2012年9月23日日曜日

実りの秋2


 庭に小さな花壇をつくって遊んだことはあっても、畠のことを直に心配したころなどはなかった。仙人の家は、ナス、トマト、ササギ、ピーマン、トウモロコシが、植えられている。苗の数はたくさんないが、それでも今の時期は少人数で消化するには忙しくなる。

 枝豆は一時にたくさん収穫されたので、近所に配ってあるいたらしい。東京にも送ってもらったが、実が入らずに薄っぺらなものだった。しかし、味と香りは悪くなかった。トマトは小ぶりで、それこそ商品としてみたら成り立ちそうもないものだが、これも味と香りがよい。

 皮は固いが、最近こんなに味わって食べたことがない。生ものは成熟したものを早く食べるのがいい。ボチボチ食欲も減ってきた身には、美味しいものを少なめに食べる方が、理にかなってメタボ防止になる。

トウモロコシ不出来




2012年9月22日土曜日

実りの秋


 岩手山麓の道路を久しぶりに歩いた。登山道から下りてくる車がひっきりなしに走る。足元にリスが多分車に跳ねられたとみえる。身体の一部をつぶされてひっくり返っていた。今年は栗が豊富に実をつけているそうで、落ちた栗を拾うのに道端に出てきてしまったものか。

 歩き始めは空気が冷やかに感じていたが、歩き出すと汗が出そうになる。無理をしないでUターンしてきたが、帰り道には被災リスはなかった。カラスかトンビがもっていったのだろう。自然界は自己完結型で、生から死まで、無駄なく出来上がっている。

 今朝がたは、小学生から高校生までの小集団が、資源回収に回っていた。ドアフォンを押して、挨拶をするやり方を大人たちから教えてもらって、一生懸命やっていた。人間界は自己完結型にするためには教育が必要なわけだ。


2012年9月21日金曜日

ちいせぇ、ちいせぇ

 パソコンの文字が小さくてねぇ。パソコンを開発する連中は、そんなことは織り込み済みで、拡大する方法はいくつもある。ところがなにせ、パソコンというのが最初は何が何だかわからない代物だからやっかいだ。

 技術の開発はそうした問題の解決を目指すことなのだろうけど、これに限ってはあれこれの仕掛けが多すぎて、どうすればよいかよりも、自分で何をしようとしてるのかさえ不明になって、ただただうろついて疲れ果てる。

 解決がなかなかつかないから、無為な時間だったと思ってしまう。ほんとは無駄遣いではないのだろうけど、こんな繰り返しで、ほんとにどこが便利な機器なのか、判然としない評価をする羽目になる。即決で分かるようになるためには、大枚をかけて勉強に行くことが一番手っ取り早い解決になる。なんだって金だ。

 職場にパソコンが導入されて、各種の書類や申請書が「電子化」されていった。税の調査で「決定通知書」がシステムに取り込まれたとき、不服審査の説明文が小さい文字で印刷された。そういう「開発」になったとき、それはまずいんじゃないのという声があがった。不服審査という権利を説明する文が、虫眼鏡でないと読めないようなものでいいのか。今届く役所の通知類は、そう極端に小さくないから、改まっているかもしれないが。


2012年9月20日木曜日

政治が悪くて、悪を栄えさせるのでは。


8月28日付ニュース→NikkeiBP net
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 高齢者を狙った消費者被害が年々増えている。国民生活センターによれば、全国の消費生活センターに寄せられた70歳以上の相談件数は2004年度に10万件を突破。2010年度には137000件を上回り、増加の一途をたどっている。
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 詐欺の最たるものは公約とマニュフェスト。これも高齢者をターゲットにして、少々の「蓄え」からも金を引き出すようなことばかりしている。今年は介護保険、区民税、健康保険の徴収も遠慮なく年金からの天引きや「原則振替」制度で持っていかれる。

 とどのつまりが消費税増税で、人生の営み全体に定率で税金を取り上げる増税が出来上がってしまった。相競って消費税増税を強行した政党の「総裁選」をマスコミが一所懸命取り上げるのも妙な感じだ。だいたい、一政党のトップポストの選挙は私的な行動だろうに。わざわざネタを拾い上げて報道する。もっとましなネタはないはけではないだろうに。


2012年9月19日水曜日

日航の再上場でビジネスOKならいいのか

 日航の人員整理になった元機長は「格安航空の機長」にやっと「再就職」できた。そのベテランの機長は、日航が起こした御巣鷹山の航空機墜落事故を経験して、日航でも研修に取り入れて教えてきた人だった。16000人の人員整理(首を切りとは言わず)をした日航は、株式市場へ再上場を果たして再生したとNHKが報道した。

 日航は2000億円の収益をあげながら165人を解雇したまま裁判中。電器産業は12万人の人員整理と勝手放題の様相。これも政府は自主的に動こうともしない。企業の社会的な責任あり方というのが全く見えない。株価が上がり配当があればあとは…というのは、あり方として間違いだ。

 毎日のようにある通勤電車の「人身事故」はその土壌を誰が作っているのか想像できる。原因が雇用問題だけとは言わないが、自殺者の数は年3万人。10年で一つの自治体が消えていく規模だ。

2012年9月18日火曜日

過去の歴史を置いておくのでは進まない

 北京の反日デモ5000人の乱暴狼藉を、日本のマスコミが煽り立てている。領土問題は、これまで国同士の戦争の火種になってきた。日本が中国に対してやってきた過去の歴史をそのままにしておいては、領土問題を解決するのは難しい。

 過去の侵略戦争の歴史は日本でも、政治の上で清算ができていない。ここから軍事行動による争いを「やってはならない」とする歯止めをかける主張が弱いのではないだろうか。中国政府も暴力を使うデモを民主的権利と思っているわけではないだろう。しかるべき対応をちゃんとするべきだ。

 冷静にという主張が中国でもあると報道しているのに、日本のマスコミが煽り立てることばかりに腐心するなら、かつての違反の歴史を繰り返すことにつながる。81年前の今日、柳条湖の鉄道爆破事件から始まった15年戦争の悪魔の負遺産。

 「関東軍が満洲事変の口火とするため自演の鉄道爆破事件を起こした謀略事件である」(ウィキペディア)ことを、知らぬ過去のこととしておくだけでは済まない。

 自民党の総裁選挙で、「自衛隊を増員して…」などと言う程度の知恵だから、今まで領土問題が進展しなかったのではないか。領土問題を棚上げしてきたのは誰なのかさっぱり自覚がないようだ。NHKでも「暴動」を詳しく取り上げて報道するが、それなら40県以上で開催されている脱原発集会が、整然かつ冷静に中国よりはずっと大きい規模で行われているのに「詳しく報道しない」のはなぜなのか。




2012年9月17日月曜日

大きな穴。




 朝がいくらか涼しい。起きたのはゆっくり目立ったが、ようやく歩く気が湧いてきた。夏の暑さのダメージがあるのか、やりたいことがスっと進められなくて、落ち着かない。表に出て歩き始めると不思議なことに頭が回転してくる。今日もカメラを持たずに出てしまったが、昨日までだった祭りの後かたづけを、どこでもやっていた。こういうところを撮れると、また祭りの違った雰囲気が捉えられると思うのだが、失敗。その代わりに携帯で、アンパンの大きすぎる穴を映像で撮ってみた。





