨大学医学部、富士吉田市立病院の医師や看護師らが無給ボランティアで対応している。公募でボランティア参加を呼び掛けたこともあった。救護所の受診者は初年の2002年355人(開設37日間)、2006年に424人(開設5日間)、2008年502人(開設39日間)以降2010年まで毎年450人以上が受診した。
5合目から睡眠なしの夜間「弾丸登山」の影響が指摘されて、旅行業界に弾丸登山ツアーの自粛を要請、PRした結果、2011年には受信者数が398人(開設42日間)に減少したという。世界遺産登録効果で、また受診者が増えることになるのかと思うが、地元の熱心な登録運動があったとはいえ世界から集まってくる登山者に、救護活動が無給ボランティア対応でいいのだろうかと疑問が湧く。
「一般社団法人北海道山女(ヤマメ)を守る会」が実施する魚道確保活動のニュース(Facebook)があった。
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「以前から何回となく行って来た 琴似発寒川の魚道整備(魚道確保)作業を9月1日(日)AM8時から決行します。毎年の事ですが渇水期の為に遡上してきた鮭・鱒が水路が見つからず下流域の溜りから遡上出来ません。早くから行政に報告し改善を依頼していますが 思うような予算が取れず僅かずつしか改善されていません。遡上してきた魚を一匹でも多く上流に遡上させたくて・・・参加人数多ければ広範囲な区間を整備出来るし 嬉しいな~」
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こういった生態系を守る活動もボランティア頼みだ。1000兆円の借金があるとしきりに政府が宣伝するが、いったいその資金をどこに流し込んでいるのかと思うと同時に、「小さな政府」や「公務員が多い」という為政者発信の喧伝に、平常心ではいられない。
→琴似発寒川魚道整備(魚道確保)
2013年8月12日月曜日
「27時間テレビ」の評価はいかに
倒れそうなタレントの「マラソン」を見せる「愛は地球を救う」番組。評価はいろいろあるかもしれないが、こんなニュースがある。
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元記事は→「日刊サイゾー」NETニュース
「企画が下品」「視聴率低過ぎ」などと賛否両論を巻き起こした今年の『27時間テレビ』(フジテレビ系)が終わり、次はチャリティ番組『24時間テレビ36「愛は地球を救う」』(日本テレビ系)が今月24~25日に放送される。
2年連続でメインパーソナリティーを務める嵐を筆頭に、総合司会の羽鳥慎一、チャリティパーソナリティーの上戸彩などが出演。昨年は、11億6,847万1,704円の募金が集まり、今年も全国で募金活動を行うという。
そんな夏の風物詩となっている『24時間テレビ』について、先月30日発売の「FLASH」(光文社)が、出演者のギャラを掲載している。金額は以下の通り。
メインパーソナリティー 嵐……5,000万円
特別ドラマ主演
嵐・大野智……+500万円
チャリティマラソンランナー 森三中・大島美幸……1,000万円
チャリティパーソナリティー 上戸彩……500万円
総合司会 羽鳥慎一……500万円
▼カラオケメンバー
加山雄三、谷村新司クラス……200万円
その他(懐メロ歌手、芸人)……10~100万円
記事中の“事情を知るプロデューサー”によると、嵐のギャラについて「1人1,000万円はむしろ安いぐらい」だといい、「徳光和夫はギャラが1,500万円もしたため、外れることになりました」としている。
恒例のカラオケコーナーについては、「本業の歌ではあまり姿を見せなくなったサンプラザ中野くんなどは、毎年出てきますよね」と切り出し、売れなくなった人にとっては久しぶりの晴れ舞台で、小金も入るため、感謝されると話す。
「出演者にギャラが発生していることは、有名な話。しかし、具体的な金額が明るみになったことで、ネット上では『やっぱり、もらってるんだ……』『募金する気なくなった』『この番組に出る人が全員、悪人に見える』『ギャラ全部募金しろ』といった声が上がっています。チャリティが根付いている欧米のタレントが見たら、『日本のタレントは偽善だ』と笑われるでしょうね」(芸能誌記者)
かつて、明石家さんまは、『24時間テレビ』のオファーを「ギャラが出るなら出演しない」と突き返して以来、この番組を毛嫌いするようになったという。そんなさんまも笑顔で出演できるチャリティ番組が、日本で放送される日は来るのだろうか?
