2019年3月6日水曜日

入江ゼミ写真展(4/9~4/14)のパンフレット造り

 写真展のパンフレットの文言を修正する作業は、毎回大事な仕事になっている。ブログを書いているときは、字句の間違いやコロガシなど、推敲する作業を複数回する。時々正しくない文言を書いても、気が付かず投稿してしまったことは何回もある。誤ったままの文章投稿に、後になって気が付いて背筋が寒くなる。

 写真展のパンフレットの言葉の誤りは論外で、いわば「公式文書」とも言えるものだから、キチンと表現されなくてはならない。自力でそれぞれが自分の写真に、言葉を付加して表現していく。そこには思いも込めるし、写真を見た人に撮影情報を提供して、味わいをより深くしてもらえればとの目的で作業をする。

 専門家であれば、すらすらと定型的にキャプションが造れるのかもしれないが、自分たちで練り上げるところに撮った写真への表現の一部として飾りつける。子供に新しい服を着せて七五三に行くようなものとでも言ったらいいのか。

 何かといえば人より優れなくてはならぬと、けしかける社会の有り様から解き放たれて、少々動きの鈍くなった頭脳に刺激を加えながら、自分なりの写真を押出していく。これは、様々なステップを乗り越えた、「楽しい境地」になる。

 楽しさを感じないようであれば、まだ枝葉の部分に引っかかっていることなのだと、思いながらこの工程を完成させる。パンフレットのまとめ役の人は5版を重ねた。大変な作業だ。


2019年3月5日火曜日

誕生祝い


 祝いをもらうなんて、いくつになってもうれしいことだ。娘からは間違いなくLINEで言葉が届く。Facebookでも誕生日は友人に通知をするので、祝いの言葉が届く。始めの頃はこそばゆくてまいったが、少しは慣れてきた。

 いままで自分の誕生日などはあまり感激も関心もなく過ごしてきた。ほかにやることがあったし、祝ってもないになるのかという気分が先だった。でももう射程距離もそう長いわけでないだろうから、それまで味わっておくのもいいかなという気になってきた。

LINE

ー娘
「誕生日おめでとさ~ん😉いくつになっちゃった⁉️
ー返事
「ありがとさん。7※歳になっちゃったー。「もういくつ寝ると―お葬式(^^♪」なんて。
ー娘
「ナハハハ、何事も明るく元気にが一番ね🎵

夕食後、ショートケーキが用意してあった。



2019年3月2日土曜日

写真展「共生」のDMができたので

 ゼミの先生が写真展のDM(ダイレクトメール)を造ってくださった。これを届けて写真展に来ていただく大切なものだ。写真展をするまでの工程は実に大変だが、半面実に面白い。いや面白いというと語弊があるかな。楽しみでやっていくという点の面白さだ。

 第一写真を撮らなければならないし、撮った写真から「よいもの」を抽出しなくてはならない。何が残すべきであるのかが、肝になるがそこに先生の力も借りることになる。

 撮りためたものは「日の目」を見させたい。多かれ少なかれ、その過程が多量にため込んだ写真の「まとめ」になっていく。

 今の世相や自然を切り取る。今を切り取って記録しておかなければならない。「ならない」などとは、少々異様かもしれないが、未来からの今を振り返ることが、いつのときでも必要なことだと、そんな思いをのせて、テーマ「共生」で今年の写真展も準備が整ってきた。



2019年2月27日水曜日

釣り心刺激された

 久しぶりに、釣り友と飲んだ。一昔前、テントをもって、缶ビールを詰めた思いリュックを背負って、山越えをして目的の渓流に入る「本格的」な釣りに同伴した。この醍醐味を人並みに味わえたのは彼のおかげだった。自分の体力のなさを十分自覚させられた釣りでもあった。山歩きをためらいなくやれる経験者なので、すべてお任せの計画に乗るだけで、その上荷物の負担まで軽くしてくれる頼れる人なのだ。

 複数回行ったつりは、別天地だった。だれでもが行って、よほど時間がたって、おまけに雨でも降らなければ釣れはしない場所とは違って、魚は無尽蔵と思えるほど多い。彼は「あのときは釣れなかった」と話すが、それでも持って帰るのを考えるほど釣れるのだから、これまでの釣り経験のなかにはほとんどないことだった。