2012年9月16日日曜日

神輿担ぐぞ


 パソコン「業務」が一区切り着いたので、夕方散歩に出る。40分コースで区界まで回った。祭りの最終日だったから、あちこちで神輿を担いでいるのに遭遇した。カメラを持って来ればよかったなと思ったが、夕陽がかなり落ちているので撮るにはちょっと暗い状況だった。夕陽が斜めにさして神輿に日が当たったところなんかいいだろうなと、想像だけして見ていた。

 道路沿いの商店が協力してやっているからか、若い人が担ぎ手でも活躍していた。祭りも年々盛会になっている様子だ。まだ暑いときに神輿を担いで大汗かいて、ビールを飲んだら美味いだろうなと、ちょっと羨ましい思いがした。

 イベントと言えば11月11日に「原発は即ゼロ」の集会が「首都圏反原発連合」と「原発をなくす連絡会」双方で持たれるということだ。首都圏100万人占拠という行動としてやるそうだし、全国連絡会は全国津々浦々で多様な行動をと呼びかけている。日本有史以来の大きな抗議行動になりそうだ。氷川神輿は無理でもこちらは参加して、原発ゼロへのドラマを構成したいものだ。2030年まで原発稼働では、承服できない。

2012年9月15日土曜日

合唱団「むらさき式部」の元気伝わる


 働いていた職場から生まれた合唱団が、25周年記念演奏会を催した。久方ぶりの音♪に、耳の奥に気持ちの良い響きが共鳴した。来場した人たちも元の職場の人たちがたくさんだった。お互いに「白髪増えた」と挨拶しあった。歌よし知った顔にあえてよし。和んだ日だった。

 

メールでは済まない用事


 込み入った話はメールよりは、顔を合わせる方がいい。ひところまではメールだの携帯電話だのは、特別の「人種」と思っていたが、今は特別の人種にいやおうなく仲間入りだから、その大事さがわかる。桜木町駅で降りて偶然ヤカンに出会った。翌日のイベントで使うらしい、大きなヤカン。   

 込入った話は難なく終わって、生ビールで乾杯。偶然この日になった友人との宴会場所の川崎に向かう。駅はものすごい混雑だった。友人が見つけてくれて、美味しい焼き鳥を食べながら、釣りと写真の話に興じた。




2012年9月13日木曜日

Facebookのともだち

 628日からfacebookに参加してみた。友達を作って、情報を共有したり情報で同感共鳴したり、コメントしたりしながら交流輪を広げていく。そんなことが薄々わかってきたが、わかるにつれて交流サイトとして相当ひろがっていくものという感じがするようになった。

 この使用によって写真をアップして合評に近いことも可能になっているから、カメラメーカーが持つサイトにアップして友達に見せるという範疇は超えている。携帯電話のメールのやり取りとはまったく違った交流だ。使い方が呑み込めるまで、少し厄介だがわかってくると、さっき書き込んだ言葉への反応がすぐに返ってきたりして、交流の実感をもたせてくれる。

 入り口で厄介だったのが、実名と写真を登録せよということだった。ツイッターやミクシーなどは実名を使わなくてもOKなのだが、これは違う。おまけに自分の写真を載せろというのには逡巡した。個人情報が使われて悪用などということが漠然と心配で、思い切るのに時間がかかった。

 なにかの目的で、検索にかけられたらなどと心配を完全に払拭はできなかったものの、写真を載せたとしてもクレジットカードから引き落とされるわけでなし、税金の滞納処分に使われるわけでもない(滞納してない…念のため)。指名手配はまあないとして、やってみることにした。

 恥ずかしながらわかっていなかった友達検索で、自分が管理しているメールアドレスに「友達になりませんか」という通知を出す設定をしてしまったために、全員に通知を出してしまった。どうも気が利きすぎているみたいだ。

 通知が来たよと何人かの人に言われた。今、どうもその通知から登録をした友人がいるようなのだが、名前だけなのでそうなのかどうかがわからない。これでプロフィールの写真が載っていればわかるということだとやっと理解できた。それにあれこれの情報へのコメントや投稿が、プロフィール写真つきならお互いに信頼、安心感がある。ここいらが、「アラブの春」で活躍した理由かもしれない。


2012年9月12日水曜日

給料が高いのはいけません~は誰も賛成できない

 消費税増税が強行されて、担税能力のない人からももっと税を取ることになった。消費税増税をするなら自らの身を切るという理由で公務員の人件費削減を、国民への説明として使っている。
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女性自身 95()78分配信
不景気に苦しむ国民に消費税を求める野田首相。5%の増税をすると毎年、約13兆円の税収入となり、ギリシャをはじめとする欧州のような財政破綻を防ぐことができるというのだ。理屈はわかるが、はたして本当にもう財源はないのだろうか? これに対して「財源はあります」ときっぱり言い切るのは、公務員の給与を研究する賃金コンサルタントで北見賃金研究所所長の北見昌朗氏だ。

「国と地方を合わせた公務員数約392万人に今後20年間で支払うことになる退職金を以前試算したところ、累計額で62兆円以上もあった。これは消費税の4.8年分にも相当する金額です。中小企業の退職金が平均500万円であるのに対して、公務員の定年退職金は平均2700万円ですから、単純に考えても、増税の前に彼らの給与をまずは見直すべきでしょう」
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 こんな具合に、スケープゴートに使われる。
 民間給与が、さしたる組合の対応もなくどんどん切り下げられるから、公務員の賃金が浮き出てくることになる。公務員賃金は、人事院や人事委員会の民間賃金の調査の結果を勧告する。議会がそれを決めているから、中小零細企業に比べたら差は出るが、「同規模の事業所」を調べているからおおすじ客観的のもので、高くなることはない。ほんとうは調査対象の規模も小さめを拾っている不届きさもある。

 「公務員の人件費が高い」世論作りは繰り返されて、あたかもそれが財政を圧迫しているかのような宣伝をする。「増税の前に彼らの給与をまず見直すべきでしょう」というが、消費税増税が「彼ら」の責任で決められるわけではない。現行の選挙制度で当選した「彼ら」の責任でやっていることだ。

 当の北見賃金研究所のHPを覗いてみたら
 「中小企業は『国際競争力』を削ぐような『公務員並みの基本給・給与』制度をやるのは問題だ」と提言している。公務員、民間にかかわらず、賃金制度や処遇はよくしてはいけないと正直に言っている。民間と公務員の足の引っ張り合いになるように仕掛けられてる。本当の無駄を隠す役割はしっかり果たしている。

1999年と2004年の源泉徴収票をみてみると73万円の減になっている。それ以降も下がることはあっても上がることはない。近所の建売住宅が完成後なかなか売れなくて、4700万円から4500万円に値下げした。さもありなんと思う。


ハゼがおかしい

 9日、木更津でのハゼつり大会が終わって、ハゼ釣りは終期が近い。今の時期はハゼが育って、手ごたえのあるハゼが釣れる。ところが今年は小さいのも目立つ。ハゼの産卵の時期がズレているということか。