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さて、こんなことありそうなことだと思う。これもFacebookの投稿によるネタだけれども、出所がちょっとわからない。このWEBニュース(日刊サイゾー)は外の記事内容でも、「三文週刊誌」なみの記事ばかりなのでどこまで受け取れるのか疑問もある。勘ぐれば、視聴率を上げるための裏工作?みたいに。
募金は「経費を一切差し引くことなく支援にする」と「24時間テレビ愛は地球を救うHP」はコメントしている。2013年8月11日日曜日
「東電幹部の海外移転」の情報は
Facebookなどで拡散されているので、発信元を追ってみた。結局あるブログに行き着いたが、情報の出所が記されていない。「ほんとうなら」と書かれた拡散もあるが、ありそうなことというと肯定したくもなる。しかし真偽となると、出展元がわからない場合は不安が残る。ここでも書いてしまったわけだから、同じ穴のムジナというわけだが、話が分かりやすいし、東電への恨みもあるわけなので書いてしまった。
8月6日にK氏がFacebookに投稿したのが一番早いようで、以後ブログに広がっている。このFacebook投稿を2000人以上が拡散している。
8月8日北海道は素敵です
8月9日てげてげ(大概大概)
8月10日阿修羅♪
これだけ広がっていけば、テレビ・新聞もコメントを載せるかもしれない。裏どりはお任せしよう。
2013年8月10日土曜日
2013年8月9日金曜日
テレビで見なかったニュース
ひとつは台湾のニュースで、Facebookで紹介された。
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6月に台湾軍内部の不条理さを批判した若い兵士が退役直前に虐待を受け死亡。国防相が引責辞任し、上官ら18人が起訴されたが、真相がいまだはっきりしない。そこで馬英九政権に対し、若者を中心とした抗議の座り込みデモが3日、総統府前で行われた。台湾メディアの報道では、参加者数は何と25万人。しかし日本では共同など一部のメディアしか報道しておらず、しかも共同の報道では参加者数はわずか10万人(警察発表でも11万なのに)。写真もほとんど配信されていないので、下に載せる。正義のために立ち上がった群衆の勇壮さに圧倒される。
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もう一つは米国の映画監督オリバー・ストーン氏が読売新聞のインタビューに答えたコメント。
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「プラトーン」「JFK」などで知られる米国の映画監督オリバー・ストーン氏(66)が4日、広島市内で読売新聞のインタビューに応じ、「原爆投下は戦争を終わらせるために必要だったというのは幻想だ。(米国人として)被爆者に謝罪したい」と語った。
ストーン監督は昨年、第2次大戦前夜の1930年代からオバマ大統領登場までの米国の現代史について、独自の視点で描くテレビドキュメンタリーシリーズ「もうひとつのアメリカ史」を制作。その中で、原爆投下はソ連(当時)へのけん制が目的で軍事的に不要だったと主張している。今回は原爆忌に合わせ広島、長崎を初めて訪問、被爆者との対話などを予定している。
インタビューで、ストーン監督は、原爆を投下した米国は英雄であると教わってきたと説明したうえで、「80年代までそうした幻想に疑問を差しはさむことはなかったが、歴史をもっと深く見るようになった。私は歴史に対して建設的でありたい。日本の人々も、米国の神話を受け入れず、なぜ原爆が落とされたのかを学んでほしい」と話した。
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米映画監督のオリバー・ストーン氏は6日、原水爆禁止世界大会・ヒロシマデー集会で、アメリカン大学のピーター・カズニック教授とともに訴えをしています。
→赤旗HP
2013年8月8日木曜日
アユ釣りに便乗したが、悲惨な状況になった。
飛騨地方へ釣りの旅へ出かけた。退職者会のメンバーの催しに便乗させてもらって。アユ釣りということだが、アユ釣りは自分としてはやらないので、渓流釣りで参加するということで。一緒に加わった現職の友人がアユ釣りをしたいということなので、その付き合いもかねて行くことにした。高原川は、ずっと昔一度行ったことがあったが、その時はやはり夏だった。堰堤の下でちびヤマメが何匹かと岩魚が一匹ということだった。岩魚一匹の記憶は、キジエサで懸命に流したが釣れず、オニチョロでやったら即座にかかったもので、川虫の威力を感じたのが、記憶に残っている。