 渓流釣りを志す者は、本当はこうなのだろうなと思わされた。行くときには相当の覚悟をしてのことになるが、釣りの会の行事も立て込んでいることもあり、その後この釣りでのお付き合いはしていなかった。彼の友人を何人も案内して楽しんでいたと、一杯やるときには話をしていた。

 手近なところで一緒行くことはまれにあった。でも「手近さ」を「釣れなさ」を伴うが、そこにこだわっても仕方がない。つりの楽しさは、計画してから仕掛けの準備、道具用意など事前から始まる。たいして釣れないことはほとんど承知の上で、それはそれとして「宴」の賑わいも範疇に入ってくる。昔話しをしているうちに、案の定釣り計画ができあがった。ああ、足腰大丈夫だろうか?と家に帰って思った。





2019年2月24日日曜日

月島を周って撮る

 もんじゃ焼きを食べようという催しがあった。フリーな身の上を生かして、夕方から始まるその会に参加させてもらうことにしていた。もう一つの意図は写真を撮ること。始まる時間より早く現地に行って、銀座から歩き始めて勝鬨橋も撮り、橋を渡ってから水路の風景をねらってみた。

 勝鬨橋のゴッツイ造りは、眺めてみると面白いものだった。不思議なことに人がずいぶんと歩いていて、何か催しでも?と最初考えたが、そうではなかったらしい。勝鬨橋にも映り込んだが、高層のマンション群がアピールしているかのように、立ち上がっている。どうやらそこへの出入りがあるらしい。

 調べてみたら、月島地区でこの一年で増えた人口が1592人、うち外国人の増加が3分の一を数える。水路にある屋形船繋留の風景と、街の変容のコントラストに少々とまどい感をもった。もんじゃ焼きの店群の周りは、高層ビルと変わりように置き去りにされる、古い家並みが取り巻いているようだった。







 



















2019年2月22日金曜日

気分は春の胃カメラ結果


 前回の検査からほぼ2年になって、その間胃薬も飲んだが、アルコールもそれなりに胃袋を通過していった。ピロリ菌の除菌が2回目でうまくいって、危険の回避へは整ってきたものと思っていても、ときどき胃の一部に違和感があるので、少々心配はしていた。

 胃カメラの結果は、大丈夫とのことで一安心。あとは「大腸がん検診」でひっかからなければ、一年くらいは安心していられる。(つまり、酒も飲める)

 家を出るとき持って出た「本」を抱えて、いつもの喫茶店まで行って読もうかと、明るくなった気分をウォーキングに転嫁して歩いた。初めて通った道で神社が目について、ちょっと寄り道した。古めかしいたたずまいにスマホでカシャリと2枚撮影した。

 喫茶店で一時間ほど本を読んで過ごし、神田川沿いに家に向かった。途中咲き始めのサクラをスマホに収めた。河津桜が見ごろとのことが新聞に載っていたが、この桜も河津桜なのだろうか。





2019年2月21日木曜日

五色沼、モノクロに近い世界を雪が造った

 10人ほどのメンバーが、ガイドさんに案内されて雪の世界を歩いた。スキーをしたことがあるので、スノーシューを履き、ストックを持つのは全く違和感がなかった。スノーシューのストッパーの締め方が弱かったのを、ガイドさんが直してくれた。

 元が自然探勝で使われているところであるし、前に通ったらしい雪上に、フミ跡があるので緊張もせずに楽しむことができた。雪と、時折雪をまき散らす雲のおかげで、沼の水の色がわずかに青色に見える以外は、全くのモノクロの世界。水が湧きだしてそこだけ石に張り付いている苔の緑が、いやに印象的になった。











2019年2月20日水曜日

新雪を踏んで歩く五色沼

 スノーシューを履いて歩きまわるのは楽しい。新雪を踏むのが、なぜか楽しい。坂を滑り降りるのも、子供の頃に帰ったようで面白い遊びだった。念のために坂から滑るのは遠慮しておいた。危険は避ける年齢になったのだから…。山の中は、雪のない時ならば自由に歩き回ることができないから、今どこへでも入り込んで歩けるのは、なかなか体験できないことだ。

 いつも雪に見舞われているところでは、面白さや楽しさは後景の話なのかもしれない。そこまでも「楽しみ」に昇華させたのが人間のすごいところだが、雪との闘いの歴史をないものにしてはならないことは、東北出身の者として思うこと。