 ちょっと長いスパンで見ると、ハゼの釣れ具合が悪くなっている。釣りの大会の釣り場範囲を広げなければならないほどだ。産卵の時期がズレているのは、前年の親の育ちがズレたということ。想像の域は出ないが、例えば温暖化による水温の上昇が、プレッシャーになっているとか。

 東京湾には限らないが、埋立てて工業団地にしてしまった臨海部に、今は干潟や浅瀬はないに等しい。釣り場にしているところに温泉ホテルが建ってしばらくたつ。地域活性のための施設として「歓迎」された。この廃水が40度あるというから、これが海に流れ出せば、スズキにはいいかもしれないが、ハゼにはどうだろう。

 アクアラインの橋脚がたったとき、その周りの塩性植物の生態系に影響を与えた。潮の流れに変化が生じて水面が上昇するところも出たという。ハゼは陸から見て、非常に近い海に生息しているから、陸側の環境の改変にかなり影響されることだろう。陸側にいるものの都合によって、そうとうハゼの世界が住みづらくなっていることは間違いない。「ハゼはどこかへ行くでしょう」といった人を思い出した。


2012年9月10日月曜日

魚離れは、釣りで。


イオンは、水産庁が水産物の消費拡大を狙いに推進する手軽で食べやすい魚ファストフィッシュの国内初の商品として、東北・三陸産のサンマを使った「骨取り味つきさんま」を展開するという。東日本大震災の被災地復興支援もあって、岩手県久慈市漁協、三陸鉄道(岩手県宮古市)と協力してやる。
 

 ファストフィッシュは、生産者、水産関係、流通業者など魚に関わる企業・団体が一体となって魚離れを食い止めるための水産庁の取り組み「魚の国のしあわせ」プロジェクトの一環。初のファストフィッシュとなった骨取り味つきさんまは、「骨を取るのが面倒」「魚の調理の方法が分からない」などといった声に応えたそう。
 
 魚は骨ごと食べるとうまいし、カルシウムが採れると子供のころから教えられてきた。第一、骨ごと食べるのがかっこよかった。そのせいで、骨を咽喉に刺して、よく医者に行って抜いてもらった。サンマの骨はあぶって食べるとカリカリしておいしい。

 調理に便利なように味付けまでやって商品にする。魚離れは、そんなことで減るのだろうか。「便利で早くて簡単でOKなこと」を選択して、食文化が衰退するような気がしてならない。それこそ釣りでも広めて、身近な魚に親しめるようするのも、ひとつの手なんじゃないか。

2012年9月9日日曜日

釣り大会、釣る人はやっぱり釣る

 このときは、夏がそろそろ終わりになりかけて、秋がツツツとよってくるそんな気配が今日はした。夏の雲がモクモクとでて、雨を降らせようか狙っている。

 で、暑くて風がなくて、ハゼの反応がウーンと渋いとあって、忍の一字は衆妙の門てな感じ。大会だから頑張らねばと、弱音押し込めて、ハゼのアタリをひたすら待つ。しかし結果は惨憺たるもの。

 いや、この場でこの条件では頑張ったんじゃないかと、思いつつ検量結果を見たらいつものとおり、名人は結果を出している。釣りは趣味なんだから、そんなにたくさん釣らなくても…と、自分に言い訳をしながら、しかし、もっとたくさん釣りたいのが、釣り趣向者の常。

 確かに、たくさん釣れた時の「快感」はたまらない。だから技量をあげなくてはならなくなる。いつも釣果を多くあげられる人は、研究を怠らなし釣りに行く回数も多い。そこまで追いついていくのはなかなか大変だ。

 今日はゆく夏を惜しんでか、家族連れで子供がたくさん釣りをしていた。他の会のハゼ釣り大会もあったようで、広い釣り場どこでも混雑していた。



2012年9月8日土曜日

釣りが好きでもダメなんです


釣り師は「てんぐ」が多いと言われる。他人事でなく、やっぱり釣れると自慢をしたくなるもの。つりは「微妙に」思惑どおりに結果が出ないものだから、ついつい天狗になって落語みたいな大仰な話をする。その虚構話は人を傷つけることはないから、許される風土が出来上がっている。
 
 「太公望の腕前、認めてほしかった」とまあ素直な巡査部長サン。釣り雑誌の原稿書きで報酬もらっていた。釣竿やルアーなどももらっていたという。テレビ出演もしたというから、結構な腕前なのかもしれない。懲戒処分を受けてから依願退職した。

 公務員だから兼業は公務員法に触れる。でもどうも腑に落ちないのは「特別職の公務員」。自治体の長もそうだ。同じ公務員でありながら、政治活動もできるし、選挙活動もできる。本を書いて売ってもいい。職務専念の義務から免れている。政党設立もできる。そのうえ何でも言いたい放題。嫌になったら職を放り出すのもOKだなんて、なんて恵まれた公務員なんだろう。



人手が少ないことが最上ではない


NHKニュース・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 京王電鉄でトラブルの原因を調べたところ、川崎市麻生区にある若葉台駅の通信装置の電子部品に不具合が見つかり、通信が正常にできなくなっていたことが分かりました。
この通信装置は、各駅に設置されていて、運輸指令所は、この装置を通じて駅の信号やポイントの切り替えを一括して行っています。制御システム自体に問題はないということで、京王電鉄では、不具合があった電子部品を詳しく調べることにしています。
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 5日の京王線の運転停止で、7万人が影響を受けたとのこと。
制御システムに問題がなくて、電子分品の不具合ということなので、「集積回路、液晶ディスプレイ、コンデンサ、蛍光灯、スイッチ、ヒューズ、電線」などのことだから、保守点検がおろそかになっているということではないか。

 制御システムはなんでもなくて起きてしまったのなら、そう考えられる。でないとしたら、制御システムで事前に問題を拾い出せなかったということになる。収益強化のために、人手を減らすというやり方がこういうこと起こす。

 国鉄の分割民営化のとき、ダメになった蛍光灯の取り換えは、一本ではやらずに何パーセントかになってからやるということもあった。コンピュータで人の手間をいろいろ軽減することはあると思うが、万能にしてしまっては「安全神話」になってしまう。

 最近運転停止の事故が多いが、「車両点検のため」というアナウンスも多い。車両点検は、電車が稼働中にするものではないだろう。



2012年9月6日木曜日

米産牛いいね! はよくない


 アメリカから輸入する牛の輸入対象を緩和するって、驚いた話。全頭検査がいらない対象を20ヶ月以下から30ヶ月以下に緩める。BSE(牛海面状脳症)…牛の脳がスポンジ状になる病原体が蓄積する頭部、脊髄の除去についても国内産も合わせて30か月以下のものに緩和する。内閣府の食品安全委員会プリオン専門調査会が答申案をまとめた。アメリカの要求にこたえたTPP参加の一コマ。
 