その時よりは多少なりとも腕も上がったろうから、もっと成果が上がるかと期待をしていた。車の中は当然釣りの話が盛り上がって、現地までの時間も気にならないくらいだった。途中で食料品を買い込んで、酒も買い現地に着くころに雨がぱらついてきた。夜は、少し降っている雨を気にしながらアルコールと料理を楽しんだ。
ところが、この雨は夜中から朝まで降り続いていた。ちょっと釣りに出られそうな雨ではない。前日途中で見た川は、それまでの雨で結構な流れになっていて、かなり下流部ならできるだろうというのが、下見の結果だった。そのうえの雨だから到底無理だろうと、雨上がりを待つが一向に回復の兆しがない。一時晴れかかってもすぐに降り出すという状態だ。しかたなくテレビの釣り番組の「アユつり」を皆でながめてああだこうだと「勉強」することになった。とうとう翌日期待という状況になって、料理の飛騨牛で宴会を盛り上げる以外の手が無くなった。
迎えた朝は、また雨。もう絶句だ。天気予報も回復の兆しがない。「帰ろう」の言葉に誰も異議ははさまなかった。Uさんは、今回初めてだから名残惜しいと「こころの整理がつかないよ」と冗談半分に言うが、用意してもらったアユの竿と道具を貰って、ことを収めるほかなかった。10時過ぎには片付けが終わって、車に乗り込んだ。上田あたりでは晴れていたが、途中で見える川ではアユ釣りの姿は全く見えない。東所沢に着いたときには雷雨で土砂降りと、まったく念の入った天気だ。釣りをやっていて、一度も竿をださない釣りは、これまでで経験がないという、面白くもない初体験がみんなの共通した感想だった。
2013年8月7日水曜日
2013年8月6日火曜日
夏祭りの写真撮影
夏祭りは、全国にたくさんあるのだと、カメラを持つようになってから「自覚的に」わかってきた。8月には山形県の金山町、秋田県の西馬音内、山形県の肘折温泉に行って見た。一緒に行っている先輩はもっと熟しているから、若輩者にとっては羨ましいかぎりだ。
祭りは「見せる」ことが当たり前のことだから、写真に収めるのは普通に人の写真を撮るよりはずっと楽だ。断る必要はそうないから。ただ、有名な祭りになるとどこでも好きな場所で撮るというわけにはいかなくて、「特別席」に有料で縛り付けられることも多い。よって、小さな祭りの方が取り組みやすい。とはいっても、それにしても腕前はまた別物でこれが、うまく撮るには修行がいる。
祭りは「見せる」ことが当たり前のことだから、写真に収めるのは普通に人の写真を撮るよりはずっと楽だ。断る必要はそうないから。ただ、有名な祭りになるとどこでも好きな場所で撮るというわけにはいかなくて、「特別席」に有料で縛り付けられることも多い。よって、小さな祭りの方が取り組みやすい。とはいっても、それにしても腕前はまた別物でこれが、うまく撮るには修行がいる。
金山
肘折温泉
2013年8月5日月曜日
スペインの事故の原因はなんだろう
スペインの高速鉄道の脱線事故は、79人も死亡するという大惨事になった。「脱線の数分前に運航についての指示を受けるために電話を取って、地図を広げながら会話をして…」などと運転士が話しているとの報道だ。素人考えだが、80キロの制限速度を大幅に上回る192キロで走っていたと確認されているようだが、コンピュータ制御も当然あることだろうに、どうしてそんなにスピードがあがってしまうのだろう。
日本で2005年に起きたJR福知山線打線事故では109名の犠牲者がでてしまった。ブレーキの遅れが原因とされていた。以降現場には、ATSが設置されたが、2005年(平成17年)6月 - 2010年(平成22年)10月までに速度超過で列車が緊急停止する事態が11件も起こっており、速度が出やすい魔のカーブとされている。そんなところにATSが無かったのだから、それは事業者の責任になる。運転者責任にばかりできない状況も存在している。ホームの停止位置に停まれないことで起きた遅れを回復するというときに、「事後の追及」心配するあまりスピードを上げた…。
ヨーロッパは労働条件はちがうだろうから、そんなことはないとは思うがどうなんだろう。 スピードを上げなければならなかった事情はなんなのか。安全構造は二重三重にされるべきだろうが、それは人間の能力と装置を組み合わせた、シッカリしたものがひつようだろう。車ではアクセルとブレーキの踏み間違えも、制御できる装置ができているわけだから。
ヨーロッパは労働条件はちがうだろうから、そんなことはないとは思うがどうなんだろう。
映像は見られるかどうかわからない。制限がかかっているというが、自分では見ることができる。固定「監視」カメラの映像。
2013年8月4日日曜日
安全確保には、ヒトとカネが必要だ