 総裁候補がぞろぞろいて、何が違いだか何が政策なのかさっぱりわからない、離合集散の繰り返し。オスプレイは?原発ゼロは?後期高齢者医療制度は?年金は?…はさて、どこかへ置いておいてニコニコしながら、しゃべっている。おいおい、せめてTPPはどうするかぐらい言ってよ。違いがないなら、ジャンケンで決めてもいいんだし。

2012年9月5日水曜日

枝豆より不幸


 岩手山麓から枝豆を送ってきた。雪解けの後、人に頼んで土を起こしてもらって、種をまいたものが撒いたものが実った。堆肥を入れ雑草を取り払って貰って育った。豆の入りが少し小さくて、何かの影響があったものだろうが、味は悪くない。

 豆が小さかったから、もう少し待とうと様子を見ていたら、黄色くいなってきたので、急いで刈り取って収穫したのだという。山麓の気温と土、雨の量などの影響で成長が変わってくる。なにが原因かは率直なところ分からない。いや実はわかっているけれども、我々が知らないだけかもしれない。ともあれ自然のパランスは微妙のものだ。枝豆が喜んで成長していたのではないことだけははっきりしている。

 子供たちも「喜んで成長」していない。いじめの構造は、いじめるものがいるからだというのは、短絡的な発想ではないか。なぜ苛めるのかの解明がいる。いじめの構造は、大人の世界というより社会の構造の中に包含している。人と人の関係の中に極度の競争や差別がある。競争で負けたものは「仕方がないんだ」と切り捨てている。

 品川区がいじめた子供を排除できることにするというが、そんなことをしたらもっと酷いことにならないだろうか。いま、苛めにあった子供は「苛められていない」と話すという。苛められても、そうでないということを言わせるまでの苛めになっている。そうでなく、相手にしてもらえる友達だと思い込んでいるとしたらこれも大変だ。今の子供たちは、枝豆よりも不幸だ。

2012年9月4日火曜日

政局をとらえるにも、骨がなくちゃ

 総裁選とかで、民主党ではあの人気のない内閣の野田首相が有力というし、半野党の自民党はぞろぞろと候補者がでたり、もったいぶったりして、マスコミがこれを人気投票までして煽って、AKB48の総選挙かいと思うほど。昔首相になった人まででてきて、まあ法に触れるというわけではありませんが。

 政党が自分の都合でお決めになることを、いちいち報道で取り上げるなら大変ですよ。今政党が多いんだから。維新の会ばっかり持ち上げてやるのも拙いし、緑の党もでてくるわけでしょ。

 目立つことだけを取り上げるのがマスコミだというのはいいわけだよ。公正だとか公平を大事にすること、社会正義を曲げないことがなくなったら、ものの発展につながらなくなる。

 石原慎太郎さんが何しようと無批判にしていていいのか。尖閣列島のヤギの食害を心配するより他に都政に問題はないという認識なのか。国や自治体の役割とはなんだということを、ちゃんと捉えてほしい。自治体の長を足掛かりにして本来の「職務専念の義務」を果たさない連中がどんどん出てくるのは、マスコミのせいと言っても過言でない。

2012年9月3日月曜日

これがコミュニケーションかな

 人間生きていくにはコミュニケーションが必要。これは、人が太古の時代から顔を突き合わせて、意思を交わして情報交換をして生きてきた歴史だし、社会を発展させてきた原動力だったのだろう。

 企業でも生産性や売り上げを伸ばすために、簡単に言えば従業者に過密な業務を背負わせる。しかしその疲労のために、従業者に体調を崩すものが増える。企業の存続にとっての人材も保全しなくてはならないから、コミュニケーションを経営管理のひとつの目的に据える。

 ネットの世界もこのコミュニケーションが意見交換の主軸になっているように見えてきた。パソコンでツイッターだのブログだのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・システム)で他人とのつながりを作るのは、この本性によるものだろうか。

 今、地域社会の繋がりが、移転や高齢化、子供の減少で非常に薄いものになっている。だが、隣の人が何をしているかわからなくても、ネットならつながっていくことができる。遠い地域にいる人とでも、平気でつながりを作れる。

 問題はこのシロモノがわかるまでが、何とも手間がかかる。いろいろ試してみて、やっとわかっても実は目的が違っていたり、ルールにのっていなかったり、書き込んでは消してみたりして苦闘する。

 でも間違えても「抹消」は必ずどんなところにもついているから、新しいことをやるときには「抹消」はどうやったらできるかということを念頭におきながらやる。苦労してフェースブックに投稿したものに、「いいね!」とクリックされると、これがコミュニケーションかと、こそばゆい感じがする。

2012年9月2日日曜日

つりの楽しみがパソコンいじりではねぇ


釣りの総会があった前後のあいだに撮りためた写真を、ブログとHPに載せようと机上の作業に明け暮れていたが、どうやら山は越した。

デジタル写真は嫌というほどたくさんシャッターを押してしまうから、後の始末がまたかかる。HP用の写真を選択して、少々編集して「軽くして」素材にする。文章はブログがちょっと長いだけで、写真用のHPはわりと簡単に更新できる。

「写真エッセイ」としゃれ込んだものを旅の都度作るが、この文章は下手なりにも推敲がいる。ブログも一定文字数があるから、これも考えなくてはならない。見直す度に直すところが出てくるのは不思議だ。(要するに文章が拙いと言うだけのことかもしれないが)

 出かける予定だった渓流釣りは、家族が二人入院してしまったので中止にした。その分集中してあたったのでおもったより捗ったようだ。つりの様子を電話で聞いてみたら、昨年より状況はよくないと話していた。でも、同じ指先使うならキーボードよりも、釣り餌を付ける方がいい。幸い義母は今日退院できた。


(御用とお急ぎでない方は、上部のリンクからご覧ください)


2012年9月1日土曜日

江田島の牡蠣ひび


 江田島の別荘に泊めていただいた帰り道に、海の浅場に「牡蠣ひび」を見た。

 8月ごろ筏に貝殻とビニールで造った「暖簾」を海につるすと、泳いでいた牡蠣の幼生が暖簾に付く(採苗)。しかしそのままでは1~2か月で死んでしまうので、海から引き揚げて海岸に並べて干す。最初は干満で海の水から出るところに置き、冬の間は一日中冷たい風のあたるところに干すことで、小さい牡蠣は丈夫になる。冬から春を過ごして暖簾を乗り換え、筏にぶらさげて海に戻され、暖かい海で十分なプランクトンを食べて育つ。
 
 牡蠣が大きく育つためには、プランクトンが豊富であることがいいらしい。東京湾奥の三番瀬干潟に、牡蠣礁が発達していると聞いた。干潟で潮の干満で空気に触れることや、波が穏やかなこと、有機物が供給されることがつくりだすものだろう。貴重な自然を守ろうとラムサール条約登録地へと運動が続いている。

 東京湾臨海部のお台場公園「人口干潟」は、下水処理水の浄化がしきれないため、一部汚染水が流れ込んでいる。海で遊ぶ場合いは、あまり酷いから、膝までしか入ってはいけないという制限をしている。

 他から海水を引いて注入したりしているが、はかばかしくなく、ついに(というべきか)牡蠣礁を造成して浄化しようという試みになった。牡蠣の浄化能力に期待して。自然をないがしろにして都市づくり、経済の発展、収益追求がされた結果がこんな可笑しなことになる。