笹子トンネルの天井崩落事故の対応で、今後3年間の維持修繕費を750億円上積みして2450億円に増額することになった。保安担当要員を3割強増員する。中日本高速はこれまで、点検や補修をグループ会社に外注していたが、幾分か自社に移管させて内部の点検体制を強化することにした。
中日本高速道路は、道路関係四公団の民営化方式として採用された上下分離方式によって、道路施設の管理運営(いわゆる上の部分)を業務とするとされている。民営化の悪弊がここにもという形で現れたこの事故は、「利益」を出すことに比重が置かれることで、安全対策についての対策が軽んじられた。民営化が金科玉条に持ち上げられていることに警鐘にならなくてはいけないことだろう。
カネとヒトをキチンと配置してこそ安全は保てる。この特殊法人の主要株主は国土交通大臣99.95%、財務大臣0.05%となっている。事故に至る国の管理責任は直接なものの他、こういう方式を進めてきたことにも及んでいくことではないか。
笹子トンネルの被害者の遺族10人損害賠償請求を求めて提訴したが、中日高速や保守点検を担当していた中日本ハイウェイ・エンジニアリングなどの「過失責任」が問われている。
会社は、「ブランド・スローガン」として、同社発足時に「みちの明日へ」が制定されたが、2010年の同社設立5周年を機に「道を通じて感動を 人へ、世界へ」へ変更されたという。他に同社の経営方針として、「世界一の高速道路会社をめざして」ということだそうだが、高速道路を造るばかりが世界一ではいただけない。
アベノミクスで全国の道路を繋げるように、未完の道路建設をするとしているが、この様でまた維持管理の財政的な圧力が増えていくときに一体どうなるのか。心配なことだ。
2013年8月3日土曜日
参議院初登院のコントラスト
昨日は、参議院の初登院日で国会の前はにぎやかな様子だった。新人議員のインタビューで渡邉美樹氏が登場してワタミグループは「ブラック企業ではありません」と報道陣の質問に答えていた。新人議員の「晴れがましい」場に、こんな弁明を話すのは珍しい。選挙戦のまえからこの問題は大きい反響が広がった。現代の若者がどんな雇用の実態にあるのかが、社会問題として表面に現れてきていた。
自民党政治が、正規事業者を減らして不安定雇用を増やす制度の拡大で、ブラック企業経営が成り立ってきたわけだから、親身一体の間柄だ。介護事業での死亡者や、若い従業者を自殺に追い込んだ責任は問われるべきだ。吉良佳子氏は、ブラック企業の根絶を明言した。選挙の結果は、大きな布石になったと感じさせた。 38%以上が非正規雇用者で劣悪な処遇と低賃金で働かれている。この改善待ち望んでいる人は多い。しぶしぶ経済界にお願いして、大会社のボーナスだけちょこっと増やしてもらって程度で、済むわけはない。
→(日経新聞)ブラック企業対策の弁護団(50人)ができた。この報道も、新聞、テレビとNETで紹介されている。ここで取り上げられる事柄も、新しい国会の論戦で生かされていくことになるだろう。追及される内容が、知られているかどうかで、国会での迫力が違ってくるだろう。マスコミもその内容を報道しないわけにはいかない。渡邉氏も戦々恐々としているところだろう。でも、「自民党の風」人気の比例代表でようよう当選したわけだから、「良い人」という評価があったのとは違う。選挙民から見て違和感はないものとさせていただこう。
吉良氏は地下鉄で国会に登院盗聴したとのこと。渡邉氏は高級車を乗り付けたというから、これも比較の対象にしておかなくてはならない。
2013年8月2日金曜日
危ない気候変動
朝は随分涼しい。一見楽には感じるが、たぶん体には打撃になっているだろう。暑さ慣れしていないと、熱中症にかかる可能性が大きくなるというから、これでまたグッと気温が上がってくると、体調不良を起こすこともあるかもしれない。気象庁泣かせというか、あまりの気候変動で、テレビの天気予報から目が離せない。大事な洗濯干しは、天気の具合で右往左往させられる。洗濯物は少なくないから、天気が悪いと干し場が無くなる。最近は雷雨が急にやってくるから、空模様をしょっちゅう見ながら、自分なりの予報をたててあと30分経ったら、黒雲が増えそうだと洗濯物取りいれの時を見計らう。
「特別警報」ができて、「50年に一度」の大雨・大雪基準に警報を出すという。一つの市町村で目安を超えて、都道府県レベルまで広がった場合に発令するということだ。50年間であまりないことなのだ、そんなに酷い状況だということを、自覚させる狙いということだろう。後は、避難勧告をだすというのが対策になる。
あちこちで水害が起きて大変なことになっている。山間の狭隘なところに土砂崩れなどが起きて、高齢者が犠牲になっている。海側も津波の危険にさらされているし、山側も、狭いところに住居をもって生活している。住んでいる人の責任で事実上放っておくのではなくて、必要な対策は立てられるべきなんだろうけど、日本の政治はそういう点はなかなか立脚しない。三陸の津波の対策に総延長370キロもの、コンクリート護岸を造り上げるということは思いつく。