 広島の牡蠣の養殖は室町時代に始まった。海岸に石を撒いておいて、牡蠣のついた石を集めて浅い海辺に移して育てた。自然との調和とはこれが原点だろう。原点をとっくになくして、温暖化の心配を人類の課題としなければならなくなった。これを発展だの幸せというのだろうか。


江田島の海(瀬戸内
東京湾お台場

2012年8月31日金曜日

できるなら 女房リセット してみたい

 サラリーマン川柳も、デジタル社会を詠むものが多くなった。否応なくデジタルの社会構造に組み込まれていくことに、曖昧模糊としたものを感じる。埒外と否定して別のことを選択できるかといえばそうもいかない。しぶしぶ付き合うことになる。

 情報を集める上では非常に便利なグッズには違いない。列車内でモバイル端末を見ている人は多い。隣の座席の人の端末を覗いたら、その文字の小さいこと。やっぱり若者向きか。出てくる情報を指ではじいて、別の情報を探す作業を続けている。

 かの有名な橋下徹氏のツイッターのフォロアー(自分のツイッターを閲覧すると、登録した人の「つぶやき」が自分のラインに流れ込んでくる)は、今814,458人いる。140文字の「つぶやき」を、書き込んだらすぐにみようとする人がこれだけいる。

 彼の人、140文字の掟を破って連続して投稿する。(なんと合法的!)これを都合よく使って、言いたい放題の危ない情報を出しまくるとしたら、いや出しまくって新党をつくるということだから、こんなことまでできる危ないグッズでもあるということ。

 今の政治を見ていると、政策をひっくり返す旧態依然のままだから、気持ちの上では「抹消」してやりたいという気分が起きる。この機に乗じての仕掛けに、自己の地位保全のためにこれになびいて、身の安全を図る輩もいる。

 自分がやってきたことが通らなかったのは、民意に従わなかったこと。この反省抜きに、別の力を借りて議員を続けようなどと姑息なことを考えるのは、政治家というより「政治屋」というべき。この連中への議員報酬は無駄遣いだ。マスコミが取り上げて、投票を誘導するという手法も、いい加減リセットさせなくては。


2012年8月30日木曜日

民意を素直に反映してくれれば


 「少数政党」が統一して提案した問責決議が参院で可決とは、実に愉快なことになった。愉快なこととは、どう見ても圧倒的な民主、自民、公明党の三党合意が吹っ飛んでしまったことだ。

 先の7会派合意で首相の不信任案が提出されてからの展開も、政局をリードした。なぜかと言えば、一番筋が通った策だったからだ。消費税増税や原発稼働、オスプレイ配備強行に対する世論に沿ったものだったから。

 7会派は生れはさまざまではあるが、自民、民主の旧政党の路線継承では立ち行かなくなったから、新党を立ち上げた。これが第一の世論の反映だろう。「二大政党」を無理やり生じさせる目的を持つ今の選挙制度は民主主義からは遠い結論を導く。今の事態がこの実証だろう。

 少数政党が連合したり統一したりして、論議をしたうえで政局を動かすということであれば、今の選挙制度は止めて、比例代表制度を広げて、得票率に応じた議席を配分するということで、充分民意を反映できる制度になると言えるのではないか。

 議員数を減らすとの「耳触りの良さ」でなおこの制度を強化するということでは、民意はもう一段通らなくなる。

2012年8月29日水曜日

せかいのげんぱつどこまでも


(「線路は続くよどこまでも」の替え歌)

原発つづくよ どこまでも
多くの批判を 乗り越えて
はるかな町まで ぼくたちの
たしかな利権が つないでる

安全うたうよ いつまでも
批判勢力を 振り払い
利権に合わせて 僕たちも
楽しい夢の歌 歌おうよ

しかたがなーい
しかたがなーい
くらしのために
し かたが ない

しかたがなーい
しかたがなーい
お金のために
正 当 化
(編集 脱原発中野も・歌声隊)

 「高度成長」のとき公害が日本全体を覆った。「公」とは我々も含んだ言葉かと恐れ入るが、実行犯は言うまでもない。今、揚子江下流にある王子製紙の工場から排水管を建設することについて、環境汚染や健康被害の心配をする地元で抗議が起こっている。環境汚染のつけはいまだに清算されていない日本だから、信頼度合が低いのかもしれない。


 もっともこの抗議活動を「半日騒動」として利用する向きもあるようだが、環境には心配がないということなら、「説明責任」でなんとかなるものではないのか。「中国なら日本ほど規制が厳しくない」などとしたら大問題だ。当時の日本でも公害反対運動が大きく広がった。そのとき「替え歌」もたくさん生まれていた。

2012年8月28日火曜日

流れに掉さす、ときの速さ


 早い。時の流れは非常に早い。だれしも感じると言っているが、後ろから何かに追い立てられているように、身の休ませどころのない瞬間がえんえんと続く。

 何もすることがないという存在よりいいことと思わなくては、やっていかれない。そして体力気力が少々ずつ、かつ確実に下がり萎えていくのに和合しないと、毎日を過ごせない。

 旅の帰りの列車で「義母入院」の連絡あり、そのまま病院に向かう。重体という状況ではないようでなによりだ。

 神も仏もよりどころとはしていないが、身近な人が亡くなったり、病気になったりすることが続くと、関連性がないのになにか因縁めいたことみたいな気持ちが湧く。お払いなどということがよく話されて、断ち切りたい思いをぶつける対象にする。


 しかし、先で起こってくることに、意思で関与できることはなかなかない。被さってくる仕掛人に、とんがらずに冷静にいきたいもの。

2012年8月27日月曜日

つりの会の総会、収穫あり


 釣りの総会の日中の予定を済ませて、呉の夜の町並みを見下ろしながらの交流がひとしきり盛り上がった。会場を設定して頂いた呉の会の方の案内で、二次会へと繰り出す。二次会も釣りの会の活動と、つりを中心にした話題で、いつものように日中の会議の継続の様相となる。短い間の交流だけに、この時の本音まで踏み込んだ話で共同の絆が深まる。

 翌日午前中に次期の活動内容と役員などの確認をして終了となる。午後からは、地元の会長さんのお宅の別荘にお邪魔をすることになる。呉から一時間ほどかかけて、江田島西側で瀬戸内の海を望める小高い丘の中腹の家につく。

 途中買い込んだ食料品を、テーブル一杯並べて交流宴会が始まる。人数が多いと支度も早い。打ち解けた話がすすんで、日中の疲れで早めの就寝としたが、海から吹くはずの風が吹かず全く凪状態で、やむなく扇風機をかけっぱなしで寝ることになった。

 夜中の涼しい風には恵まれなかったが、横になって眺めた上限の月が縁側からの景色のど真ん中を占めて、ビル群のほんのわずかな空間から見る月とは違った風流さを味わうことができた。

 初日、呉の駅前で会場までの地図を見ていたときに、「労釣…」の手製の案内看板をもって、近づいてきた労釣の会員さん。ちょっと感激でした。総会後の案内やもてなしまで、とても世話になり感謝、感激の旅となった。