中国では、大災害が起こると首相が現地にすぐ乗り込んでいく。多分外国でもそういうところが多いと思うのだが、日本の政府はまず動かない。二三日たってから行けばいい方だ。もっとも、「自立、自助、共助」が福祉制度の日本だから、そう慌てることはないのかもしれない。
選挙期間中に忘れられないことがある。天皇が三陸の被災地を回って歩いたときのことだが、訪問先で「復興には時間がかかりますね」と言ったことだった。なんの悪意もないこととは思うが、東日本大災害の被災地復興の予算が流用されたり、余ったりしている状況が批判されているときに…と考え合わせると、選挙運動に使われたのではないかと、勘ぐりたくなってしまった。
2013年8月1日木曜日
昆布再生のダイナミズム
北海道の昆布の話をHNKがやっていた。昆布は、成長すると長さ2メートル幅20~50センチほどになり寿命は4~5年とされているが、放送では流氷によって半分が削り取れてしまうらしい。削り取られて裸になった岩は、3カ月もたつとまた、復活してくるという。オホーツク海の流氷が「栄養分」を運んでくることは知られているが、流氷がここまでやるかということに驚いた。岩に張り付いた「古い生物」を一掃するという、そしてそのあと復活をしていくという自然のダイナミズムに関心をする。
昆布の栄養は、川からも取り入れられるということも付け加えられていた。川のミネラル分が成長に必要なものだということだ。でも一方「磯焼け」という現象も相当昔から警鐘が打たれてきたことだ。北海道の海には限らないが、人間の側の干渉はもっと「ダイナミズム」にあることは疑いない。ダムを造ることで、山・森から補給されるモノが遮断される。川の改変が海への打撃となっていることは、漁業者にとっては常識となっている。
海からさまざまな生き物を頂戴している人間にとって、「水産資源」として資源化していることも、自然を尊重する思想とはちょっとずれていることではないかと思う。ウナギが絶滅危惧種間際になって、東南アジアに生息する「ビカーラ種」と呼ばれるウナギを原料にしたかば焼き製品が出回るようになった。鯨、マグロ、ウナギ…「水産資源」が枯渇していることを、もっと考える必要はないなだろうか。食の在り方を考える必要はないのだろうか。
ウナギのかば焼きの臭いが無くなってしまう日本の夏は、「夏負けしないように食うか」という楽しみも文化もなくなること。海に囲まれて豊かな条件に恵まれているはずの日本が、多くの魚種について養殖放流している。石川県の伊根の舟屋では、ブリ漁で何年かに一回豊漁の時があった。豊漁の時に家を建て、祭りを挙行したという。「大量生産、大量消費」は過去のものにした方がいい。テレビはダイエットのコマーシャルを流し続けている。確かに日本人は子供も含めて「太め」が多くなっていると見受けられる。口から入るカロリーが多めだからこそのことではないのか。
昆布の栄養は、川からも取り入れられるということも付け加えられていた。川のミネラル分が成長に必要なものだということだ。でも一方「磯焼け」という現象も相当昔から警鐘が打たれてきたことだ。北海道の海には限らないが、人間の側の干渉はもっと「ダイナミズム」にあることは疑いない。ダムを造ることで、山・森から補給されるモノが遮断される。川の改変が海への打撃となっていることは、漁業者にとっては常識となっている。
海からさまざまな生き物を頂戴している人間にとって、「水産資源」として資源化していることも、自然を尊重する思想とはちょっとずれていることではないかと思う。ウナギが絶滅危惧種間際になって、東南アジアに生息する「ビカーラ種」と呼ばれるウナギを原料にしたかば焼き製品が出回るようになった。鯨、マグロ、ウナギ…「水産資源」が枯渇していることを、もっと考える必要はないなだろうか。食の在り方を考える必要はないのだろうか。
ウナギのかば焼きの臭いが無くなってしまう日本の夏は、「夏負けしないように食うか」という楽しみも文化もなくなること。海に囲まれて豊かな条件に恵まれているはずの日本が、多くの魚種について養殖放流している。石川県の伊根の舟屋では、ブリ漁で何年かに一回豊漁の時があった。豊漁の時に家を建て、祭りを挙行したという。「大量生産、大量消費」は過去のものにした方がいい。テレビはダイエットのコマーシャルを流し続けている。確かに日本人は子供も含めて「太め」が多くなっていると見受けられる。口から入るカロリーが多めだからこそのことではないのか。
2007年7月9日利尻島 岩が赤い
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