2012年8月25日土曜日

危ない、危険はごめん

 ジェットスター(格安航空会社)が、ブレーキの不具合で「折り返しの便」を欠航した。天候以外の理由で欠航したのは73日就航以、降7回もあるそうで、安心できない。

 そのうえ、行く先に整備士を置いていないので、成田から派遣とのこと。安かろう悪かろうではまずい。国鉄が分割民営化されたあとも、事故は非常に増えている。「サービスに廉価」はだれしもが望むが、収益優先が事故では話にならない。ベテラン社員を切り捨てている日本航空は大丈夫だろうか。

広島で途中下車

 釣りの会の総会が呉でもたれるので、一日前に出発することにした。ほんらいなら、海の釣りでもやってみたいところだが、段取りが取れなかった。

 折角のチャンスだから、原爆ドームを見ようと広島駅から路面電車に乗った。家族連れや外国人がめだったが、若者のカップルやグループが結構いた。暑い中、ボランティアの話を熱心に聴いている女の子も。原爆ドームを中心にして写真を取ったが、どこからも後方にビルが入ってしまう。存続が問題になったこともあったが、歴史の証人にビルはいらないがなと思った。










2012年8月23日木曜日

釣りの楽しみ、釣って食べる楽しみが


  昨年の10月の時点での、文科省の航空機モニタリングがある。福島第一原発j事故で全国各地に降ったセシウム量を調べたものとされている。このセシウムの数値が大きい順をみてみると、所属する釣りの会が釣り場としているところと、ほとんど重なる。

 魚に関する放射能汚染調査は、漁業権魚種のみしか対象とされていないから、ハゼ、手長エビ、メゴチ、ヤマベなどは調べられていない。どんな魚であれ生態系の一部を占めるのだから、それぞれが生息する状況の中でどれくらいの影響を受けているのかは、調べてもいいことだと思う。

 その集積の上で、全体の評価にも影響してくるのではないだろうか。これから先、人に対しての影響がどうだったかが明らかにされなくてはならないだろう。放射能汚染が影響している場合の検査は、制限されているとも聞く。どこにどれだけ蓄積されて、どう変化しているのかという測定を続ける必要は大いにあると思うのだが、国や自治体の動きはよくない。

たまたま訪れた東久留米市役所には掲示があった


中村隆市ブログ「風の便り」から転載
東京新聞2011103日→ 東京新聞
セシウムの数値が大きい順に並べてみました。   
宮城、福島両県はデータなし
単位:ベクレル/平方メートル
茨城県 40660.0
山形県 22502.0
東京都 17318.0
栃木県 14490.0
埼玉県 12480.0
群馬県 10320.0
千葉県 10095.0
神奈川県 7730.0
岩手県  2973.0
長野県  2492.0





2012年8月22日水曜日

命尽きるまで山越え

 岩手の仙人が夜間にトイレに行く途中で転んで、歯を折ったと従妹から連絡があった。食欲もあるというから心配はなさそうだが、暮れ以来腰を二度も痛めたりして、危なくなったものだ。高齢によるところなのでやむを得ないこともあるのだが。

 こちらの義父は、見舞いでみたところちょっと不機嫌に見える。強心剤の点滴も止めて、心臓に負荷をかけているということだ。人工呼吸器もはずれたので、心臓も含めて自力で働いている。身体はきついのだろう。

 入院前に歩行器でようやく歩いていた状態だったから、その上の状態には回復しないと何回も説明を受けているが、今後はどういう看護になっていくのか、できるのか、リハビリを含めた病院との関係など、考えなくてはならないことが続く。

 手術自体も危険だし、いくつも危険な山があると医師から説明をうけていたが、冠動脈の血管を修理して以降一路順調に回復してくると大丈夫なんだなという気が大きくなってくる。日ごろは「医者はあてにならない」と悪口を言うことが結構あるが、こういう優れた機器を使ってかつまた篤い看護で具合がよくなってくると、信頼の気持ちが湧いてくる。

 体中に心臓の補助や呼吸のためのパイプ、輸血から栄養剤、強心剤などを注入して、モニターを4台もつけていたころから想像もできなかった。 

2012年8月21日火曜日

明るい話は共有したい

 レスリング金メダリストの吉田薫さんが「工事現場の人がパレード」を見ていたけど仕事をしていなくて大丈夫なのかなと思ったと語った。

 大阪市では外勤からの帰庁途中に喫茶店に10分程度、喫茶店に立ち寄ったのは職務専念違反だということで、懲戒処分にした。民間ではその程度のことは大方認められていると弁護士さんが言う。

 外勤の場合は労働基準法で認められている、休憩時間もとることができないのが実情だ。そんなことはわかっているだろうに、「公務員と公務員の組合をのさばらせておくと国が破たんしてしまう」という橋下市長の特異性によるもののようだ。

 事の始まりは、市民通報だとのことだが、公務員と住民との「対峙関係」を煽り立てることで、様々な公務サービスを切っていく手法には要注意だ。橋下市長はツイッターを得意とするが、連続して打ち込みをして、一定箇所を占拠することも多い。

 彼のツイッターが流れる時間帯は、必ずしも公務員の勤務時間外ではない。パレードを見たらその時間だけ賃金カットになるという社会が当たり前になる、とは考えたくない。

2012年8月20日月曜日

議員なんかなりたくない

 小学校6年生のアンケートでは、将来なりたい職業5位までの中に「政治家」はないらしい。政権に着いたものと、ひっくり返そうとする「野党」議員のテレビ映りがどんなみっともないかという現れと言えそう。

 オリンピックが終わって、今日は凱旋パレード。50~70歳代の女性が多かったという報道もある。50万人が集まったと報道してる。メダルをもった選手たちは、やっぱりいい顔している。これだけの人気を、うらやましいと思っている時期の議員候補者たちもいるんだろうな。それ以上に「候補者工作」なんかもやるかもしれない。

 議員活動ではないといいつつ、尖閣列島へ乗り込んで「一人の人間として」マスコミに売り込んでいる連中もいる。出身の自治体の住民に必要な活動がよっぽどないと見える。そんなことで小学6年生のアンケート回答が変わるとは思えない。ところで今日の50万人参加者数に「警視庁発表」ってのはないんだろうか?

2012年8月19日日曜日

知的な潤いで満たされた

 案内をいただいた須山敦行さんの「風景スケッチ展」を見に行った。バイクに乗っていった先でスケッチをしたもので、いわゆる絵葉書的な風景とは一味違う図柄を描いたものだった。

 自分もそういう景色が好きだから、親しい感じでみることができた。淡い色と線で描いているので、カメラで撮る「ピントぴったり」とまったく異質な自由さと柔らかさを感じた。

 その上に、俳句をたしなんでおられて、もし自分ならワザとらしくひねっくってつくるであろうところを、ストレートで端的に表現されているので、とても好感をもてた。余韻を味わいながらの帰り道、喫茶店で暑さしのいだが、店を出たときは未だ夏を感じさせる太陽がきつく照らしていた。

日本が馬鹿にされているとしたら


 日米安保体制の弱体化が「一斉」領土問題を起こしているという考え方はどうなんだろう。オスプレイの配備強行を巡って、安保条約への言及もでてくる状況を言っているとしたら、それこそこれまで、一向に進展できなかった領土問題の経過を見ない議論ではないかと思う。

 これまでの歴史を元にした「交渉」をやればいいいのに、やってきたのは「棚上げ」だった。棚からおろして二国間で話し合うという当たり前のことがなぜできないのか。安保体制、自衛隊、海上保安庁、警察力の発動だけを頼りにしか考えられない発想がそうさせてきたのではないか。

 日本が足元を見られたとしたら、東日本大震災後の対応や、世論に抗しての原発再稼働、アメリカ軍の主張丸のみのオスプレイ配備、なによりマニュフェストを放り投げた民主党政府の態度と、これだけあれば日本の政治は十分に馬鹿にされる。

 率直に言えば、これまでやれなかった政権に代わってもらわなければダメだと論理的には言える。

2012年8月18日土曜日

外れない報道をお願いします


 今日の朝日新聞天声人語に、大阪維新の会について書いている。橋下氏の動きに「思想は保守、小さな政府と分権、手法はトップダウンだろうが。まずは彼らが描く日本と公約見定めたい▲A党派イヤだからB党、B党がダメなのでC党……。かれこれ20年、有権者は早指し将棋よろしく『直感の一票』を投じてきたが、いよいよ長考の時である。むろん新聞やテレビも。次が「外れ」なら国が詰む。」と。

 橋下氏がやっていることや、「維新八策」をよく見て考えろと言いたいのだろうが、それなら大手新聞社が、十分な有権者が戸惑わない記事を構成すべきだ。「直感の一票」はマスコミ自身が、新党が出てくるたびにを持ち上げて、報道したことだ。自覚されていないのか。

 「長考の時」を新聞テレビがのんびりしている場合ではない。有権者、国民生活への影響に視点をあてた記事をどんどん書いてもらいたい。「次が外れなら国が詰む」は国民生活よりも「経済」(財界)への心配か。消費税増税も煽り立てて、強行に手を貸したことは忘れてませんよ。大飯原発の再稼働、危険なオスプレイの唯々諾々配備容認、これだけで十二分に「外れ」だ。

2012年8月17日金曜日

経済誌も無視できず斜め書き…官邸前集会


 一向に書かなかったマスコミが書き始めた 


 首相官邸前で毎週金曜日に行われている反原発デモは開始から4カ月経っても熱気が冷める様子はない。政府が原発再稼働の方針を固めた4月に始めた際の参加者は数百人程度だったが、徐々に増加。関西電力の大飯原発再稼働直前の6月29日には、主催する市民グループ「首都圏反原発連合」発表によると、20万人が詰めかけた。7月29日に行われた国会議事堂前のデモも同様の規模になったと主催者は見る…

と書き出し、

記事中に
…共産党や労働組合が中心となった従来型の脱原発運動と一線を画したことで、子連れの女性や会社員など、これまで脱原発運動とは疎遠だった人々が集まりだした…
という論評を加えている。

 「7.16さようなら原発10万人集会」では、政党の旗も、労働組合の旗も翻っていた。一緒にやれる集会もいいものだと感想もあがった。だいたいこういう集会で万単位の人たちが集まっても、新聞記事の隅にさえ書かず、テレビ報道もしなかったったマスコミの対応には、政党も労働組合も参加者皆怒りを感じていた。

 官邸前の大飯原発再稼働反対の集会の参加者も増えに増えて、自前のネット報道までするに及んで、やっと報道を開始したのが実情ではないか。集会の持ち方もさまざまな工夫されていているのも、参加者を増やしていることも間違いないが、報道する側にいるものが「日本のあるべき将来像」にしっかり目を据えて向かうべきだ。もっとも「経済誌」では望むべくもないか。

2012年8月16日木曜日

生命の重み感じて

 半分眠らされて安静を保っている義父。付けられている器具が沢山で、痛々しい。なにか言いたそうにするが、咽喉にパイプが通っているからままならない。刺激をしすぎると心臓に負担をかけるから、声掛けも控えめにする。

 モニターに囲まれて、画面を見ながら作業する看護士さん。その数三つある。心筋梗塞を直すのが目的の今の治療だが、自力で生命維持をさせるための補助装置。命の重みを感じる。

 それにつけても、命を粗末に扱うことが多すぎる。危険な原発の稼働を、承知でやるのも生命の軽視。命が大事だと思い知った戦後を思い返すことも大切だ。「反省ぬき」に歴史を振り返る報道も多い。ここにも、生命の尊厳への考え方が問われている気がする。

 大津市長が襲われて、怪我をした。いじめをなくす対応に、責任をもっていることは確かでも、暴力で解決するというのは「絶対にダメ」という発想を持たなくてはいけないのだろうと思う。

 魚釣島上陸で、摩擦が起きる。この機に乗じて、警察のピストルの数が少ないだの、巡視艇の作りが弱いだのと動き出す、議員もある。正面から話し合える政府ができないといけないのだろう。

 危機を煽って「武力行使」などということでは、「命」の軽視に陥ってしまう。

2012年8月15日水曜日

終戦67周年の思考


 戦中戦後を生きてきた普通の人=義父が集中治療室に入った。
 今日の朝日新聞のトップ記事は「橋本新党旗揚げへ」だ。日本の経済にも生活にも大きな影響を与える消費税増税強行しか「決められない政治」を進めてきた政党から、またぞろ「あたらしい政党づくり」が画策されている。しかし今度はちょっと異質だ。

 義父が持っていた切り抜き(コーピー)があった。
 昭和231123日読売新聞社説 東京裁判の意義
…いかなる場合でも戦争は決して外部的必然のみによって観るものではない。しかるに彼ら野心的軍人や煽動政治家は、常に戦争必然論を唱え、いわゆる危機が国民の頭の上に覆いかぶさっているような錯覚を与え、遮二無二国民を戦争に駆り立てたのだ。…だが、もしも国民が本当に民主的精神を体得していたならば、また、もしも言論の自由が本当に認められていたならば、断じて国民は彼らのためにこのような戦争に投げいれられなかったであろう。…

 戦争を起こしてはならないという決意を表したものだと思う。そして民主主義の大切さを言っている。67年たった時点でこのことが、十分生きているのかどうかを考えざるを得ない。

 「市政改革プラン素案」について、橋下大阪市長は「非常に重要ですので、どんどんご意見をいただきたい」と述べた。これには過去最多の2万8千件の意見が寄せられ、うち94%が反対の声でというもの。

 「素案」は、敬老パスの有料化をはじめ、全世代にわたって市民施策に大ナタをふるうというもので、橋下市長の公約にはなかったが、当選したら何をやってもいいと言う。「パブコメ(公募した市民の意見)は読んでいない。(報告は)詳細には聞いていない」。

 「パブコメは文句を言いたい人だけが言ってくる仕組み”賛成する人はわざわざ出してこない。市民も暇じゃない」と言い、提出した市民を暇人よばわりし。その上「それが市民の声と言ったら、政治は機能しなくなる」とま言い放った。


「戦争」が表立ったテーマにはなっていないが、民主主義をなんとも思わず真っ向否定する、このスタイルが国政にまで反映するとなると、非常に危険な政治を迫ることになる。自分の所属する政党が壊死していくのは、国民の意向を反した政治信条が誤っていたことで、なお看板を塗り替えて、「民主的精神を体得しない」となれば、大きな負の財産を背負った戦争の反省は、無に帰すことになってしまう。


2012年8月13日月曜日

仙人の棲家の上を飛ぶオスプレイ


 我が仙人が住む岩手山山麓滝沢村。この春先には、イワナ釣りで豊かな自然を満喫させてもらった。ここがオスプレイの低空飛行ルートになっていた。グリーンルートと名が打ってある。

 このルートには青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島の自治体がある。岩手県では八幡平市、滝沢村、雫石町、西和賀町が入っている。自然の環境が十分残って、著名な温泉もあり、豊かな放牧地や観光地が存在する。

 ピンク、オレンジ、パープル、イエロー、ピンクと銘打つ各ルートで、日本列島を「自由」に飛びまわるという。それも、今回のオスプレイ配備に伴う「環境レビュー」で初めてルートを明示されたということ。これまでも「自衛隊の訓練空域」では、まったく勝手な低空飛行訓練をやっていた。

 こんなことが黙って許されていいものか。米中部のニューメキシコ州、コロラド州では、オスプレイや特殊作戦機の低空飛行訓練について、住民の反対で米空軍が無期限の延期措置をとった。
 
 アメリカで住民の意向を取り上げる民主主義が存在するのに、日本でできないわけはない。政府が、アメリカに対してその意思を言うことができればという話だけど。「決められる政治」が求める一つだ。


オリンピック招致で「閉塞」は破れない


 オリンピック招致で東京都が4000億円の準備金を用意しているのだそうで、日本で開催すれば、いまある「閉塞感」を打ち破ることができると言っている。

 閉塞の元をただせば、大飯原発の再稼働を強引に進めたことだし、消費税増税を強行成立してしまったことや、オスプレイの配備をアメリカの意向そのままに配備をしてしまうといったことだ。外交も酷い。北も南も領土問題が解決を求められているのに、話し合い一つできない。

 これは長い間の自民党政治から積み重ねられたものだから、そこからどう切り替えられるのかが「閉塞感」を破ることにつながること。イギリスのロイターの記者は、「消費税増税法案を成立させたのは、良いかどうかは別にして、(決められない政治を)ひとつできた」と表した。

 世論調査の少数意見をすすめているのが今の政治で、そうすることができるのが小選挙区制中心の選挙制度だ。「閉塞感」の元は、元から断たなきゃダメ。日常の生活に明るさを見出すことができない。いいことは一つもないと言えるほどだ。

 オリンピック招致で、関連企業は仕事が入って利益を上げることができるだろうけど。その企業は従業員の賃金をはずむだろうか?絶対にそんなことはない。スカイツリーでは東武資本が独り勝ちといわれている。ビックなしかけで潤うのは一部の企業でしかない。「閉塞感」は破れることはない。

2012年8月11日土曜日

後で消せれば、放言OKでは


 橋下市長が任命した大阪市淀川区の榊区長がツイッターで、自分を批判した人に「アホか、相当暇人やな」と書き込んだ。橋下氏は「一般の有権者にアホとかバカとかの言葉遣いは行政職としては許されない」と言いつつ「ツイッターでの不親切な発言なら事後的にただせばいいのかなと思っている」と庇った。

 ご本人はツイッターを打ちまくって、「放言」を得意としている。公募区長として選んだ責任は当然ありだ。メールや書き込みで言葉を誤って書くことはあるが、アホ、バカ呼ばわりは絶対にない。ごく普通の常識だろう。


 デジタル時代に、書き込んだ誤りを修復するツールはなににつけても設定されている。そうでないと、交流と情報伝達の役を果たせない。しかしだからと言って、後から直せばいいやというのでは、やっぱり程度が知れる。

2012年8月10日金曜日

オスプレイが安全だというアメリカの説得は危ない

 オスプレイは操縦ミスが原因で墜落したので、機体には問題がないというアメリカ側の説明。これはおかしい。自動車事故の場合も、車の部品の不良でリコールがしょっちゅうある。事故が起きて原因が調べられた結果で、改良がくわえられる。三菱乗車でも「欠陥車事件」があったし、アメリカでも国内でも、日本の車の欠陥について、問題がしょっちゅう起きている。

 事故が起きた当座は、運転者責任が被せられている。自動車のシステムに人が慣れていないために起こるとされてしまう。自転車の場合は、車両でありながら走る道路がなかった。事故があまりに多いということで、やっと「自転車道路」を別に作ることを「公式」に取り上げた。行政怠慢の「真骨頂」。

 航空機は自動操縦だが、危険な時には手動に切り替える。この切り替えが機能を発揮しなくて墜落したこともあった。運転者責任になっていれば、メーカーの責任も、責任を持つべき官公署の反省もいらないということなる。

 第三者機関でない当事者が、あれこれの説明をしても、そのまま信用はできない。本質は「軍隊用の輸送機」なのだから、殴り込み部隊と称される。日本の基地が、戦争を仕掛ける場として強化をされることになる。技術的操縦ミスや機体の欠陥にとどまらない大きな「安全」問題だ。

2012年8月9日木曜日

近い将来、近いうちの混濁政治

 7つの野党の合意で、泡を食ったんでしょう。三党合意というのをもう一度塗り替えて、取り繕った。「近い将来に解散」と「近いうちに解散」を違った解釈にしていくという話。「首相が交替すればなかったことに」と輿石幹事長がいう。民主党も液状化状態に見えてきた。

 野田総理と谷垣総裁は30分間何を話していたんでしょうか。公開しないからなんでも勝手に解釈してもいいんでしょう。写真を評価をするとき、「ああではないか、こうではないか、いやこうだ」と想像させてくれる写真が面白くていいとされます。

 会談をやった場所は、さる料亭か、いや今ならホテルかな?どんな顔つきと顔色していたのかな。事前には経団連の米倉会長から電話が入っていたでしょうね。とりあえず、7野党の不信任案は否決しなくては、消費税増税法案が通らなくなる。それはまずい。お二方とも、財界からの要請には真摯に受け止めることを本旨としておりますだけに、ここは一番手を組みましょうとなった。握手!いや、もっとあるでしょう30分なら。

 今日7野党不信任案は中継もされなかったようだ。明日早朝は、なでしこジャパンの決勝戦がある。そして消費税増税法案の成立が意図されている。なでしこジャパンには金メダルを取ってもらいたいと思う。しかしそれが銀メダルだとしても、明日はこの話題がマスコミ「ハイジャック」となる。なでしこジャパンの勇女たちに言いたくない。「あなたたちの栄誉の日、裏で消費税増税法案が成立した」とは。スポーツの精神とは程遠い日本の混濁政治。
覚えておきましょう。「解散は 近い将来 近いうち」。

追伸
今日はハゼ釣りだった。記事は→こちら


http://9202.teacup.com/tokyoturi/bbs?